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2021年1月21日

21/01/21 夕陽

夕陽を見ようと高御位山に上がりました。

沈みゆく夕日とオレンジ色に染まる播磨灘

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2021年1月10日

10/01/21 氷のオブジェ

雪彦山、出雲岩~大天井岳~地蔵岳~虹ヶ滝周回しました。

見事な造形の雪彦川の滝

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2020年12月29日

29/12/20 夕陽

夕陽を見ようと夕刻より高御位山に上がりました。

高御位山山頂より天空を見上げる

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2020年12月26日

26/12/20 しづか

雪彦山、虹ヶ滝~地蔵岳~大天井岳~出雲岩周回しました。

大天井岳より明神山、播磨灘を望む

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2020年12月20日

20/12/20 湿雪

雪彦山、出雲岩~大天井岳往復しました。

夕刻に出向いた万葉の岬でみる夕景

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2020年12月5日

04/12/20 見事な夕景

これまでに、ここで見た夕陽の中では一番でした

児島半島付近に沈む夕陽

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2020年12月2日

02/12/20 夕陽

高御位山から夕日見学

関西電力・姫路第二発電所煙突から立ち昇る煙と夕陽

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2020年11月21日

21/11/20 単焦点レンズの威力

これこそが超広角の威力か。

雪彦山・大天井岳より南望

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21/11/20 ほぼ終わり

雪彦山、虹ヶ滝~地蔵岳~大天井岳往復しました。

地蔵岳より見下ろす雪彦川沿いの黄葉と東稜上部

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2020年11月19日

19/11/20 単焦点のレンズ

今さらながらかな・・NIKKOR Fマウントの単焦点レンズ導入しました。

AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED + D810

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2020年11月5日

05/11/20 ブルーアワーの高御位山

街の明かりの彼方にライトアップされた明石海峡大橋

晩秋から冬にかけて、瀬戸内海に沈む夕陽は素晴らしい

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2020年11月3日

31/10/-02/11/20 常念山脈(三股、前常念岳から中房温泉)

パタゴニア

初冬の北アルプス・常念山脈、常念岳~大天井岳~燕岳行ってきました

聡明の槍・穂高連峰

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2020年8月17日

17/08/20 YAMA HACK

パタゴニア

表題サイトにて自身が撮った画像が使われているのを今日になって発見しました。


鷹ノ巣山から見る瀬戸内海に沈む夕陽

失礼ながら『YAMA HACK』がどのような存在かは、まったくと言っていいくらい知りません。

そんなサイトですが数ある画像の中から、あえてこちらが撮影した画像を使っていただいき嬉しい限りです。

もちろん決して違法な使用ではなく、それなりのルートを経て当該画像を入手して使用されています。

YAMA HACKの高御位山紹介サイト
https://yamahack.com/3758

自身のその日の記録
https://album-diary.blogspot.com/2017/01/071017.html



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2020年2月1日

01/02/20 ハローキティー新幹線

パタゴニア

ハローキティー新幹線を見ようと姫路市南東部に位置する麻生山(播磨小富士)に上がりました。


南西に御旅山と家島、小豆島

ここに上がるのは約二年ぶりで、その時は間もなく任務を終えるエヴァンゲリオン号を見るためでした。

後任としてダイヤに組まれたのがハローキティー号で、バトンタッチしてすでに時間はそれなりに経ちましたが、時間のない合間を縫って今日、出かけてきました。

見通しはそこそこよくて、瀬戸内海の播磨灘の向こうには明石大橋や淡路島、鳴門大橋、小豆島がくっきり見えました。

もちろん家島諸島もです。


標高はわずかに173メートルですが展望にはすぐれています


短い登山路ながら行場のようなところもあり
何か所か、こんな石碑もあります


南北に長い山頂部の北の端に建つ神社


南西側、アンテナの立つ仁寿山、御旅山と播磨灘に浮かぶ家島諸島、小豆島


アンテナの林立する仁寿山山頂と姫路市南西部市街地


御旅山と関電・火力発電所煙突、家島本島、西島、小豆島


東部播磨平野と明石海峡大橋


鳴門海峡大橋
ここからだと東西の橋柱がどちらも見える


姫路市街地、手柄、手柄山中央公園方面


姫路駅に入線する、お目当てのハローキティー新幹線
上は琴丘高校


ピンクの車体が街中に映える
対して姫路城は時が経つごとに白さは薄れる


かつてのエヴァンゲリオン号は列車としては暗い印象だった
お城については屋根の漆喰の白さが日を追うごとに薄れ行く模様


市川橋梁手前で下り『のぞみ』と離合

それよりも、超暖冬の今冬にあって、ようやく降った感の北部山岳地域の冠雪した白い山肌が印象的でした。

白い氷ノ山もバッチリ見えて、この時ばかりはスキーをしたい気持ちになりましたが、どうもイマイチその気になり切れずにいるのは、どうしてでしょう・・・。


白い姿が確認できた三ノ丸~氷ノ山
右の丸いコブは明神山山頂部


姫路市街地の中に姫路城
八丈岩山、書写山・ロープウェイ山上駅と後山~舟木山~駒ノ尾山


下山路から見る姫路市四郷町や別所町の街並みと桶居山連山


同、鷹ノ巣山、高御位山



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2020年1月5日

31/12/19 タイ北部、チェンマイのカウントダウン

パタゴニア

新年へのカウントダウンはチェンマイのターペー門で迎えました。


チェンマイを代表するスポット、ターペー門


無数のコムローイが飛ぶチェンマイでのカウントダウン


広場にロウソクで描かれた『CHIANG MAI』の文字
夜8時過ぎは、まだ足の踏み場程度はありました

ターペー門の人出は想像をはるかに超えていました。

飛び交うコムローイの数も同様で、想像できないほどの数のランタンが上空へと飛んで行きます。


となりに居合わせたのは日本人のグループだったようです


航空機の運航に支障をきたすのもうなずける数の多さ

因みにコムローイは大、小があり、それぞれ100THB、50THBなので周辺で売っている人を見つけて購入すれば誰でも手軽に参加できます。

着火も、自らわざわざ火種を持参しなくても誰かしらが手助けしてくれるので問題ありません。

カウントダウンのイベント自体はいかにもローカルで、こじんまりした感じですが、人が集まれるエリアが知れているので、その場の人口密度が高くランタンに火を点ける作業も必要なのでさらに密度が増したようになります。

一人では火を点けることができず、だれか他の人の手を借りなければならないのが悪いところでもあり、また、これこそがこのお祭りの良いところなのかもしれません。

自分の手から離れたランタンが空高く飛んで行く様は壮観です。

本番のお祭りがこれ以上の賑わいなら、さらに想像できない盛り上がりでしょうね。

ただ、ランタンを上空高く舞い上げるという、お祭りの起源を知らないのは、ちょっと失礼な気もします。



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2019年12月15日

15/12/19 彩雲

パタゴニア

夕陽を見ることを目的に高御位山に上がりました。


瀬戸内に沈みゆく夕陽

日の入り前には、ここでは見たことのない彩雲にも出逢えたことも手伝って、久しぶりに当たった感満載の素晴らしい夕陽を見ることができました。

彩雲自体はわずかに小さなものでしたが茜色に染まり始めた空に映し出された壮大なショーはカラフルな色彩で目を楽しませてくれました。


たそがれの播磨平野と明石海峡大橋


野焼きの煙に包まれる阿弥陀小学校


姫路市街地上空に現れた太陽右面(北側)の彩雲
このあと播磨灘(南面)上空にも出現


播磨灘上空の彩雲
右に家島諸島・男鹿島と小豆島 彩雲の下方は対岸の讃岐山地稜線


瀬戸内海に浮かぶ香川県豊島付近に沈む夕陽


日の入り後の家島諸島、小豆島と瀬戸内海の様子



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2019年11月14日

14/11/19 黄昏の風景

パタゴニア

毎年の年中行事になった瀬戸内の晩秋の光景を今年も撮ってきました。


瀬戸内に沈む夕日

この時季は夕日はまだ牛窓付近の陸地に沈みますが、次第に南になり、やがて豊島付近に沈むようになります。


夕日に照らされる明石海峡大橋


同、姫路城


アーベント・ロートの高御位山


パナソニック姫路工場、関電・火力発電所煙突と彼方の瀬戸内に沈む夕陽


イルミネーションの明石海峡大橋


たそがれ時、通り過ぎる新幹線や姫路バイパスを過ぎ行く車列



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2019年11月5日

03-04/11/19 燕岳と大天井岳

パタゴニア

北アルプス、燕岳と大天井岳に大天荘泊で行ってきました。


中天井岳で見た巨大ブロッケン
昨年は大きな影天井だった

昨年も小屋閉めのこの時期に大天荘に出かけましたが、今回はルートを変えて北の中房温泉を起点に合戦尾根から燕岳に登ったあと、表銀座縦走路を大天井まで歩くルートで出かけてきました。

一ノ沢からのルートは19年ぶりでしたが今回の合戦尾根からのルートとなると、その倍の38年ぶりです。

わが人生において、これほど長いスパンの空いた出来事はないのではないかと思えるほど恐ろしく年を取ってしまったのですが、この年月が邪魔をするからか、そもそも記憶力が悪いかは別にして、ハッキリ言って当時の中房温泉のことは何一つ覚えていないのは、かなり悲しい。

温泉は当時からあったでしょうが、あたりの様子どころか建物があったかどうかさえ分からない。


合戦尾根、中房温泉登山口
下山時写す

唯一は登山届を提出する際、声をかけてくれた方がいたような・・・。

もちろん、今のようにマイカーは持っていなかったので穂高駅か有明駅あたりから路線バスでそこに向かったはずですが、あのクネクネ道も含めて記憶にありません。

すごい道をバスで来たものです。

合戦尾根で覚えている数少ないことは、所々にベンチがあって登りやすかったような気がしますが、登山路もあんなに広い場所があったかどうかさえ覚えてなく、特に急登のイメージも残っていません。

強いて言うと、着いた合戦尾根の頭の燕山荘のテント場が夏の早い時期だったことでまだ雪に覆われていて、雪上にテントを張ったような。

場所も今のようにきちんとした区画はなく、もっとアバウトな天場だった気がします。

それよりも稜線に出た途端、裏銀座の山々が目に飛び込んでいたとしたら、それさえ覚えていないとなると(実際に何も覚えていないのです)若いときはどんな感覚で山に来ていたのか、自分のことですら理解できないです。

その後、槍ヶ岳まで縦走して槍沢を上高地へ下山したのですが、新調した革の登山靴が足に合わず、本来、穂高岳まで縦走の予定を変更した、ちょっと苦い思い出のあるのが今回の燕岳です。

表銀座縦走路というルートも、あんなに大きく見える槍ヶ岳でさえ、この付近から見えていたかどうかはっきりしません。

足のことが気になって、それどころではなかったのかもしれません。

ただ、大天井岳~西岳で至近に見る北鎌尾根の威圧感は今もはっきり覚えています。

ということは大天井岳までにも槍ヶ岳は見えていたはずなのですが、この辺りの記憶もあいまいなところです。

で、昨年は常念乗越からで今年は合戦尾根から大天荘の小屋閉めを狙って、絶景に逢いに行ってきました。

絶景の結果は、十分合格ですがもう少し頑張りようがある点数にすると80点くらいはあげれそうな上々の景観でした。

足りなかったのは未だここから見たことのないモルゲンロートの槍、穂高連峰をこの場から見れなかったこと。

冠雪しているところまでは良かったのですが、寒気のせいで朝の日の出の頃だけ東の空や連峰もガスに包まれ、時間経過とともに晴れ渡った空が恨めしかった。

ただ、ガスとセットともいえる大きなブロッケンや、その後は好天下の素晴らしい峰々を見れたので十分です。

星空も合格点ですね。

月の入り時間が22時を過ぎてからだったので、これに合わせたかのように上空を覆っていた雲が晴れたのは嬉しかったです。

これに気をよくして翌朝までこの天気が持ってくれることを期待して寝床に就いたのですが、そんなに上手く行かないです。

でもね、あちらこちらで遭難事故の報も聞く昨今、これだけの風景を見ることができて無事帰宅できれば、もちろん何の文句もありませんね。

以下、時系列画像です。


その名のとおりの富士見ベンチ
右に甲斐駒ヶ岳、北岳、間ノ岳と続く
さらに右手に塩見、荒川、赤石、聖の南プス・オールスターズも


東天井岳~大天井岳と縦走路の上に中岳~槍ヶ岳


振り返れば低くなった有明山と遥か浅間山
下方の小ピークは合戦沢の頭


大天井岳の右に奥穂高岳も見えてきて槍ヶ岳まで見えるようになる
縦走路右端に蛙岩


燕山荘前、裏銀座の山並みを望む天空のベンチ
二日目に撮影


優美な姿の北アルプスの女王、燕岳


ミーハーチックにイルカ岩と槍ヶ岳


燕岳山頂から北望してみる北燕岳稜線と
龍王、立山・剱連峰、針ノ木岳、蓮華岳や鹿島槍ヶ岳まで


蛙岩と、見えてきた前穂高岳(左端)から槍ヶ岳・北鎌尾根までの槍・穂高連峰


保護色の紋様のため分かりにくいものの
撮ってと言わんばかりにポージングのホシガラス


大天井岳山頂からは圧巻の光景
右に白山も


日没後の空の様子


灯りのついた大天荘と直近の大天井岳山頂


時間経過とともに北の空から雲が晴れてきた


穂高連峰と中央アルプスのシルエット
吊り尾根下方の灯りは涸沢


前穂高・北尾根、前穂高岳、吊り尾根、奥穂高岳、ジャンダルム、
北穂高岳・北穂高小屋、大キレットと飛行軌跡
下方は涸沢ヒュッテの灯り


月の沈んだ深夜に満天の星空


北望してみる星空
下方、中央左に立山・剱、中央に針ノ木、蓮華、鹿島槍と続く
右下の灯りは燕山荘


日の出
瞬時のできごとで、こんな幻想的な朝陽は初めて


ブロッケン
中天井岳に居たのは一人だけだったので、それも幸いしたかも


朝の光景が嘘のようにスッキリ晴れ渡った
南岳、中岳、槍ヶ岳と北鎌尾根、西鎌尾根


大下りの頭で


前穂を除く穂高連峰と槍ヶ岳へと続く稜線、北鎌尾根は高瀬渓谷へ落ちる


燕山荘付近からでも素晴らしい景観を目の当たりできる

下山後、一度は立ち寄りたかった田渕行男記念館へ。


所蔵品はもちろん見応えありましたが
建物も小じゃれてハイカラ

時間が許せば、もっともっと、のんびり、ゆっくりしたい空間が、そこにはありました。
(館内は撮影禁止につき画像はありません)



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2019年10月31日

31/10/19 瀬戸内に沈む夕日

パタゴニア

姫路港で瀬戸内に沈む見事な夕日を見てきました。


だるま夕日と過ぎ行く船

日中には黄砂が飛来したこともあって思うような夕日が見れないのは承知の上で出かけてみました。

ビューポイントに着いた頃は小豆島の島影はわずかに見えるほどで、黄砂の影響が見えましたが、時間とともにその影響は小さくなり日没が近づくとともに夕日の輪郭は鮮明になり、黄砂の影響どころか想像以上の夕日観賞となりました。


それぞれの時間


第三おりいぶ丸と夕日


このシチュエーションは初遭遇


だるま夕日の中の船舶


落日の刻



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2019年10月15日

13-14/10/19 双六岳と三俣蓮華岳

パタゴニア

三木・Yくんと鷲羽乗越、三俣山荘泊で双六岳、三俣蓮華岳に行ってきました。


双六岳より槍ヶ岳、北鎌尾根を望む
湯俣川で湧いた雲が滝雲となって西鎌尾根を流れ落ちる

just arrived !!


『 残 照 』
湯俣川の谷を埋め尽くす雲海と槍、穂高連峰 左、大天井岳

昨年来、何度もチャレンジしている黒部五郎岳登頂。

今回もそれを目的とした山行を計画したものの、やはり登頂できず下山となりました。

ご存じのとおり黒部五郎岳は黒部川の源流近くの山奥に存在します。

そもそも、そんな遠いところの山に一泊二日で行ってこようとすることに無理があるのは、年齢的なことも込めて、ある程度わかっているのですが、それとは別にあれもこれもと、つい欲張り山行になってしまうのも足かせの要因になっていることも承知の上です。

ただ、今となっては、それを抜きにした山行は考えられなくなってしまうほど大きなウェートを占めているので、足かせだからといって決しておろそかにはできません。

その山頂には今回も立てませんでしたが、今回ばかりは足かせの筆頭株、カメラの威力を今こそ発揮させるための、この上ない素晴らしい景観に出逢うことができたのです。

写真や画像でしか見たことのなかった光景が眼前に繰り広げられる、まさに「ヤバい」光景に出遭ってしまったのです。


冠雪の槍、穂高連峰 '18.10.21

鏡平の素晴らしい光景は、ある意味、昨年の山行で目の当たりすることができました。

双六岳からの光景も、同じく昨年の同じ山行で見ることができました。

今回は、それらの光景のさらに上を行く、山小屋の人に言わせても「かなりイイ」レベルの、年に数回しかないような素晴らしい光景を目にすることができたのです。

昨年の風景は前日の冠雪後のピーカンでした。

ピーカンはピーカンで、もちろん素晴らしい山岳風景を見せてくれました。


冠雪の双六岳頂稜台地と北鎌尾根、槍ヶ岳、大喰岳、中岳 '18.10.21

ただ、上には上というか、季節毎のというかがあって、今回は、高瀬川の源流域の支流である湯俣川を埋め尽くす見事な雲海が素晴らしい演出をしてくれました。

季節的に雲海は秋に出やすいとしたものですが、これまでの秋の山行では天候に恵まれる日はあっても、雲海はおろか、たなびく雲も見たことがないような気がしますから今回のような大きな谷を埋め尽くす雲海を見るのは、もちろん初めてのことです。

埋め尽くされたのは蒲田川ではなく湯俣川だったのもラッキーでした。

というのも宿は昨年は双六小屋でしたが今回は三俣山荘としていたからです。

鷲羽乗越から望むと、雲海の奥の槍ヶ岳・北鎌尾根までの大きな谷のすべてが雲海に包まれています。

雲海が生き物のように動くさまも素晴らしく、この光景は目にしたものにしか理解できない至上のものです。

午後に見た双六岳の景観も雲がイイ演出をしてくれて素晴らしかったですね。

蒲田川流域には雲がたなびき、湯俣川方面に湧いた雲が西鎌尾根を越えて滝雲となって流れ落ちるのが見えれば、これは何時かは見てみたかった光景そのもので、樅沢岳から槍ヶ岳を見た際の代表的な画にある現象です。

少し距離は離れていますが、双六岳からでも見応え十分です。

お天気は翌、お昼頃まで何とか持つだろうと考えていましたが、早朝どころか夜の明けない頃にすでに雨が落ち始めていました。

前日、日の入り後には上空に少し雲が出始めていたので、結局、この素晴らしい好天は時間にして、わずか8時間ほどで、その間に良いロケーションに居合わせたことで素晴らしい光景に出逢えたといえます。

千載一遇とは、まさにこのような境遇のことを指すのでしょう。

我が人生で、一度っきりの最高の自然現象に出くわすことができた今回の山行でした。


以下、素晴らしき光景の時系列画像です。


鏡平・鏡池より望む槍・穂高連峰


鏡池に投影する槍ヶ岳、大喰岳、中岳稜線


南岳・獅子鼻から大キレット、西穂高岳までの穂高連峰と奥丸山、眼下になった鏡平


双六岳山頂で目の当たりした第一弾目の至上の光景
蒲田川にたなびく雲が素晴らしい


北鎌尾根を従えた槍ヶ岳と西鎌尾根を流れ落ちる滝雲


南望すると秀麗な形の笠ヶ岳の彼方の雲海上に乗鞍や御嶽が浮かんでいた


雲海に浮かぶ別山~白山


表銀座縦走路の大天井岳から槍ヶ岳、中岳まで


丸山付近からみる槍ヶ岳の光景も秀逸


三俣蓮華岳のピークに達すると北鎌尾根・天狗の腰掛の左に常念岳も見えてくる


湾曲した標柱と槍、穂高連峰


北望してみる黒部源流域の鷲羽岳、ワリモ岳と最源流の岩苔乗越
鷲羽岳とワリモ岳の奥に顔をのぞかせるのは野口五郎岳と
左へ水晶岳、赤牛岳や立山、剱岳 その手前は雲ノ平・祖父岳


雲ノ平と薬師岳


これまで、これ以上の景観には出逢ったことはない
因みに、当地は当ブログトップ撮影場所とほぼ同じです


雲海に浮かぶ硫黄尾根と槍ヶ岳・大槍、大喰岳、中岳、南岳・獅子鼻


日没前後に見たこの光景こそが第一弾をも上回る至上、極上の光景


月光の大天井岳


シカ肉のジビエ・シチューをメインとした三俣山荘の豪華ディナー


月光下、早くもガスに覆われはじめた槍ヶ岳


ハイマツを縫って歩く場面ではコケモモらしき可愛い花が咲いていた


見下ろす樅沢の見事な黄葉


ライチョウさん


一日違いで大違い、見る影もない名ばかりの鏡池



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