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2023年3月11日
2023年3月4日
04/03/23 氷ノ山・ネジレ谷とワサビ谷
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Labels: alpine touring, Land Cruiser 70, 山歩き、登山, 氷ノ山
2022年5月5日
2022年4月2日
2021年2月28日
2021年2月20日
2021年1月4日
2019年5月4日
02-03/05/19 北ノ俣岳スキー滑走
黒部五郎岳山頂に立つべく飛越林道、飛越トンネルから太郎平小屋に入りましたが、三度目の今回にしても、その山頂には立てませんでした。
益々、遠い存在になりつつある黒部五郎岳と、左に言わずと知れた槍ヶ岳
北ノ俣岳東面を薬師沢左俣方面へ向け滑るaoaoさん
またまた行けなかった黒部五郎。
へなちょこだから、こんなもんだけどピークからの景色は見てみたい。
寺地山の肩より見上げる北ノ俣岳西面と赤木岳 左は薬師岳
昨秋以来の北ノ俣岳
北ノ俣岳東面を滑る
青い空と黒部川源流の渓、三俣蓮華岳、丸山と槍ヶ岳 三俣乗越の奥は大天井岳
黒部五郎岳と双六岳稜線の奥に槍ヶ岳
沈む夕日と砺波平野
ほんのり紅く染まる薬師岳
星空と薬師岳、南東稜
水晶岳とワリモ岳、鷲羽岳、雲ノ平
太郎平小屋と大きな薬師岳
北ノ俣岳(左奥)へ向けハイクする
飛越新道出合いより薬師岳と遠くに剱岳
北ノ俣岳の登山者と黒部五郎岳、笠ヶ岳
寺地山、飛越新道の尾根と遠く微かに白山
笠ヶ岳と乗鞍岳、かろうじて御嶽
中央に赤木平と三俣乗越~三俣蓮華岳~丸山~双六岳
奥の稜線が大天井岳と槍ヶ岳~大喰岳稜線
赤木平方面へ滑り雲ノ平を前に黒部源流の山々も見ながら、しばしの~~んびり至福の時間を過ごす。
薬師沢左俣から飛越新道出合いピークまで右巻きで上がったあとは稜線を離れ北ノ俣避難小屋へ向け最後の滑走。
標高差600メートルを10分ほどで至上の超絶滑走。
北ノ俣岳と滑ってきた斜面を見上げる
小さなピークにて付けたばかりのマイ・シュプールを見上げ、太郎小屋で作ってもらったチマキ弁当で本日、二度目のマッタリ。
この後の長い尾根のアップダウンや林道歩行がなければ良いんだが、これも山行のうちか。
因みに、今ツアーが今シーズンの最初でもあり最後でもあるスキー板を履いた日でした。
フキノトウの和え物
林道脇にたくさんのフキノトウを見かけたので摘んで持ち帰ってみた。
この時期は蒲田川源流部、新穂高からわさび平間の左俣林道でも訪れる度、あちらこちらで目にしていたが、ここの林道脇にもたくさん目にしたので、これまでに摘んで帰ったことがないこともあって摘んでみた。
フンも見かけたからシカもいるはずなのに、これに口をつけないところに訳がありそうな・・・。
天ぷら以外の調理で食べるのは初めてだったので何とも言えないが、旬のものとして食べるべきで、好んで食べるものではないと感じたのが率直な意見。
HPは ようこそ『山のアルバム』へ
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益々、遠い存在になりつつある黒部五郎岳と、左に言わずと知れた槍ヶ岳
北ノ俣岳東面を薬師沢左俣方面へ向け滑るaoaoさん
またまた行けなかった黒部五郎。
へなちょこだから、こんなもんだけどピークからの景色は見てみたい。
寺地山の肩より見上げる北ノ俣岳西面と赤木岳 左は薬師岳
昨秋以来の北ノ俣岳
北ノ俣岳東面を滑る
青い空と黒部川源流の渓、三俣蓮華岳、丸山と槍ヶ岳 三俣乗越の奥は大天井岳
黒部五郎岳と双六岳稜線の奥に槍ヶ岳
沈む夕日と砺波平野
ほんのり紅く染まる薬師岳
星空と薬師岳、南東稜
水晶岳とワリモ岳、鷲羽岳、雲ノ平
太郎平小屋と大きな薬師岳
北ノ俣岳(左奥)へ向けハイクする
飛越新道出合いより薬師岳と遠くに剱岳
北ノ俣岳の登山者と黒部五郎岳、笠ヶ岳
寺地山、飛越新道の尾根と遠く微かに白山
笠ヶ岳と乗鞍岳、かろうじて御嶽
中央に赤木平と三俣乗越~三俣蓮華岳~丸山~双六岳
奥の稜線が大天井岳と槍ヶ岳~大喰岳稜線
赤木平方面へ滑り雲ノ平を前に黒部源流の山々も見ながら、しばしの~~んびり至福の時間を過ごす。
薬師沢左俣から飛越新道出合いピークまで右巻きで上がったあとは稜線を離れ北ノ俣避難小屋へ向け最後の滑走。
標高差600メートルを10分ほどで至上の超絶滑走。
北ノ俣岳と滑ってきた斜面を見上げる
小さなピークにて付けたばかりのマイ・シュプールを見上げ、太郎小屋で作ってもらったチマキ弁当で本日、二度目のマッタリ。
この後の長い尾根のアップダウンや林道歩行がなければ良いんだが、これも山行のうちか。
因みに、今ツアーが今シーズンの最初でもあり最後でもあるスキー板を履いた日でした。
フキノトウの和え物
林道脇にたくさんのフキノトウを見かけたので摘んで持ち帰ってみた。
この時期は蒲田川源流部、新穂高からわさび平間の左俣林道でも訪れる度、あちらこちらで目にしていたが、ここの林道脇にもたくさん目にしたので、これまでに摘んで帰ったことがないこともあって摘んでみた。
フンも見かけたからシカもいるはずなのに、これに口をつけないところに訳がありそうな・・・。
天ぷら以外の調理で食べるのは初めてだったので何とも言えないが、旬のものとして食べるべきで、好んで食べるものではないと感じたのが率直な意見。
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2018年4月30日
29/04/18 双六谷と弓折岳
新穂高から左俣谷、大ノマ乗越経由、双六谷、弓折岳山スキー行ってきました。
鏡平上部より望む穂高連峰と焼岳、乗鞍岳
新穂高・深山荘登山者用駐車場
今宵の寝床はこの灯りの内
解る人に言わせれば、ある意味、敗退的山行ですね。
もちろん目的は双六岳であり双六カールを滑ることでしたが、大ノマ乗越に着いて目にした双六岳の雪付きの悪さに、一気にテンションだだ下がりでネイチャースキーを愉しむことに気持ちを切り替えてしまいました。
目にした双六岳の寡雪ぶりには驚かされた
右上するのが双六谷で南峰の左肩に小さく黒部五郎岳がみえる
のちに目にした状態では双六岳山頂からでも雪を拾えば双六谷まで滑走は可能のようでしたが、見る限りかなりリスキーなシチュエーションもありそうに見えたので納得です。
秩父沢の登行
デブリは大したことがなくて助かったが大ノマ乗越までは長くて遠い
ようやく着いた感満載の大ノマ乗越にて大キレット~穂高連峰
ここから双六谷までの標高差200mは、それなりの斜度なれど雪質上々で、距離は短いながら滑走はそれなりに楽しめる。
雪割れの双六谷と大ノマ岳
雪割れした双六谷でのひと時は、まるで砂漠の中に突如現れたオアシスのようで、ほんの短い時間ながらこれまでにないロケーションとシチュエーションを独占して、とても贅沢で優雅な時間を過ごせました。
金木戸川源流の流れと双六岳頂稜台地
青空に映えるダケカンバが美しい
やや狭くてスケールも小さいながら黒部源流によく似た雰囲気の双六谷上部。
出合から双六池までの標高差は300mあるから斜度はそこそこある。
この後、双六カールの登行はキャンセル、双六池まで登行することなく右折し弓折岳北部稜線に上がる。
北に鷲羽岳と水晶岳
樅沢岳南で弓折岳稜線に乗ると槍~穂高連峰が素晴らしい景観で迎えてくれる。
稜線というステージの上に立った瞬間、槍~穂高連峰の壮大な景観が眼に飛び込む
北鎌尾根上部~槍ヶ岳~大喰岳~中岳と西鎌尾根、中崎尾根、飛騨沢
かつて今日と同じように、ここから見た残雪の飛騨沢に憧憬の念を持ったことを想い出す。
中岳・中の沢に忘れたであろうシールは今もあるだろうか?
大観が眼の前にあってもキツイのはキツイ
中岳~南岳、大キレット~北穂高岳~涸沢岳~奥穂高岳~ジャンダルム
大キレット~北穂高岳~涸沢岳~奥穂高岳~ジャンダルム~西穂高岳・独標付近まで
手前稜線は中崎尾根と、ここでも不遇な存在の奥丸山
ただ、ここから弓折岳までは小さいながらアップダウンが幾度かあり意外と近くない。(雪切れ二か所あり、スキー脱ぐ)
この稜線上の二か所のピークにひと張りづつテントが張ってあった。
弓折岳ピークにも、ふた張りのテント。見下ろす鏡平にも緑色のテントが確認できる。
どのテントも素晴らしいロケーションで、いい夜が過ごせたにちがいない。
鏡平に張られたひと張りのテント
中央、左寄り
弓折岳からの斜面は槍~穂高連峰を正面に見て最高のロケーション。
(スキーヤーとなった本人には見えないが・・・)
雪の状態は山頂直下がベストだったが、すぐに終わりレフトに回り込み熊の踊り場を見下ろすようになると素晴らしい縦溝。
さいわい、この時間になると雪は緩んでいてシュプールも皆無だったので適当にざく切りにしてやった。
鏡平や熊の踊り場から弓折岳東面の縦溝は造形美を形成するほどすごい
秩父沢のそれは、縞模様のスパンが大きく溝も深い
昨日、熊の踊り場ではその名を地で行く熊がうろついていたと弓折岳のテントの一人の人から聴いたので、あたりを注意しながらもぐるりと取り囲む縦溝のオンパレードを楽しむ。
広い秩父沢に合流しても縦溝は終わるはずはなく、どちらかといえば傾斜が緩いのがせめてもの救いほどで、大きく深いそれに滑りにくさはさらに増す。
うねりに身を任せて滑るのみ。
立ち止まり見下ろすと、出合いの橋はまだまだ先の下の方。
秩父沢の出合い付近だろうか、左正面に奥丸山稜線の奥に槍ヶ岳~穂高連峰が最後に見える場所があるので、眼前に広がる光景を家族とシェアしながら長居。
ここでもう少し待って、黄昏て紅くなりそうな穂高の山々を見るのもイイかな、とも思ったが明るいうちの下山がリスクマネジメント。
安全を優先し、しばらくしたら重い腰を上げる。
事実、滑りに関しての危険性はこの辺りを過ぎてから出合橋までの下部のデブリ地帯のほうが高く、難しかった。
秩父沢から最後に見た穂高連峰
これくらいの標高の目線では西穂稜線の存在感がある
奥穂高岳~馬の背~ロバの耳~ジャンダルム
手前は涸沢岳西尾根・蒲田富士稜線と林の中崎尾根
弓折岳山頂から林道出合いまで、の~んびりしながらでも1時間ほどで下れるのはスキーならでは。
林道はアプローチシューズで、トボトボ下山。
稜線にいる人にはどんな光景が見えているのだろう
左俣林道でみたアーベントロートの焼岳
こちらは遅々として進まないものの、
「弓折稜線の、もう少しでも北の位置から左俣に飛び込んでいればもっと充実した山行になっただろうか。」
その場に身を置くとなかなかそうも行かないのが現実で、素晴らしい景色との出逢いと無事の下山で何より。
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鏡平上部より望む穂高連峰と焼岳、乗鞍岳
新穂高・深山荘登山者用駐車場
今宵の寝床はこの灯りの内
解る人に言わせれば、ある意味、敗退的山行ですね。
もちろん目的は双六岳であり双六カールを滑ることでしたが、大ノマ乗越に着いて目にした双六岳の雪付きの悪さに、一気にテンションだだ下がりでネイチャースキーを愉しむことに気持ちを切り替えてしまいました。
目にした双六岳の寡雪ぶりには驚かされた
右上するのが双六谷で南峰の左肩に小さく黒部五郎岳がみえる
のちに目にした状態では双六岳山頂からでも雪を拾えば双六谷まで滑走は可能のようでしたが、見る限りかなりリスキーなシチュエーションもありそうに見えたので納得です。
秩父沢の登行
デブリは大したことがなくて助かったが大ノマ乗越までは長くて遠い
ようやく着いた感満載の大ノマ乗越にて大キレット~穂高連峰
ここから双六谷までの標高差200mは、それなりの斜度なれど雪質上々で、距離は短いながら滑走はそれなりに楽しめる。
雪割れの双六谷と大ノマ岳
雪割れした双六谷でのひと時は、まるで砂漠の中に突如現れたオアシスのようで、ほんの短い時間ながらこれまでにないロケーションとシチュエーションを独占して、とても贅沢で優雅な時間を過ごせました。
金木戸川源流の流れと双六岳頂稜台地
青空に映えるダケカンバが美しい
やや狭くてスケールも小さいながら黒部源流によく似た雰囲気の双六谷上部。
出合から双六池までの標高差は300mあるから斜度はそこそこある。
この後、双六カールの登行はキャンセル、双六池まで登行することなく右折し弓折岳北部稜線に上がる。
北に鷲羽岳と水晶岳
樅沢岳南で弓折岳稜線に乗ると槍~穂高連峰が素晴らしい景観で迎えてくれる。
稜線というステージの上に立った瞬間、槍~穂高連峰の壮大な景観が眼に飛び込む
北鎌尾根上部~槍ヶ岳~大喰岳~中岳と西鎌尾根、中崎尾根、飛騨沢
かつて今日と同じように、ここから見た残雪の飛騨沢に憧憬の念を持ったことを想い出す。
中岳・中の沢に忘れたであろうシールは今もあるだろうか?
大観が眼の前にあってもキツイのはキツイ
中岳~南岳、大キレット~北穂高岳~涸沢岳~奥穂高岳~ジャンダルム
大キレット~北穂高岳~涸沢岳~奥穂高岳~ジャンダルム~西穂高岳・独標付近まで
手前稜線は中崎尾根と、ここでも不遇な存在の奥丸山
ただ、ここから弓折岳までは小さいながらアップダウンが幾度かあり意外と近くない。(雪切れ二か所あり、スキー脱ぐ)
この稜線上の二か所のピークにひと張りづつテントが張ってあった。
弓折岳ピークにも、ふた張りのテント。見下ろす鏡平にも緑色のテントが確認できる。
どのテントも素晴らしいロケーションで、いい夜が過ごせたにちがいない。
鏡平に張られたひと張りのテント
中央、左寄り
弓折岳からの斜面は槍~穂高連峰を正面に見て最高のロケーション。
(スキーヤーとなった本人には見えないが・・・)
雪の状態は山頂直下がベストだったが、すぐに終わりレフトに回り込み熊の踊り場を見下ろすようになると素晴らしい縦溝。
さいわい、この時間になると雪は緩んでいてシュプールも皆無だったので適当にざく切りにしてやった。
鏡平や熊の踊り場から弓折岳東面の縦溝は造形美を形成するほどすごい
秩父沢のそれは、縞模様のスパンが大きく溝も深い
昨日、熊の踊り場ではその名を地で行く熊がうろついていたと弓折岳のテントの一人の人から聴いたので、あたりを注意しながらもぐるりと取り囲む縦溝のオンパレードを楽しむ。
広い秩父沢に合流しても縦溝は終わるはずはなく、どちらかといえば傾斜が緩いのがせめてもの救いほどで、大きく深いそれに滑りにくさはさらに増す。
うねりに身を任せて滑るのみ。
立ち止まり見下ろすと、出合いの橋はまだまだ先の下の方。
秩父沢の出合い付近だろうか、左正面に奥丸山稜線の奥に槍ヶ岳~穂高連峰が最後に見える場所があるので、眼前に広がる光景を家族とシェアしながら長居。
ここでもう少し待って、黄昏て紅くなりそうな穂高の山々を見るのもイイかな、とも思ったが明るいうちの下山がリスクマネジメント。
安全を優先し、しばらくしたら重い腰を上げる。
事実、滑りに関しての危険性はこの辺りを過ぎてから出合橋までの下部のデブリ地帯のほうが高く、難しかった。
秩父沢から最後に見た穂高連峰
これくらいの標高の目線では西穂稜線の存在感がある
奥穂高岳~馬の背~ロバの耳~ジャンダルム
手前は涸沢岳西尾根・蒲田富士稜線と林の中崎尾根
弓折岳山頂から林道出合いまで、の~んびりしながらでも1時間ほどで下れるのはスキーならでは。
林道はアプローチシューズで、トボトボ下山。
稜線にいる人にはどんな光景が見えているのだろう
左俣林道でみたアーベントロートの焼岳
こちらは遅々として進まないものの、
「弓折稜線の、もう少しでも北の位置から左俣に飛び込んでいればもっと充実した山行になっただろうか。」
その場に身を置くとなかなかそうも行かないのが現実で、素晴らしい景色との出逢いと無事の下山で何より。
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2018年2月24日
24/02/18 滑落!
三木・Yくんと伯耆大山、7合沢行ってきました。
別山を借景に滑る
7合沢源頭より滑りだしたのも束の間、ワンターン目であえなく撃沈。
直後、標高差にして110メートルも滑り落ちました。
灌木に引っかかって止まったマイ・スキー
今、こうして記録を書けているからいいようなものの、ひとつ間違えば大惨事にもなりかねない経験でした。
平均時速、約30キロ、最高速度34キロ/h、時間13、4秒。
時速30キロは秒速にすると8.3メートルなので距離でも100メートル以上の直滑降でした。
もちろん制動しようと努めたつもりですが、よく言われる通り止まりません。
板は両方とも外れたので斜面の傾斜に身を任せるしか術がない中、一番の恐怖は障害物、なかでも灌木に激突しないか、ということでした。
二、三度、止まれそうなときはありましたが、また加速するような感じで、止めたい気持ちとは裏腹に思うに任せないのが落ちて行く人の心情です。
ようやく止まった時は安堵の気持ちでいっぱいでした。
頭が下方で、うつ伏せ状態でした。
もちろん雪には埋まっていません。
ホッとしました。身体も大丈夫です。
この様子を見ていた夏道の登山者の一人の方と7合尾根を登攀する二人パーティーの方から安否を気遣う言葉をかけていただきましたが、身体を反転させたい気持ちはあるもののこの状態を変えると再び滑走してしまいそうで、行動を起こすことができずご心配をかけてしまいました。
現場で最も心配をかけたのは、誰をさておいてもエントリー部で一部始終を見ていた同行のYくん。
彼は彼で、この時間に色んなことを考えさせられてた様で、本当に申し訳なかった気持ちでいっぱいです。
彼らに無事を伝えようとしてもなかなか起き上がれず、時間が掛かったことで余計に心配させてしまったようです。
で、何とか身体を反転。
上を見て無事を伝え、次に下方に目をやると2、3メートルの位置に少し大きめの灌木。
ちょっとヤバかったかもしれません。
とりあえず、自身の身体が無事だったことで、よくここで止まったものだと胸をなでおろした次第です。
この後も、もちろん上手く滑れるはずがありません。
只々、腕のなさを露呈しただけで、今年の大山の雪は難しく上手く滑れないのもこのせいに過ぎませんが、それにしても情けない。
若い時ならこれもスキルとして積み上げられるかもしれませんが、肝に銘じることは当然としても年も年だから、さてどう考えるべきだろうか・・・。
7合沢源頭部 風は強いが視界はある
エントリーポイントより見下ろす7合沢
左に夏道の尾根、右に元谷
スキートップの先に声を掛けていただいた7合尾根登攀の二人
悪雪に負けず滑るYくん
8合尾根越しに見る弥山、剣ヶ峰稜線方面
凍てつく北壁・大屏風岩と烏帽子岩
8合沢、行者谷出合い付近
別山方面を撮る私
大神山神社
無事の下山に感謝し、いつものように土佐屋の反省会も行って、なんとか今日の山行を終えることができました。
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別山を借景に滑る
7合沢源頭より滑りだしたのも束の間、ワンターン目であえなく撃沈。
直後、標高差にして110メートルも滑り落ちました。
灌木に引っかかって止まったマイ・スキー
今、こうして記録を書けているからいいようなものの、ひとつ間違えば大惨事にもなりかねない経験でした。
平均時速、約30キロ、最高速度34キロ/h、時間13、4秒。
時速30キロは秒速にすると8.3メートルなので距離でも100メートル以上の直滑降でした。
もちろん制動しようと努めたつもりですが、よく言われる通り止まりません。
板は両方とも外れたので斜面の傾斜に身を任せるしか術がない中、一番の恐怖は障害物、なかでも灌木に激突しないか、ということでした。
二、三度、止まれそうなときはありましたが、また加速するような感じで、止めたい気持ちとは裏腹に思うに任せないのが落ちて行く人の心情です。
ようやく止まった時は安堵の気持ちでいっぱいでした。
頭が下方で、うつ伏せ状態でした。
もちろん雪には埋まっていません。
ホッとしました。身体も大丈夫です。
この様子を見ていた夏道の登山者の一人の方と7合尾根を登攀する二人パーティーの方から安否を気遣う言葉をかけていただきましたが、身体を反転させたい気持ちはあるもののこの状態を変えると再び滑走してしまいそうで、行動を起こすことができずご心配をかけてしまいました。
現場で最も心配をかけたのは、誰をさておいてもエントリー部で一部始終を見ていた同行のYくん。
彼は彼で、この時間に色んなことを考えさせられてた様で、本当に申し訳なかった気持ちでいっぱいです。
彼らに無事を伝えようとしてもなかなか起き上がれず、時間が掛かったことで余計に心配させてしまったようです。
で、何とか身体を反転。
上を見て無事を伝え、次に下方に目をやると2、3メートルの位置に少し大きめの灌木。
ちょっとヤバかったかもしれません。
とりあえず、自身の身体が無事だったことで、よくここで止まったものだと胸をなでおろした次第です。
この後も、もちろん上手く滑れるはずがありません。
只々、腕のなさを露呈しただけで、今年の大山の雪は難しく上手く滑れないのもこのせいに過ぎませんが、それにしても情けない。
若い時ならこれもスキルとして積み上げられるかもしれませんが、肝に銘じることは当然としても年も年だから、さてどう考えるべきだろうか・・・。
7合沢源頭部 風は強いが視界はある
エントリーポイントより見下ろす7合沢
左に夏道の尾根、右に元谷
スキートップの先に声を掛けていただいた7合尾根登攀の二人
悪雪に負けず滑るYくん
8合尾根越しに見る弥山、剣ヶ峰稜線方面
凍てつく北壁・大屏風岩と烏帽子岩
8合沢、行者谷出合い付近
別山方面を撮る私
大神山神社
無事の下山に感謝し、いつものように土佐屋の反省会も行って、なんとか今日の山行を終えることができました。
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Labels: alpine touring, 山歩き、登山, 伯耆大山
2018年1月28日
28/01/18 伯耆大山・7合沢
三木・Yくん、児島・Nくんと三人で伯耆大山・7合沢行ってきました。
大山寺門前、そば処・土佐屋
この時期の大山では特に6合目を過ぎてから猛烈な季節風に吹かれることがしばしばですが、今日のそれはかなりのモノで視界が利かないことも手伝って厳しいハイクとなりました。
滑りに関しても、こちらのようなものにはなかなか手厳しい・・・。
だいせんホワイトリゾートよりみる夏道、6合小屋方面
前日は明日の山行に備えて、だいせんホワイトリゾートで足慣らし。
午前券でもすぐに飽きてしまうからいけない。
大山寺門前、土佐屋でお昼ご飯の後、じゅあんにも寄って時間をつぶし夕刻近くに米子に移動し投宿。
夜の米子の街で今日の反省会と明日の期待会を行いがてら腹を満たしたら宿に戻る。
何度目かになる今回の宿は値段が廉価なのと、セットの朝食の開始時間が6時半なのでココに決めている。
さらにもう一つはすぐそばに銭湯があることも大きい。
最近のビジネスホテルは館内に大浴場を備えているところが少なくない中、ここはその設備はないながらエントランスを出て30秒のところに銭湯があるから大助かり。
もちろん部屋に湯舟付きの浴室はあるが、大きな浴槽につかると気持ちよさが違う。
チェックインの際にクーポンもくれるから、わずかながらお得感もある。
ほっこり温まったところでzzz。
今宵、米子で食べた一品のひとつ @食留芽
イタリアンも @piccolo
宿から徒歩30秒の銭湯、米子湯
ほっこり感満載の米子湯
狭いながら機能的な部屋
山麓からは見えていた大山
昨日のうちに岡山のナオキ君が大山に来るという情報を目にしていて、ならはぜひ今日は一緒しようということになっている。
(Nくん=ナオキ君のことでした)
連絡とってみると昨日のうちに6合まで上がっていたらしく、そこで彼の目的であるイグルー製作して昨日の寝床としていた模様。
イグルー製作にあたっての積雪量は、ここ数日の降雪で不足はなかったものの、ブロックを造るには上層は新雪ばかりで苦労したそうな。
造りなれた彼でさえ完成に2時間も掛かったというから、いくら天候が良かったとはいえ、さぞかし大変だったことだろう。
そんな彼との久しぶりの再会に期待を膨らませながらハイクする。
5合目辺りまでは降雪のおかげでサクサク登って行けたが、樹林帯を抜けると毎度の風が吹きはじめる。
稜線はすでに見えなくなり時折は雪も舞うが6合目までは問題なし。
イグルーは避難小屋近くに掘ったという。
ブロック状の入り口らしきものを見つけたと思ったのとほぼ同時に彼が声を掛けてくれて見事に再会した。
こんなところで会う約束は、滅多にないことに違いない。
彼には会えたが大山らしき景色には全く出会えていないのが残念だ。
しばらく様子をみるも下界すら見えず、さらに待ってみる。
時間的余裕もあるので、とりあえずでハイク再開。
6合目を過ぎると吹きさらしとなり季節風の影響をまともに受ける。
目まぐるしく変わる風向きに加え雪にも吹かれ、時折は耐風姿勢もとりながらの登行。
背負うスキーが風を受け、何もない登山者に比べても風当たりは強い。
先行者も少なくなり足跡もすぐに消えかけの場所さえある。
こうなると体感温度はかなり低く、事実、今日の指先の冷えようはかなりのものだった。
6合目から見下ろす行者谷上部は未だ灌木だらけで到底滑れたものではないように見えた。
7合沢もいかがなものかと案じていたが、高度を上げるうち、ちらちら見える視界の中に例年通りの雪の斜面が見えるような見えないような。
場所を見計らい、ようやくそれから解放、終了。
風雪の中、至近にみえたのは草鳴社ケルン。結局、いつものところまでのハイクだった。
5合目の積雪量は例年通り
6合目避難小屋
小屋付近も含め行者谷は積雪量が少ない
ナオキ君作イグルーと避難小屋
イグルー内部より製作者のナオキ君
待機中
画像、中央上にかすかに草鳴社ケルン 左は登山者とマーカー
この状況下で天気がいくらかでも好転するのを待つのは、中々厳しい。
しびれが切れそうだったので滑走態勢へ。
7合沢源頭部は足早に横切って7.5合へ。うるさい樹はほぼ気にならず新雪のバーンが広がる。
見た感じではバフバフ感を味わえそうだったのに、予想や期待に反し全くそうぢゃない。
奇声は挙げられず撃沈。
日本海に近い位置に独立峰としてたつ大山の宿命か、湿雪。
「こんなはずぢゃぁ~・・?!」
かといって派手に転倒するわけでもなく、何だか分からない雪質。
視界は悪くないことを考えると、ただ単に腕が着いてきていないだけか・・・。
ここに妥協点を見出すことが最も自然ともいえる。
少し下げて8合沢下部をのぞいたが中間あたりからは行者谷が良さげでこちらに転身。
距離的には短いながら8合沢との出合いまではそれなりのツリーランを楽しめた。
行者谷は下方では積雪は少なくなり8合沢との出合い堰堤は埋まっていない。転落すると危険レベル。
行者谷側左岸から沢筋の堰堤下部へ滑り込む。
元谷への堰堤も埋まっていないのが一個所、右岸から巻くのがベター。でなければ滑走具を外して飛び降りるか、もしくはスピードを保ったままジャンプするか。
ベストチョイスは言うまでもなく、急がば回れの巻き。
元谷から大神山神社までは快適滑走。特に治山林道は風のおかげでほぼノートレースに見えるきれいな斜面を滑走。
大神山神社境内で一度脱いだスキーを大山寺参道で再度履いたら大山寺集落はすぐ。
土佐屋で反省会して山行は無事終了した。
7.5合沢より見下ろす元谷
7.5合沢のナオキ君
画像ではどう見えているか分からないが、実はめっちゃ急斜面
堰堤回廊を元谷へ向け滑るナオキ君
同、Yくん
元谷より滑走方面を見上げる
大神山神社参道は徒歩で下る
連日の土佐屋
最後の〆は地元ともいえる播磨新宮・八角亭で焼き肉
滑りもメシもフルコースともいえる伯耆大山の二日間でした。
本日の滑走トラック
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大山寺門前、そば処・土佐屋
この時期の大山では特に6合目を過ぎてから猛烈な季節風に吹かれることがしばしばですが、今日のそれはかなりのモノで視界が利かないことも手伝って厳しいハイクとなりました。
滑りに関しても、こちらのようなものにはなかなか手厳しい・・・。
だいせんホワイトリゾートよりみる夏道、6合小屋方面
前日は明日の山行に備えて、だいせんホワイトリゾートで足慣らし。
午前券でもすぐに飽きてしまうからいけない。
大山寺門前、土佐屋でお昼ご飯の後、じゅあんにも寄って時間をつぶし夕刻近くに米子に移動し投宿。
夜の米子の街で今日の反省会と明日の期待会を行いがてら腹を満たしたら宿に戻る。
何度目かになる今回の宿は値段が廉価なのと、セットの朝食の開始時間が6時半なのでココに決めている。
さらにもう一つはすぐそばに銭湯があることも大きい。
最近のビジネスホテルは館内に大浴場を備えているところが少なくない中、ここはその設備はないながらエントランスを出て30秒のところに銭湯があるから大助かり。
もちろん部屋に湯舟付きの浴室はあるが、大きな浴槽につかると気持ちよさが違う。
チェックインの際にクーポンもくれるから、わずかながらお得感もある。
ほっこり温まったところでzzz。
今宵、米子で食べた一品のひとつ @食留芽
イタリアンも @piccolo
宿から徒歩30秒の銭湯、米子湯
ほっこり感満載の米子湯
狭いながら機能的な部屋
山麓からは見えていた大山
昨日のうちに岡山のナオキ君が大山に来るという情報を目にしていて、ならはぜひ今日は一緒しようということになっている。
(Nくん=ナオキ君のことでした)
連絡とってみると昨日のうちに6合まで上がっていたらしく、そこで彼の目的であるイグルー製作して昨日の寝床としていた模様。
イグルー製作にあたっての積雪量は、ここ数日の降雪で不足はなかったものの、ブロックを造るには上層は新雪ばかりで苦労したそうな。
造りなれた彼でさえ完成に2時間も掛かったというから、いくら天候が良かったとはいえ、さぞかし大変だったことだろう。
そんな彼との久しぶりの再会に期待を膨らませながらハイクする。
5合目辺りまでは降雪のおかげでサクサク登って行けたが、樹林帯を抜けると毎度の風が吹きはじめる。
稜線はすでに見えなくなり時折は雪も舞うが6合目までは問題なし。
イグルーは避難小屋近くに掘ったという。
ブロック状の入り口らしきものを見つけたと思ったのとほぼ同時に彼が声を掛けてくれて見事に再会した。
こんなところで会う約束は、滅多にないことに違いない。
彼には会えたが大山らしき景色には全く出会えていないのが残念だ。
しばらく様子をみるも下界すら見えず、さらに待ってみる。
時間的余裕もあるので、とりあえずでハイク再開。
6合目を過ぎると吹きさらしとなり季節風の影響をまともに受ける。
目まぐるしく変わる風向きに加え雪にも吹かれ、時折は耐風姿勢もとりながらの登行。
背負うスキーが風を受け、何もない登山者に比べても風当たりは強い。
先行者も少なくなり足跡もすぐに消えかけの場所さえある。
こうなると体感温度はかなり低く、事実、今日の指先の冷えようはかなりのものだった。
6合目から見下ろす行者谷上部は未だ灌木だらけで到底滑れたものではないように見えた。
7合沢もいかがなものかと案じていたが、高度を上げるうち、ちらちら見える視界の中に例年通りの雪の斜面が見えるような見えないような。
場所を見計らい、ようやくそれから解放、終了。
風雪の中、至近にみえたのは草鳴社ケルン。結局、いつものところまでのハイクだった。
5合目の積雪量は例年通り
6合目避難小屋
小屋付近も含め行者谷は積雪量が少ない
ナオキ君作イグルーと避難小屋
イグルー内部より製作者のナオキ君
待機中
画像、中央上にかすかに草鳴社ケルン 左は登山者とマーカー
この状況下で天気がいくらかでも好転するのを待つのは、中々厳しい。
しびれが切れそうだったので滑走態勢へ。
7合沢源頭部は足早に横切って7.5合へ。うるさい樹はほぼ気にならず新雪のバーンが広がる。
見た感じではバフバフ感を味わえそうだったのに、予想や期待に反し全くそうぢゃない。
奇声は挙げられず撃沈。
日本海に近い位置に独立峰としてたつ大山の宿命か、湿雪。
「こんなはずぢゃぁ~・・?!」
かといって派手に転倒するわけでもなく、何だか分からない雪質。
視界は悪くないことを考えると、ただ単に腕が着いてきていないだけか・・・。
ここに妥協点を見出すことが最も自然ともいえる。
少し下げて8合沢下部をのぞいたが中間あたりからは行者谷が良さげでこちらに転身。
距離的には短いながら8合沢との出合いまではそれなりのツリーランを楽しめた。
行者谷は下方では積雪は少なくなり8合沢との出合い堰堤は埋まっていない。転落すると危険レベル。
行者谷側左岸から沢筋の堰堤下部へ滑り込む。
元谷への堰堤も埋まっていないのが一個所、右岸から巻くのがベター。でなければ滑走具を外して飛び降りるか、もしくはスピードを保ったままジャンプするか。
ベストチョイスは言うまでもなく、急がば回れの巻き。
元谷から大神山神社までは快適滑走。特に治山林道は風のおかげでほぼノートレースに見えるきれいな斜面を滑走。
大神山神社境内で一度脱いだスキーを大山寺参道で再度履いたら大山寺集落はすぐ。
土佐屋で反省会して山行は無事終了した。
7.5合沢より見下ろす元谷
7.5合沢のナオキ君
画像ではどう見えているか分からないが、実はめっちゃ急斜面
堰堤回廊を元谷へ向け滑るナオキ君
同、Yくん
元谷より滑走方面を見上げる
大神山神社参道は徒歩で下る
連日の土佐屋
最後の〆は地元ともいえる播磨新宮・八角亭で焼き肉
滑りもメシもフルコースともいえる伯耆大山の二日間でした。
本日の滑走トラック
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2017年5月18日
18/05/17 週刊ヤマケイ掲載
GWに出向いた立山・雄山から滑走した際の画像が山と渓谷社発行のWEBマガジン・週刊ヤマケイの表紙に採用されました。
山崎カール滑降
今春、Yくんと行った乗鞍岳での滑走シーンが採用されましたが、今回は(あ)。と出向いた立山・雄山でのそれです。
この滑走が時間的に遅くなったせいもあり、雪は荒れて腐り気味の場所が多く画像を撮ったこの辺りの標高の高い部分だけが楽しみどころでしたが、そのロケーションで背景に山崎カールのシンボル、ローソク岩も入れて上手くカメラに収めることができました。
掲載されるかどうかに当たっては人物がややアップ過ぎたり背景から場所の特定をしづらいことから、不掲載の要素もかなりあると感じていましたが、こうやって表紙を飾るとうれしいものです。
乗鞍岳にて
今年度の自身における山スキーシーンは終わりましたが、来シーズンもさらによい場面に出逢えるよう今から期待しています。
今回の記録はヤマレコで
その日のブログ
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山崎カール滑降
今春、Yくんと行った乗鞍岳での滑走シーンが採用されましたが、今回は(あ)。と出向いた立山・雄山でのそれです。
この滑走が時間的に遅くなったせいもあり、雪は荒れて腐り気味の場所が多く画像を撮ったこの辺りの標高の高い部分だけが楽しみどころでしたが、そのロケーションで背景に山崎カールのシンボル、ローソク岩も入れて上手くカメラに収めることができました。
掲載されるかどうかに当たっては人物がややアップ過ぎたり背景から場所の特定をしづらいことから、不掲載の要素もかなりあると感じていましたが、こうやって表紙を飾るとうれしいものです。
乗鞍岳にて
今年度の自身における山スキーシーンは終わりましたが、来シーズンもさらによい場面に出逢えるよう今から期待しています。
今回の記録はヤマレコで
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2017年5月5日
04/05/17 龍王岳、立山(雄山)・山スキー滑降
春の立山・山スキー滑走してきました。
剱岳を背景に山崎カールへと滑り込む
昨年も同時期に訪れた春の立山。
その時の悪天とは打って変わり絶好の好天に恵まれた今年の春の立山で、龍王岳・北東カール、立山・雄山神社社務所裏斜面と山崎カールの3本を久々のツアー参戦の(あ)。と二人、滑ってきました。
日程的な制約により室堂泊の基本日帰りなので、頑張って3本です。
大日岳山裾に沈む前日の夕陽
朝陽の当たり始めた奥大日岳
朝陽に映える大日岳の雪稜は美しいです
黎明の立山連峰
一ノ越目指し歩く
左が雄山方面
一ノ越へのルートを外れ龍王岳、浄土山方面へ
一ノ越上部で稜線に乗り上げると針ノ木岳が迎えてくれる
ライチョウさんも
背後に雄山や真砂岳
浄土山稜線に乗り上げると今回、最も素晴らしい景観が出迎えてくれた
大天井岳~槍・穂高連峰、笠ヶ岳、黒部五郎岳~薬師岳の黒部源流の山々や
野口五郎岳、水晶岳、雲ノ平、五色ヶ原の大パノラマ
右手彼方に白山連峰
この時は二人のおじさんと我々二人の四人だけでこの大観を独占
龍王岳・北東カール
下るほど雪は重さを感じるようになるが、雪面がきれいなので快適に滑れる。
カール中間部より見上げる雄山
この後、一度、稜線を乗り越して、朝ハイクした室堂方面の谷筋を一ノ越へ向け滑る。
小休止後、雄山へ向けハイクアップ。
一ノ越に戻った後、ハイク経て雄山山頂着
雄山神社と後立山連峰
ハイク途中、短く同行だった二人のボーダーは昨日に別山沢を滑り、今日は右の御前谷を滑走して下山すると話していた。
見下ろす右の尾根に乗越した跡が確認できたので黒部平へのルートに迷いはないだろう。
社務所裏の我々のドロップ・ポイントより大日岳
斜度はあっても35~40度程度かな。
大日岳や室堂を正面に見て滑降
社務所裏よりストレートに斜面を滑る
二ノ越(?)付近で
一ノ越に戻り、再ハイクに備え腹ごしらえを兼ねて大休止
静まり返った二度目の雄山山頂
我々以外に二人のみ
山頂・雄山神社は一度目
二度目の雄山登頂の際に神社に参ろうと、一度目はあえてここまで足を運ばずドロップしていた。
正面に大日岳、室堂、右手に剱岳をみる山崎カールエントリー部
この上ないロケーション
小尾根左手にきれいな斜面が残っていた。
山崎カールへ滑降
雄山神社を背負う形でカール最上部を滑走
山崎カール名物、ローソク岩(右腕のすぐ左)と
剱岳と剱御前、別山、真砂岳
大日連山と雷鳥平テント村
ローソク岩下の腐れ雪を滑走して終わり
雪質は重いばかりで、この先下っても楽しくなさそうなので登り返しのなきよう室堂へ向け左トラバースで滑った。
一本目の龍王岳・北東カール、二本目の雄山神社社務所裏斜面の滑走は、そもそもエントリーする人が多くないこともあって、かつ、時間的に雪温上昇も抑えられていたことも手伝って快適に滑走することができた。
龍王岳は山頂からの滑走も視野にあったが山頂までのハイクに時間が掛かることや、山頂直下がややルンゼ状になっていることで危険回避の意味でキャンセルして富山大小屋付近からカールへと滑走した。
多くは一ノ越までハイクして御山谷をそのまま下方へか、あるいは東一ノ越方面へ滑るように見たが、御山谷は傾斜が緩く決して快適滑走とは言えず、ここは浄土山方面へもうひと頑張りするほうがより快適斜面にありつける。
御山谷は入門者向き。
二本目の社務所裏斜面のエントリー部は山崎カールのエントリー部でもある。
すぐに右へ逃げれば山崎カールへ、そのまま直に滑り込めば今回滑った斜面となる。
ハイクする際、ここを滑り降り上手く左へ逃げれば滑降後ハイクアップすることなく一ノ越に戻れるだろうと目論んでこの斜面を二本目の斜面とした。
下から見上げたとおり、中々イイ斜面で一ノ越へもハイクアップすることなく上手く帰還できた。
最後となった三本目の山崎カールの滑走は、ある意味今回のメイン滑走と考えていたが、あいにく時間経過によりバーンはずいぶん荒れていた。
また、雪温上昇も伴ってお世辞にも快適滑走とはいかなかったが、眼前に広がる室堂平や大日連山が魅せる見事な景観や、北方には天を突く剱岳が見晴るかせ、この上ないロケーションで滑走できる歓びに満ち溢れたスキーだった。
ヤマレコ
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剱岳を背景に山崎カールへと滑り込む
昨年も同時期に訪れた春の立山。
その時の悪天とは打って変わり絶好の好天に恵まれた今年の春の立山で、龍王岳・北東カール、立山・雄山神社社務所裏斜面と山崎カールの3本を久々のツアー参戦の(あ)。と二人、滑ってきました。
日程的な制約により室堂泊の基本日帰りなので、頑張って3本です。
大日岳山裾に沈む前日の夕陽
朝陽の当たり始めた奥大日岳
朝陽に映える大日岳の雪稜は美しいです
黎明の立山連峰
一ノ越目指し歩く
左が雄山方面
一ノ越へのルートを外れ龍王岳、浄土山方面へ
一ノ越上部で稜線に乗り上げると針ノ木岳が迎えてくれる
ライチョウさんも
背後に雄山や真砂岳
浄土山稜線に乗り上げると今回、最も素晴らしい景観が出迎えてくれた
大天井岳~槍・穂高連峰、笠ヶ岳、黒部五郎岳~薬師岳の黒部源流の山々や
野口五郎岳、水晶岳、雲ノ平、五色ヶ原の大パノラマ
右手彼方に白山連峰
この時は二人のおじさんと我々二人の四人だけでこの大観を独占
龍王岳・北東カール
下るほど雪は重さを感じるようになるが、雪面がきれいなので快適に滑れる。
カール中間部より見上げる雄山
この後、一度、稜線を乗り越して、朝ハイクした室堂方面の谷筋を一ノ越へ向け滑る。
小休止後、雄山へ向けハイクアップ。
一ノ越に戻った後、ハイク経て雄山山頂着
雄山神社と後立山連峰
ハイク途中、短く同行だった二人のボーダーは昨日に別山沢を滑り、今日は右の御前谷を滑走して下山すると話していた。
見下ろす右の尾根に乗越した跡が確認できたので黒部平へのルートに迷いはないだろう。
社務所裏の我々のドロップ・ポイントより大日岳
斜度はあっても35~40度程度かな。
大日岳や室堂を正面に見て滑降
社務所裏よりストレートに斜面を滑る
二ノ越(?)付近で
一ノ越に戻り、再ハイクに備え腹ごしらえを兼ねて大休止
静まり返った二度目の雄山山頂
我々以外に二人のみ
山頂・雄山神社は一度目
二度目の雄山登頂の際に神社に参ろうと、一度目はあえてここまで足を運ばずドロップしていた。
正面に大日岳、室堂、右手に剱岳をみる山崎カールエントリー部
この上ないロケーション
小尾根左手にきれいな斜面が残っていた。
山崎カールへ滑降
雄山神社を背負う形でカール最上部を滑走
山崎カール名物、ローソク岩(右腕のすぐ左)と
剱岳と剱御前、別山、真砂岳
大日連山と雷鳥平テント村
ローソク岩下の腐れ雪を滑走して終わり
雪質は重いばかりで、この先下っても楽しくなさそうなので登り返しのなきよう室堂へ向け左トラバースで滑った。
一本目の龍王岳・北東カール、二本目の雄山神社社務所裏斜面の滑走は、そもそもエントリーする人が多くないこともあって、かつ、時間的に雪温上昇も抑えられていたことも手伝って快適に滑走することができた。
龍王岳は山頂からの滑走も視野にあったが山頂までのハイクに時間が掛かることや、山頂直下がややルンゼ状になっていることで危険回避の意味でキャンセルして富山大小屋付近からカールへと滑走した。
多くは一ノ越までハイクして御山谷をそのまま下方へか、あるいは東一ノ越方面へ滑るように見たが、御山谷は傾斜が緩く決して快適滑走とは言えず、ここは浄土山方面へもうひと頑張りするほうがより快適斜面にありつける。
御山谷は入門者向き。
二本目の社務所裏斜面のエントリー部は山崎カールのエントリー部でもある。
すぐに右へ逃げれば山崎カールへ、そのまま直に滑り込めば今回滑った斜面となる。
ハイクする際、ここを滑り降り上手く左へ逃げれば滑降後ハイクアップすることなく一ノ越に戻れるだろうと目論んでこの斜面を二本目の斜面とした。
下から見上げたとおり、中々イイ斜面で一ノ越へもハイクアップすることなく上手く帰還できた。
最後となった三本目の山崎カールの滑走は、ある意味今回のメイン滑走と考えていたが、あいにく時間経過によりバーンはずいぶん荒れていた。
また、雪温上昇も伴ってお世辞にも快適滑走とはいかなかったが、眼前に広がる室堂平や大日連山が魅せる見事な景観や、北方には天を突く剱岳が見晴るかせ、この上ないロケーションで滑走できる歓びに満ち溢れたスキーだった。
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