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2023年3月11日
2023年3月4日
04/03/23 氷ノ山・ネジレ谷とワサビ谷
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Labels: alpine touring, Land Cruiser 70, 山歩き、登山, 氷ノ山
2022年5月5日
2022年4月2日
2021年2月28日
2021年2月20日
2021年1月4日
2019年5月4日
02-03/05/19 北ノ俣岳スキー滑走
黒部五郎岳山頂に立つべく飛越林道、飛越トンネルから太郎平小屋に入りましたが、三度目の今回にしても、その山頂には立てませんでした。
益々、遠い存在になりつつある黒部五郎岳と、左に言わずと知れた槍ヶ岳
北ノ俣岳東面を薬師沢左俣方面へ向け滑るaoaoさん
またまた行けなかった黒部五郎。
へなちょこだから、こんなもんだけどピークからの景色は見てみたい。
寺地山の肩より見上げる北ノ俣岳西面と赤木岳 左は薬師岳
昨秋以来の北ノ俣岳
北ノ俣岳東面を滑る
青い空と黒部川源流の渓、三俣蓮華岳、丸山と槍ヶ岳 三俣乗越の奥は大天井岳
黒部五郎岳と双六岳稜線の奥に槍ヶ岳
沈む夕日と砺波平野
ほんのり紅く染まる薬師岳
星空と薬師岳、南東稜
水晶岳とワリモ岳、鷲羽岳、雲ノ平
太郎平小屋と大きな薬師岳
北ノ俣岳(左奥)へ向けハイクする
飛越新道出合いより薬師岳と遠くに剱岳
北ノ俣岳の登山者と黒部五郎岳、笠ヶ岳
寺地山、飛越新道の尾根と遠く微かに白山
笠ヶ岳と乗鞍岳、かろうじて御嶽
中央に赤木平と三俣乗越~三俣蓮華岳~丸山~双六岳
奥の稜線が大天井岳と槍ヶ岳~大喰岳稜線
赤木平方面へ滑り雲ノ平を前に黒部源流の山々も見ながら、しばしの~~んびり至福の時間を過ごす。
薬師沢左俣から飛越新道出合いピークまで右巻きで上がったあとは稜線を離れ北ノ俣避難小屋へ向け最後の滑走。
標高差600メートルを10分ほどで至上の超絶滑走。
北ノ俣岳と滑ってきた斜面を見上げる
小さなピークにて付けたばかりのマイ・シュプールを見上げ、太郎小屋で作ってもらったチマキ弁当で本日、二度目のマッタリ。
この後の長い尾根のアップダウンや林道歩行がなければ良いんだが、これも山行のうちか。
因みに、今ツアーが今シーズンの最初でもあり最後でもあるスキー板を履いた日でした。
フキノトウの和え物
林道脇にたくさんのフキノトウを見かけたので摘んで持ち帰ってみた。
この時期は蒲田川源流部、新穂高からわさび平間の左俣林道でも訪れる度、あちらこちらで目にしていたが、ここの林道脇にもたくさん目にしたので、これまでに摘んで帰ったことがないこともあって摘んでみた。
フンも見かけたからシカもいるはずなのに、これに口をつけないところに訳がありそうな・・・。
天ぷら以外の調理で食べるのは初めてだったので何とも言えないが、旬のものとして食べるべきで、好んで食べるものではないと感じたのが率直な意見。
HPは ようこそ『山のアルバム』へ
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益々、遠い存在になりつつある黒部五郎岳と、左に言わずと知れた槍ヶ岳
北ノ俣岳東面を薬師沢左俣方面へ向け滑るaoaoさん
またまた行けなかった黒部五郎。
へなちょこだから、こんなもんだけどピークからの景色は見てみたい。
寺地山の肩より見上げる北ノ俣岳西面と赤木岳 左は薬師岳
昨秋以来の北ノ俣岳
北ノ俣岳東面を滑る
青い空と黒部川源流の渓、三俣蓮華岳、丸山と槍ヶ岳 三俣乗越の奥は大天井岳
黒部五郎岳と双六岳稜線の奥に槍ヶ岳
沈む夕日と砺波平野
ほんのり紅く染まる薬師岳
星空と薬師岳、南東稜
水晶岳とワリモ岳、鷲羽岳、雲ノ平
太郎平小屋と大きな薬師岳
北ノ俣岳(左奥)へ向けハイクする
飛越新道出合いより薬師岳と遠くに剱岳
北ノ俣岳の登山者と黒部五郎岳、笠ヶ岳
寺地山、飛越新道の尾根と遠く微かに白山
笠ヶ岳と乗鞍岳、かろうじて御嶽
中央に赤木平と三俣乗越~三俣蓮華岳~丸山~双六岳
奥の稜線が大天井岳と槍ヶ岳~大喰岳稜線
赤木平方面へ滑り雲ノ平を前に黒部源流の山々も見ながら、しばしの~~んびり至福の時間を過ごす。
薬師沢左俣から飛越新道出合いピークまで右巻きで上がったあとは稜線を離れ北ノ俣避難小屋へ向け最後の滑走。
標高差600メートルを10分ほどで至上の超絶滑走。
北ノ俣岳と滑ってきた斜面を見上げる
小さなピークにて付けたばかりのマイ・シュプールを見上げ、太郎小屋で作ってもらったチマキ弁当で本日、二度目のマッタリ。
この後の長い尾根のアップダウンや林道歩行がなければ良いんだが、これも山行のうちか。
因みに、今ツアーが今シーズンの最初でもあり最後でもあるスキー板を履いた日でした。
フキノトウの和え物
林道脇にたくさんのフキノトウを見かけたので摘んで持ち帰ってみた。
この時期は蒲田川源流部、新穂高からわさび平間の左俣林道でも訪れる度、あちらこちらで目にしていたが、ここの林道脇にもたくさん目にしたので、これまでに摘んで帰ったことがないこともあって摘んでみた。
フンも見かけたからシカもいるはずなのに、これに口をつけないところに訳がありそうな・・・。
天ぷら以外の調理で食べるのは初めてだったので何とも言えないが、旬のものとして食べるべきで、好んで食べるものではないと感じたのが率直な意見。
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Labels: alpine touring, BMW・GC, photo, エクスペディション(日帰り以外の山行), 山小屋泊山行, 山歩き、登山
2018年4月30日
29/04/18 双六谷と弓折岳
新穂高から左俣谷、大ノマ乗越経由、双六谷、弓折岳山スキー行ってきました。
鏡平上部より望む穂高連峰と焼岳、乗鞍岳
新穂高・深山荘登山者用駐車場
今宵の寝床はこの灯りの内
解る人に言わせれば、ある意味、敗退的山行ですね。
もちろん目的は双六岳であり双六カールを滑ることでしたが、大ノマ乗越に着いて目にした双六岳の雪付きの悪さに、一気にテンションだだ下がりでネイチャースキーを愉しむことに気持ちを切り替えてしまいました。
目にした双六岳の寡雪ぶりには驚かされた
右上するのが双六谷で南峰の左肩に小さく黒部五郎岳がみえる
のちに目にした状態では双六岳山頂からでも雪を拾えば双六谷まで滑走は可能のようでしたが、見る限りかなりリスキーなシチュエーションもありそうに見えたので納得です。
秩父沢の登行
デブリは大したことがなくて助かったが大ノマ乗越までは長くて遠い
ようやく着いた感満載の大ノマ乗越にて大キレット~穂高連峰
ここから双六谷までの標高差200mは、それなりの斜度なれど雪質上々で、距離は短いながら滑走はそれなりに楽しめる。
雪割れの双六谷と大ノマ岳
雪割れした双六谷でのひと時は、まるで砂漠の中に突如現れたオアシスのようで、ほんの短い時間ながらこれまでにないロケーションとシチュエーションを独占して、とても贅沢で優雅な時間を過ごせました。
金木戸川源流の流れと双六岳頂稜台地
青空に映えるダケカンバが美しい
やや狭くてスケールも小さいながら黒部源流によく似た雰囲気の双六谷上部。
出合から双六池までの標高差は300mあるから斜度はそこそこある。
この後、双六カールの登行はキャンセル、双六池まで登行することなく右折し弓折岳北部稜線に上がる。
北に鷲羽岳と水晶岳
樅沢岳南で弓折岳稜線に乗ると槍~穂高連峰が素晴らしい景観で迎えてくれる。
稜線というステージの上に立った瞬間、槍~穂高連峰の壮大な景観が眼に飛び込む
北鎌尾根上部~槍ヶ岳~大喰岳~中岳と西鎌尾根、中崎尾根、飛騨沢
かつて今日と同じように、ここから見た残雪の飛騨沢に憧憬の念を持ったことを想い出す。
中岳・中の沢に忘れたであろうシールは今もあるだろうか?
大観が眼の前にあってもキツイのはキツイ
中岳~南岳、大キレット~北穂高岳~涸沢岳~奥穂高岳~ジャンダルム
大キレット~北穂高岳~涸沢岳~奥穂高岳~ジャンダルム~西穂高岳・独標付近まで
手前稜線は中崎尾根と、ここでも不遇な存在の奥丸山
ただ、ここから弓折岳までは小さいながらアップダウンが幾度かあり意外と近くない。(雪切れ二か所あり、スキー脱ぐ)
この稜線上の二か所のピークにひと張りづつテントが張ってあった。
弓折岳ピークにも、ふた張りのテント。見下ろす鏡平にも緑色のテントが確認できる。
どのテントも素晴らしいロケーションで、いい夜が過ごせたにちがいない。
鏡平に張られたひと張りのテント
中央、左寄り
弓折岳からの斜面は槍~穂高連峰を正面に見て最高のロケーション。
(スキーヤーとなった本人には見えないが・・・)
雪の状態は山頂直下がベストだったが、すぐに終わりレフトに回り込み熊の踊り場を見下ろすようになると素晴らしい縦溝。
さいわい、この時間になると雪は緩んでいてシュプールも皆無だったので適当にざく切りにしてやった。
鏡平や熊の踊り場から弓折岳東面の縦溝は造形美を形成するほどすごい
秩父沢のそれは、縞模様のスパンが大きく溝も深い
昨日、熊の踊り場ではその名を地で行く熊がうろついていたと弓折岳のテントの一人の人から聴いたので、あたりを注意しながらもぐるりと取り囲む縦溝のオンパレードを楽しむ。
広い秩父沢に合流しても縦溝は終わるはずはなく、どちらかといえば傾斜が緩いのがせめてもの救いほどで、大きく深いそれに滑りにくさはさらに増す。
うねりに身を任せて滑るのみ。
立ち止まり見下ろすと、出合いの橋はまだまだ先の下の方。
秩父沢の出合い付近だろうか、左正面に奥丸山稜線の奥に槍ヶ岳~穂高連峰が最後に見える場所があるので、眼前に広がる光景を家族とシェアしながら長居。
ここでもう少し待って、黄昏て紅くなりそうな穂高の山々を見るのもイイかな、とも思ったが明るいうちの下山がリスクマネジメント。
安全を優先し、しばらくしたら重い腰を上げる。
事実、滑りに関しての危険性はこの辺りを過ぎてから出合橋までの下部のデブリ地帯のほうが高く、難しかった。
秩父沢から最後に見た穂高連峰
これくらいの標高の目線では西穂稜線の存在感がある
奥穂高岳~馬の背~ロバの耳~ジャンダルム
手前は涸沢岳西尾根・蒲田富士稜線と林の中崎尾根
弓折岳山頂から林道出合いまで、の~んびりしながらでも1時間ほどで下れるのはスキーならでは。
林道はアプローチシューズで、トボトボ下山。
稜線にいる人にはどんな光景が見えているのだろう
左俣林道でみたアーベントロートの焼岳
こちらは遅々として進まないものの、
「弓折稜線の、もう少しでも北の位置から左俣に飛び込んでいればもっと充実した山行になっただろうか。」
その場に身を置くとなかなかそうも行かないのが現実で、素晴らしい景色との出逢いと無事の下山で何より。
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鏡平上部より望む穂高連峰と焼岳、乗鞍岳
新穂高・深山荘登山者用駐車場
今宵の寝床はこの灯りの内
解る人に言わせれば、ある意味、敗退的山行ですね。
もちろん目的は双六岳であり双六カールを滑ることでしたが、大ノマ乗越に着いて目にした双六岳の雪付きの悪さに、一気にテンションだだ下がりでネイチャースキーを愉しむことに気持ちを切り替えてしまいました。
目にした双六岳の寡雪ぶりには驚かされた
右上するのが双六谷で南峰の左肩に小さく黒部五郎岳がみえる
のちに目にした状態では双六岳山頂からでも雪を拾えば双六谷まで滑走は可能のようでしたが、見る限りかなりリスキーなシチュエーションもありそうに見えたので納得です。
秩父沢の登行
デブリは大したことがなくて助かったが大ノマ乗越までは長くて遠い
ようやく着いた感満載の大ノマ乗越にて大キレット~穂高連峰
ここから双六谷までの標高差200mは、それなりの斜度なれど雪質上々で、距離は短いながら滑走はそれなりに楽しめる。
雪割れの双六谷と大ノマ岳
雪割れした双六谷でのひと時は、まるで砂漠の中に突如現れたオアシスのようで、ほんの短い時間ながらこれまでにないロケーションとシチュエーションを独占して、とても贅沢で優雅な時間を過ごせました。
金木戸川源流の流れと双六岳頂稜台地
青空に映えるダケカンバが美しい
やや狭くてスケールも小さいながら黒部源流によく似た雰囲気の双六谷上部。
出合から双六池までの標高差は300mあるから斜度はそこそこある。
この後、双六カールの登行はキャンセル、双六池まで登行することなく右折し弓折岳北部稜線に上がる。
北に鷲羽岳と水晶岳
樅沢岳南で弓折岳稜線に乗ると槍~穂高連峰が素晴らしい景観で迎えてくれる。
稜線というステージの上に立った瞬間、槍~穂高連峰の壮大な景観が眼に飛び込む
北鎌尾根上部~槍ヶ岳~大喰岳~中岳と西鎌尾根、中崎尾根、飛騨沢
かつて今日と同じように、ここから見た残雪の飛騨沢に憧憬の念を持ったことを想い出す。
中岳・中の沢に忘れたであろうシールは今もあるだろうか?
大観が眼の前にあってもキツイのはキツイ
中岳~南岳、大キレット~北穂高岳~涸沢岳~奥穂高岳~ジャンダルム
大キレット~北穂高岳~涸沢岳~奥穂高岳~ジャンダルム~西穂高岳・独標付近まで
手前稜線は中崎尾根と、ここでも不遇な存在の奥丸山
ただ、ここから弓折岳までは小さいながらアップダウンが幾度かあり意外と近くない。(雪切れ二か所あり、スキー脱ぐ)
この稜線上の二か所のピークにひと張りづつテントが張ってあった。
弓折岳ピークにも、ふた張りのテント。見下ろす鏡平にも緑色のテントが確認できる。
どのテントも素晴らしいロケーションで、いい夜が過ごせたにちがいない。
鏡平に張られたひと張りのテント
中央、左寄り
弓折岳からの斜面は槍~穂高連峰を正面に見て最高のロケーション。
(スキーヤーとなった本人には見えないが・・・)
雪の状態は山頂直下がベストだったが、すぐに終わりレフトに回り込み熊の踊り場を見下ろすようになると素晴らしい縦溝。
さいわい、この時間になると雪は緩んでいてシュプールも皆無だったので適当にざく切りにしてやった。
鏡平や熊の踊り場から弓折岳東面の縦溝は造形美を形成するほどすごい
秩父沢のそれは、縞模様のスパンが大きく溝も深い
昨日、熊の踊り場ではその名を地で行く熊がうろついていたと弓折岳のテントの一人の人から聴いたので、あたりを注意しながらもぐるりと取り囲む縦溝のオンパレードを楽しむ。
広い秩父沢に合流しても縦溝は終わるはずはなく、どちらかといえば傾斜が緩いのがせめてもの救いほどで、大きく深いそれに滑りにくさはさらに増す。
うねりに身を任せて滑るのみ。
立ち止まり見下ろすと、出合いの橋はまだまだ先の下の方。
秩父沢の出合い付近だろうか、左正面に奥丸山稜線の奥に槍ヶ岳~穂高連峰が最後に見える場所があるので、眼前に広がる光景を家族とシェアしながら長居。
ここでもう少し待って、黄昏て紅くなりそうな穂高の山々を見るのもイイかな、とも思ったが明るいうちの下山がリスクマネジメント。
安全を優先し、しばらくしたら重い腰を上げる。
事実、滑りに関しての危険性はこの辺りを過ぎてから出合橋までの下部のデブリ地帯のほうが高く、難しかった。
秩父沢から最後に見た穂高連峰
これくらいの標高の目線では西穂稜線の存在感がある
奥穂高岳~馬の背~ロバの耳~ジャンダルム
手前は涸沢岳西尾根・蒲田富士稜線と林の中崎尾根
弓折岳山頂から林道出合いまで、の~んびりしながらでも1時間ほどで下れるのはスキーならでは。
林道はアプローチシューズで、トボトボ下山。
稜線にいる人にはどんな光景が見えているのだろう
左俣林道でみたアーベントロートの焼岳
こちらは遅々として進まないものの、
「弓折稜線の、もう少しでも北の位置から左俣に飛び込んでいればもっと充実した山行になっただろうか。」
その場に身を置くとなかなかそうも行かないのが現実で、素晴らしい景色との出逢いと無事の下山で何より。
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2018年2月24日
24/02/18 滑落!
三木・Yくんと伯耆大山、7合沢行ってきました。
別山を借景に滑る
7合沢源頭より滑りだしたのも束の間、ワンターン目であえなく撃沈。
直後、標高差にして110メートルも滑り落ちました。
灌木に引っかかって止まったマイ・スキー
今、こうして記録を書けているからいいようなものの、ひとつ間違えば大惨事にもなりかねない経験でした。
平均時速、約30キロ、最高速度34キロ/h、時間13、4秒。
時速30キロは秒速にすると8.3メートルなので距離でも100メートル以上の直滑降でした。
もちろん制動しようと努めたつもりですが、よく言われる通り止まりません。
板は両方とも外れたので斜面の傾斜に身を任せるしか術がない中、一番の恐怖は障害物、なかでも灌木に激突しないか、ということでした。
二、三度、止まれそうなときはありましたが、また加速するような感じで、止めたい気持ちとは裏腹に思うに任せないのが落ちて行く人の心情です。
ようやく止まった時は安堵の気持ちでいっぱいでした。
頭が下方で、うつ伏せ状態でした。
もちろん雪には埋まっていません。
ホッとしました。身体も大丈夫です。
この様子を見ていた夏道の登山者の一人の方と7合尾根を登攀する二人パーティーの方から安否を気遣う言葉をかけていただきましたが、身体を反転させたい気持ちはあるもののこの状態を変えると再び滑走してしまいそうで、行動を起こすことができずご心配をかけてしまいました。
現場で最も心配をかけたのは、誰をさておいてもエントリー部で一部始終を見ていた同行のYくん。
彼は彼で、この時間に色んなことを考えさせられてた様で、本当に申し訳なかった気持ちでいっぱいです。
彼らに無事を伝えようとしてもなかなか起き上がれず、時間が掛かったことで余計に心配させてしまったようです。
で、何とか身体を反転。
上を見て無事を伝え、次に下方に目をやると2、3メートルの位置に少し大きめの灌木。
ちょっとヤバかったかもしれません。
とりあえず、自身の身体が無事だったことで、よくここで止まったものだと胸をなでおろした次第です。
この後も、もちろん上手く滑れるはずがありません。
只々、腕のなさを露呈しただけで、今年の大山の雪は難しく上手く滑れないのもこのせいに過ぎませんが、それにしても情けない。
若い時ならこれもスキルとして積み上げられるかもしれませんが、肝に銘じることは当然としても年も年だから、さてどう考えるべきだろうか・・・。
7合沢源頭部 風は強いが視界はある
エントリーポイントより見下ろす7合沢
左に夏道の尾根、右に元谷
スキートップの先に声を掛けていただいた7合尾根登攀の二人
悪雪に負けず滑るYくん
8合尾根越しに見る弥山、剣ヶ峰稜線方面
凍てつく北壁・大屏風岩と烏帽子岩
8合沢、行者谷出合い付近
別山方面を撮る私
大神山神社
無事の下山に感謝し、いつものように土佐屋の反省会も行って、なんとか今日の山行を終えることができました。
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別山を借景に滑る
7合沢源頭より滑りだしたのも束の間、ワンターン目であえなく撃沈。
直後、標高差にして110メートルも滑り落ちました。
灌木に引っかかって止まったマイ・スキー
今、こうして記録を書けているからいいようなものの、ひとつ間違えば大惨事にもなりかねない経験でした。
平均時速、約30キロ、最高速度34キロ/h、時間13、4秒。
時速30キロは秒速にすると8.3メートルなので距離でも100メートル以上の直滑降でした。
もちろん制動しようと努めたつもりですが、よく言われる通り止まりません。
板は両方とも外れたので斜面の傾斜に身を任せるしか術がない中、一番の恐怖は障害物、なかでも灌木に激突しないか、ということでした。
二、三度、止まれそうなときはありましたが、また加速するような感じで、止めたい気持ちとは裏腹に思うに任せないのが落ちて行く人の心情です。
ようやく止まった時は安堵の気持ちでいっぱいでした。
頭が下方で、うつ伏せ状態でした。
もちろん雪には埋まっていません。
ホッとしました。身体も大丈夫です。
この様子を見ていた夏道の登山者の一人の方と7合尾根を登攀する二人パーティーの方から安否を気遣う言葉をかけていただきましたが、身体を反転させたい気持ちはあるもののこの状態を変えると再び滑走してしまいそうで、行動を起こすことができずご心配をかけてしまいました。
現場で最も心配をかけたのは、誰をさておいてもエントリー部で一部始終を見ていた同行のYくん。
彼は彼で、この時間に色んなことを考えさせられてた様で、本当に申し訳なかった気持ちでいっぱいです。
彼らに無事を伝えようとしてもなかなか起き上がれず、時間が掛かったことで余計に心配させてしまったようです。
で、何とか身体を反転。
上を見て無事を伝え、次に下方に目をやると2、3メートルの位置に少し大きめの灌木。
ちょっとヤバかったかもしれません。
とりあえず、自身の身体が無事だったことで、よくここで止まったものだと胸をなでおろした次第です。
この後も、もちろん上手く滑れるはずがありません。
只々、腕のなさを露呈しただけで、今年の大山の雪は難しく上手く滑れないのもこのせいに過ぎませんが、それにしても情けない。
若い時ならこれもスキルとして積み上げられるかもしれませんが、肝に銘じることは当然としても年も年だから、さてどう考えるべきだろうか・・・。
7合沢源頭部 風は強いが視界はある
エントリーポイントより見下ろす7合沢
左に夏道の尾根、右に元谷
スキートップの先に声を掛けていただいた7合尾根登攀の二人
悪雪に負けず滑るYくん
8合尾根越しに見る弥山、剣ヶ峰稜線方面
凍てつく北壁・大屏風岩と烏帽子岩
8合沢、行者谷出合い付近
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