2017年1月28日

28/01/17 伯耆大山、大ノ沢滑降

パタゴニア

兵庫三木・Yくんと伯耆大山7合沢を6合小屋へ滑った後、弥山から大ノ沢を桝水へ滑りました。


やや固めの7合沢を滑る

伯耆大山・大ノ沢はすぐ東隣りに位置する横手口沢と並び、一枚バーンの絶好の斜面を提供してくれる。

絶好のチャンスに恵まれ素晴らしいロケーションの中、やや緊張もしながらの滑降を楽しんだ。


先ずは7合沢で一本落とす


雪はやや固めながらご覧のスプレーが上がる


8合目まで来ると弥山尾根西面にできたうろこ状の雪紋が印象的だった
左は剣ヶ峰


きれいな漏斗状となっていた別山沢と甲ヶ山、三鈷峰、矢筈ヶ山

別山沢は魅力的に見えたがノドの先の状態が判らず却下。


あちらこちらに奇異な形のシュカブラ多数


弥山山頂


剣ヶ峰へ続く縦走路
画像クリックで左に見えるオーバーハング状の雪庇


冬には珍しく小屋外でお昼

小屋は覗かなかったのでどれほどの人が中にいたか不明ながら、この時期にこれだけの人が屋外にいるのを見たのは初めてかもしれない。


大ノ沢左岸稜にも魚のウロコを大きくしたようなデブリのようなシュカブラがいっぱい

左岸側はデブリのようなシュカブラに覆われていたので右岸側へと回避するときれいな斜面があった。

ただ、右岸側は日当たりが良く、すでに雪温が高くなっているようなので足早に滑り降りる。


右岸側より左岸を見る

ピナクル下まで来るとやや安心感も出て、同時に大きな斜面が眼下に広がる。


凍てついたピナクル


これが大ノ沢
右下(画像では上)に桝水スキー場が見える


大ノ沢上部と左岸稜の下方にピナクル


桝水原より見上げる大ノ沢と左岸稜
左岸稜の最下部の谷を滑り降りる二人のボーダーが見えた
画像クリックで別窓表示

今日の発見:
テルモスに淹れた熱い紅茶。

用意する際、砂糖だと思って入れた白い粉末が実は塩で、これでは到底飲めたものではないことがよ~く分かった。

量は少なくてもよく効きます。


gps track


左下、山頂避難小屋 上、桝水高原


桝水高原より見上げる


大ノ沢 gpstrack



HPは ようこそ『山のアルバム』へ

・・・つづきを見る

2017年1月21日

21/01/17 雪の雪彦山・虹ヶ滝

パタゴニア

雪に覆われた虹ヶ滝を見に行ってきました。


虹ヶ滝

雪の虹ヶ滝は一度は見ておきたかった。

元来、虹ヶ滝だけを見ようと出かけてはいたが積雪量が想像以上で、登山口手前の駐車場に車がないどころか、そこまで乗り入れている形跡さえなかった。

当然、登山者のトレースもなし。

普段なら30分強ほどで到着できる目的地なのに、今日は2時間近くもかった。

全く足を向けなかったので表登山道のことは分からないが、一般的に下山路とされる虹ヶ滝へのルートは昨日の降雪以降と思われる踏み跡はなかった。


雪のキャンバスに紅一点


出合い

積雪はこの付近でひざ下辺り。


姿を現せた岩峰群
冠雪した姿は見事だった


虹ヶ滝出合

さすがにこの状況では足の置き場にも困窮し、これ以上は基本、ムリ。

無雪期の地形、岩の様子を思い浮かべ、極力踏み抜きのないように歩く。

積雪はひざ上~太もも辺り。


虹ヶ滝

ようやくたどり着いた虹ヶ滝。


虹ヶ滝


降雪のおかげで水量は多い


落ち口付近


モノトーンの虹ヶ滝

今日、最も雪が深かったのがこの階段の取り付き部分。

堰堤部のコンクリートに雪が積もることなく落ちてきてしまっている。

距離は短いながら急傾斜なので初っ端のココが一番苦労した。


堰堤脇の階段
帰路写す

今日現在、駐車場のすぐ先とヘアピンカーブに下画像の通り倒木があり、車両の通過はできない。

これより上部は不明。


駐車場と登山口の間に倒木


登山口のすぐ上部道路でも倒木
真ん中、やや右にカーブミラー

これだけの積雪量になると雪の下になってしまっている木の根っこの登山路、岩場の通過はかなり危険度を増し、沢沿いでは渡渉箇所の選択も頭を悩ますことになるので、しばらくは登山回避したほうがいいと思います。



HPは ようこそ『山のアルバム』へ

・・・つづきを見る

2017年1月15日

15/01/17 養父市のゆるキャラ、やっぷ~

パタゴニア

今年の初滑りに養父市の氷ノ山国際スキー場に行ってきました。


養父市のゆるキャラ、やっぷ~

道中は大変だったし、現地に着いたのはすでにお昼だったしで、イイことはあまりなかったのですが、そんな中やっぷ~に会えたのは救いでした。

今日のイベントのメインともいえる焼き肉の整理券に間に合わずおいしい肉が胃袋に入ることはありませんでしたが、餅つき大会には参加もできたし、とっても美味しいお餅をいくつもいただけたので良しとしましょうか。

ちなみに養父市は『ようふし』ではなく『やぶし』と読みます。兵庫県では宍粟市(しそうし)と並び難読の自治体名ですかね。


今日の彼の寝床はココらしい
この数分後、彼の正体を私は見たような・・・き、が、す、る、、、。


やっ、ほっ、へっ、の掛け声とともにお餅をつき上げます
280年前から丹戸集落に伝わるお餅つきらしいです



とっても美味しいきな粉のお餅を、たくさんいただきました

そうそう、スキーをしに行ったんですよね。

今日は初めて、今どきのゲレンデ用のスキーを履いて滑ったのですが、これが素晴らしい。

道具は大したもので雪質が良かったことも相まって、すっかり上手くなった気分でゲレンデを後にしました。

が、、、次の山行が恐ろしい・・・



HPは ようこそ『山のアルバム』へ

・・・つづきを見る

2017年1月7日

07/01/17 麻生山から氷ノ山をみた

パタゴニア

小さな富士、小富士山から氷ノ山を見ました。


龍か鯉が天に昇るかのような第一火力発電所の煙
播磨灘に浮かぶ家島諸島・男鹿(たんが)島

姫路市南東部、白浜町の北に位置する小富士山(麻生山)は自身にとって御旅山と並び最も身近な存在の山ながら、ここしばらく訪れることはなかった。

昨日の夕景の良さの余韻か、まだ眺望がいいのではと、ここからなら見える氷ノ山を見ることを目的に約5年ぶりに足を運んでみた。

いつもの高御位山に比べると標高はそこよりもまだ低いが、こちらのほうが海岸線に近く、そのおかげで山頂からみる海や島、空の感覚は同じかそれ以上に感じることができる。

社殿のある北側で山頂部に上がり、南北に長い山頂部の南端に歩を進めると大きく広がる空と海が開放感を与えてくれる。

四国までは見晴るかせなかったが明石大橋や家島、小豆島はよく見えた。

よく見えたのはそれらだけでなく、北側に目をやると目的の氷ノ山があまりにあっさり確認できて
「意外と見える日が多いのでは・・・。」
と思わせるほどだった。

場所を少し変えなければいけないが、もちろんここからは姫路市街地がよく見える。

南東側から見ることになるのでちょうど建物に光が当たり、まち全体が明るい。

振り返ると5年前に見たとき姫路城は大改修の真っ最中で、大天守は覆い隠されていた。

それがとれて少し時間が経ってしまったが、ここから見る天守閣はその中にあってひときわ大きく、また見事なほど白く輝いていた。


青い空に幾筋もの飛行機雲


第二火力発電所の煙突と小豆島、御旅山(右端)


東播磨工業地帯と明石海峡大橋、淡路島


鷹ノ巣山(左)と高御位山、小高御位山(右端)


市川の向こうに姫路市街地、姫路城
姫路城の上、八丈岩山、書写山と、その左、後山~駒ノ尾山稜線


白く輝く白鷺城


姫路城と八丈岩山、書写山、駒ノ尾山~舟木山~後山


左上、鞍部の奥に三ノ丸付近と白く氷ノ山
右上の丸い山頂部は明神山 下の緑の建物は姫路競馬場


広峰山の奥に明神山(左端) 雪彦山~鉾立山(右端)稜線 ここから大天井岳は見えない
山腹の建物は廣峯神社とハイランド・ヴィラ


登山路の石仏にはきれいな花が供えてあった


御着(ごちゃく)の街並みと桶居山~高御位山



HPは ようこそ『山のアルバム』へ

・・・つづきを見る

2017年1月6日

06/01/17 見事な夕陽(amazing sunset)

パタゴニア

高御位山稜線西端、鷹ノ巣山から素晴らしい夕陽を見ました。


日没後も夕陽に照らされた巻雲が印象的だった

先日、別所高校から鹿島神社へのルートを知ったことをいいことに、今日はその時と同じく別所高校前に車を止めて同高校の北西の角にある登山口を起点に鷹ノ巣山へと上がり夕陽を見ました。

当初はその登山路を稜線に上がり切った209ピークから夕陽を見ようと考えていましたが、方角的にいつもの鷹ノ巣山とほぼ同じことと、そこに比べるとわずかでも標高が低いことを加味すると、これなら鷹ノ巣山まで行こうと考え、結局はこれまで通りの鷹ノ巣山から夕陽を見ることとなりました。

夕陽はとにかく素晴らしく、高御位山界隈で何度か見たうちでも最高の夕陽でした。


別所高校の北側をぐるっと回りこむと登山口


やや荒れ気味の登山路をしばらく進むと眼下に別所の街並みや地徳山稜線が見える


209ピークより見る高御位山(右)と鷹ノ巣山


同所より姫路市街地と姫路城


First Scene / GOLDEN SEA
鷹ノ巣山からの夕景の第一幕は金色に輝く播磨灘で幕を開ける


東に目をやると夕陽に照らされる明石大橋


北に笠形山や


西に那岐連山


Prologue / Second Scene
南西の空が濃い茜色になりだすと第二幕の始まり


パナソニック工場と姫路第一火力発電所


次第に空と海の境目が分からないほど全体がオレンヂ色に変わってゆく


あくまでメインはこのとき


SUN SET
見事で、かつ素晴らしい日の入り


AMAZING SUNSET
遥か彼方、児島半島辺りの稜線に沈みゆく


名残惜しい最後のとき


Epilogue / Last Scene
日の入り後の第三幕も素晴らしい


大阪ガス姫路LNG基地、播磨灘、家島、小豆島


TWILIGHT
日没後の風景

帰路は百間岩を経由して駐車地点へと戻りました。

往路で利用した別所高校からのルートは下りで利用するには一般的ではありません。






HPは ようこそ『山のアルバム』へ

・・・つづきを見る

2017年1月4日

04/01/17 本年、初高御位山

パタゴニア

午後一番で阿弥陀町長尾から高御位山に上がりました。


雲間より光射す

冬の時季、天気のいい午後から高御位山稜線に上がれば輝く海を身近に見れるので、今日のような陽気の日にのんびりするには打ってつけです。

ピーカンよりも少しは雲があって、その合間から海を照らす陽が射せば、次第に西へと移り行く太陽の光が織りなす光景にいくらでも腰を下ろしたままで居られそうなほどです。

昨日同様、見通しは悪かったので眺望は全くダメでしたが、至近の光景に時間の経つのを忘れさせてもらえました。


山頂露岩上で佇み南望すれば
標高300メートルの山とは決して感じさせない素晴らしい景観


猫かネズミが這いつくばったように見える上島


雲影が海面を彩る


車や新幹線はミニチュアのように走り過ぎる


太陽の位置によって足元の池も、それぞれに輝く時間がある

鹿島神社参詣の車列は今日でもR2から続いていました。



HPは ようこそ『山のアルバム』へ

・・・つづきを見る

2017年1月3日

03/01/17 鹿島神社初参詣と鷹ノ巣山からの夕陽

パタゴニア

別所登山口から峠を越えて鹿島神社でお参りした後、馬の背へ上がり鷹ノ巣山から夕陽を見ました。


鷹ノ巣山西峰から望む夕景


別所高校正門前の登山口
参拝者らしき数台の駐車車両あり


鹿島神社
昨日の岡山・最上稲荷と比べると人出は知れてる


馬の背上部から見る鷹ノ巣山東峰と高御位山


今日は鷹ノ巣山西峰で夕陽を待つ


ここからだとJRひめじ別所駅がよく見える


モヤがきつく、この後どうなっていくか微妙な時間帯


ひめじ別所駅近くを通過する新幹線を撮ってみた


さらに微妙になってきてしまった


このまま水平線まで沈んでくれることを期待したが・・・


期待に反し、このままお沈みになりました ガックリ


せっかくなので別所高校の全容です
画像中、真ん中左に本校正門と今回の登山口があります


たそがれ時の鹿島神社門前
この時間でも車列が確認できました

今日は何度も歩いた高御位山界隈にあって、これまでに一度も歩いたことのないルートを二つも歩きました。

一つは別所高校正門前から鹿島神社奥の峠へ西側から上がるルート。

もう一つは鹿島神社近くの鹿島公園を周回するように付けられた遊歩道から馬の背ルートの中間部の、正に馬の背へと直に上がるルート。

どちらも短いルートながら初めて歩くルートは新鮮でした。

別所高校から峠までのルートは参拝者も歩いているとおり距離も短く傾斜も緩いので特に問題はありませんが、遊歩道から馬の背に上がるルートはこの界隈では傾斜が最もきつく露岩もあるルートなので一般的ではありません。

登りで利用するには何とか問題ないレベルですが、雨降りや雨上がりはもちろんのこと下りでは普段でも使わない方が賢明です。というよりも危険です。

ちなみに今日のルートは鹿島神社の初詣での車の混雑を避けるため選択しました。

別所高校登山口に駐車場はありませんが今日の場合、路駐ですが駐車スペースはきっちり確保できたので、その代金は無料です。
(校内への乗り入れはできません)



HPは ようこそ『山のアルバム』へ

・・・つづきを見る

2017年1月1日

01/01/17 雪彦山・初日の出

パタゴニア

三年ぶりに雪彦山で初日の出を見てきました。


7時7分、六甲連山の北裾から朝陽が射しだす


夜明け前の高御位連山方面

夜明け前のこの時間帯のことを何と呼ぶのか分かりませんが、色といいグラデーションといい最も美しくきれいでした。


初日の出


トリミングしてアップで


昇り切ったと思ったら・・・


帯状の雲の中に一度、身を隠し、


まもなくすると二度目のような日の出となった
下方の稜線は六甲連山のシルエット


たなびく雲の上に太陽が再び出た


これでようやく日の出って感じ


七種山方面


初日に照らされる地蔵岳

斜光に映える地蔵岳はいつもに増してステキでした。

拡大してみると山頂に誰かいます。

先ほどまで大天井岳にいて、「これから地蔵岳に行きます。」と言われていた方らしく、ここで日の出を見られたようです。

しばらくすると東京練馬からという方が上がってこられ一同驚かされました。

昨日は剣尾山、淡路の論鶴羽山で今日はこれから、そこに見える七種山にも行くのだと・・・。

もちろん明神山のことも知っておられました。


地蔵岳から見下ろすと目に留まる部分があったので


斜光戦の中の樹


虹ヶ滝(上の段)に架かる虹を初めて見た


ツバキ


縦虹を架ける虹ヶ滝

穏やかな好天に恵まれ、素晴らしい元日の朝となりました。

今年一年が今日に代表されるような素晴らしい年であるよう願うばかりです。

注:
ここでの雪彦山とは専ら大天井岳を指しています。



HPは ようこそ『山のアルバム』へ

・・・つづきを見る