2006年9月30日

野の花


9/30
高御位山よりもさらに超低山、姫路南西部の麻生山に上がり、瀬戸内の海や姫路市街地方面をのんびり見ました。
(中央を横切るのが市川、右上は書写山とその下方、少し分かりにくいながら市街地に埋もれるように姫路城)

あいにく霞がかかり男鹿島をのぞむのがやっとで、先週見た高御位山からのような素晴らしい眺望は得られませんでしたが、登山路中腹では高御位山でも見かけることのなかったツリガネニンジンを何輪か見ることができたのですから、こんな低山でもれっきとした山であることを再認識しました。
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2006年9月25日

里の秋

9/24
先週に続き、高御位山に上がった。

登山口の集落、長尾では道端にこの時期の花、彼岸花もちらほら花を咲かせ
「里山もずいぶん秋めいてきたな。」
と思いながら歩き始めたものの、山道を歩くようになると、まだまだ暑く大汗が吹き出た。
高圧線鉄塔下で雑木を抜けても風はほとんど吹かず、暑いばかり。
それでも、山頂で岩場に腰掛け南望すると、これまでになく見通しがよく、暑かったことも忘れさせてくれた。
明石大橋はずいぶん近く、淡路島最高峰の諭鶴羽山や四国の山並みもかすかに見える。
男鹿島の無残な山肌はいつになく白く、家島諸島となら本来、ずいぶん距離のある小豆島も、 すぐうしろに浮かんでいるように近い。
赤穂御崎やその手前の、春、Aさんとカヤックで渡った唐荷三島もはっきりと確認できるから、嬉しくなってしまう。
「氷ノ山も見えるかも・・・」
岩場の高いところに上がり、さらに背伸びもし、できるだけ高い位置から今度は北側を見てみようと考えたが、そのつまらぬ思いはすぐに打ち消された。
ちょっと覗いてみると、確かに眺望はいつになくよかったが、あいにく播州高原以北はガスが覆い、展望は得られなかった。

下山は中塚山への稜線をたどる。小高御位山へも立ち寄ったら鉄塔下からは断食道場への道を下る。
里に下りると、イガグリの中に今にもはじけんばかりのつるッつるの実をのぞかせ、「とってください」と言わんばかりの栗の木。しばらく苦闘し、これを旬の土産としたら家路に着いた。

上り、25分。下り、30分。
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栗ご飯

今日の夕食は、昨日仕入れた栗を使っての炊き込みご飯をメインとした超和食。れんこ鯛の塩焼きも美味しかったが、それにも負けず劣らず美味しかったのは、もちろん栗ご飯。
それは市街地からホンのわずか路地を山の方に足を延ばしただけの村外れにある栗の木から得たモノだったこともあり、駄目もとで持ち帰ったものの、これが思わぬ絶品の味を提供してくれたから、さながら「瓢箪から駒」。

これは
『旬を迎えた路地ものにかなう物はない。』
の典型なのか、はたまた、
『うちのかみさんの味付けが上手いのか。』
胃袋に収まってしまった今となってはどちらでもいいことだが、兎に角、旨かったことに違いはなかった。
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