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2017年3月13日

12/03/17 乗鞍岳 Mt.Norikura

パタゴニア

三木・Yくんと乗鞍岳に行ってきました。


真っ青な空に飛行機雲

ここで言う乗鞍岳は一般的に言う3,000メートル峰のひとつの乗鞍岳です。

その乗鞍岳に遠征して行ってきました。


蚕玉岳と朝日岳
画像の1st trackはマイ・シュプール


2nd stage 富士見岳東斜面
槍~穂高、常念~蝶ヶ岳

とか言って、実は山頂には立たずに下山です。

この時期のコンディション的にはかなり好条件がそろっていたと思いますが、同行のYくんも特にピークハントにこだわりはない感じだったので、剣ヶ峰まで足を運んでも滑れる斜面は少ないとみて肩ノ小屋から滑走することにしました。

いくら条件がイイといっても、そこは独立峰的な3,000峰なので足元は雪面というより氷面といっても過言でないほどシビア。

シュカブラの上に立てばエッジは効くものの、滑りに関してはデブリよりはマシな程度で到底快適な滑走はできません。

それでも、吹き溜まりを好んで滑れば快適滑走できました。

二本目の富士見岳東面は、先を越されたシュプールが何本かありましたが、アングルを選べば槍~穂高を背景に面ツル斜面を滑る姿を撮ることができました。


休暇村乗鞍高原をスタート
ゲレンデトップを経てさらに歩くと剣ヶ峰や高天ヶ原の乗鞍岳主脈が見えてくる


右手には穂高岳・吊尾根や槍ヶ岳


位ヶ原のシュカブラ帯を稜線に向け進む


摩利支天岳のコロナ測候所と富士見岳 眼下は肩ノ小屋


剣ヶ峰、蚕玉岳、朝日岳をバックに滑る
こう見えて雪面はほぼテッカテカ


シュカブラもきれいな紋様を見せるものの、実のところ滑るにはいただけない


蚕玉岳、朝日岳を背景に


気持ちのイイ滑走


槍ヶ岳~穂高岳を遥かに見て滑走ラインをシュミレーション中


スキーヤーがファインダーに入ってきたら、ここからの何枚かが今日のメイン・ショット


その中の一枚がこのショット


一番右が彼のシュプール 三本目がマイン


やや左目の最も大きなターン弧がYくんのそれ


富士見岳東斜面


ダケカンバと穂高連峰


位ヶ原のコブからツアーコースへ向け滑り降りる


ゲレンデトップより見上げる

この後、ゲレンデを軽快滑走して一日を締めくくろうとしたところ思わぬところに落とし穴。

かもしかゲレンデ上部を滑走中、山中では一度も脱げることのなかったスキー板が外れた。

やや硬いバーンに腕のなさを露呈しただけの結果なのだが、そのあとがいけなかった。

リーシュで板とブーツをつないでいたので板を流してしまうことはなかったが、その時、ブーツのフロントのディポットに雪のような氷のようなものが詰まってしまったようで再び板を履くのにかなり時間を費やしてしまった。

ゲレンデ下でその一部始終を眺めていたYくんは、もどかしさを感じながらイライラしたに違いない。

ようやく復活して彼と合流して状況を話すと、これがテックビンディングのマイナス要素だと聞かされた。

確かにその通りだとうなずいたものの、山中での場面を想像すると、どんな状況でも板が脱げることのない滑りをすることが重要だと思い知らされた。

あとはゲレンデをかっ飛ばして休暇村に下山。

ここでひとっ風呂浴びた後、最後の〆は高山・恵比寿そばの天ざる。


季節の天ぷらも含めボリューム満点で、いつ食べても美味い

少し反省会もしながらおいしくいただき、帰路についた。



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2017年3月5日

04/03/17 伯耆大山・7合沢と大ノ沢

パタゴニア

三木・Yくん、京都・Fくんと三人で7合沢と大ノ沢、滑ってきました。


スプレー上げまくりの7合沢


今回、初コラボのFくんも

いつものYくんに加え、彼の大学時代の同級生のFくんとの三人で、やや硬めの7合沢ではスプレー祭り。

多くのハイカーで賑わう山頂を後にしたら、大ノ沢はすべすべ大斜面を堪能しました。

Fくんは初コラボだったので滑る姿がかなり新鮮でした。

ということで彼らの滑りを中心に、以下、時系列画像のみです。


6合目で頂稜部を見上げる私とYくん
ヤマレコより拝借


7合尾根に当て気味に


スプレー祭り


パウダーもいいけど、これも楽しい


滑走後、6合目より7合沢と別山を見上げる


別山山頂と剣ヶ峰、弥山


きれいな漏斗状の別山沢源頭と元谷


剣ヶ峰から三鈷峰へ落ちる稜線と奥に矢筈ヶ山、甲ヶ山
三角点付近より


縦走路と槍ヶ峰


弥山山頂にて


同級生コンビ


命名、『大ノ沢・プロムナード』いわばプロローグ


見ての通りの美しい雪 とってもミルキーだった


とろけそうな雪を堪能


ココから大ノ沢・ハイライト


ピナクルをバックに


ピナクルを間近に見るコース取りで滑る


I's me ! !


ピナクルの下方に回り込んで


大斜面をかっ飛ばす


さえぎるものは何もない


中間部になって雪質がやや硬かった


樹林帯に向けて最後の滑り


危惧したエピローグも快適
横手道より堰堤群と大ノ沢を見上げる

大ノ沢は堰堤右岸側を横手道まで雪切れなく快適滑走。

しばらく余韻に浸った後、横手道をてくてく少しばかり歩いて桝水原滑走して終わり。

もちろん土佐屋での反省会は行いました。



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2017年2月27日

26/02/17 伯耆大山、草鳴社ケルンから7合沢、8合沢下部

パタゴニア

三木・Yくん、岡山・KくんとB-Treeの仲間たちと伯耆大山・7合沢滑ってきました。


8合沢下部へ向けてのライド

二月も終わりが近く大山では三月の声を聴くと、特に南面に関しては賞味期限が近い。

大ノ沢は先月滑ったので、今日は横手口沢をターゲットに出かけたが・・・。

米子道、蒜山高原SAでみた朝焼けの大山南壁は、ほのかに赤く染まった姿が素晴らしく、ここからでも横手口沢や一ノ沢上部のすべすべの素晴らしい斜面が確認できる。

天気は午後から崩れるとのことなので、午前中は何とか持ってくれるはずと願いつつ桝水へ。

Yくんと合流し南光河原へ移動して彼の知り合いと落ち合ってみると、元気よく自身の名前を呼びかける声。

Kくんじゃないか。

彼らの集団は前日までにYくんが言い合わせたうえ、ここで待ち合わせしてたわけだけど、その中に何年かぶりに会うKくんがいた。

彼自身、大山に足を運ぶのは久しぶりで、それも今日の出動は家庭の事情などの偶然が重なってのことらしく、あの、自身を呼びかける声や風貌は以前と何ら変わらず当時にタイムスリップしたようだった。


今日は珍しく南光河原からのスタート

彼らはみんな若い山ボーダー。

岡山のB-Treeというショップの有志たちらしい。

大人数でのハイクで愉しく高度を稼ぐのはよかったが、よくなくなってきたのが天気。

午前中は持ってくれると踏んでいたのが、午前の早い時間にかかわらず上空や遠景がどんよりしてきた。


5合目
すでに空はどんより


6合目避難小屋とガスに覆われた山頂部

6合目まで来てみると山頂部にはガスが掛かり、これはすでにマズい。

何時ものように7合沢で一本滑って、その後に南面を、のパターンを崩して南面一本にするにもちょっと天気の崩れが早すぎる。


展望皆無の草鳴社ケルン付近

何とかガスの切れ目の草鳴社ケルンまで上がってはみたが、後の天気回復は期待できず山頂へは向かわずここで滑走準備とした。

それでもガスが降りてくると雪面が見えないほどで条件的には決して良くない。

やや下方から同行のボーダーが滑り終えるのを待って、こちらもドロップ。

やや湿雪で初めスラフが落ち気味ながら視界も回復したことで、まもなくに滑りやすいイイ雪を愉しめた。

中間あたりから7合尾根を乗越して8合沢の下部へと転身。

ここまで下るとガスはなくボーダーが気持ちよさげに滑り降りていった。


8合沢下部へと滑る


中々のコンディションに奇声や大きなスプレーをあげながら滑る


ボーダーとスキーヤーの大きな違いはこのアングルでのスタイル
ボーダーは兎角絵になるがスキーヤーはこうは行かない

天気が良ければこの上ないシチュエーションだったろうが、そうだったらおそらくここまでは下ってなかったので、この際、いいコンディションの雪を愉しみながらこちらも滑る。


スキーヤーの我々も負けじと滑る


粉まみれ


8合沢下部、別山沢との出合い付近を滑降する


ピントが、やや灌木っぽいけど・・・


I's me !!


行者谷出合い上部

元谷までも雪質は変わることなくいつになく快適に林間滑走。


iphone 失くした人、ひとり・・・


元谷で記念の撮影

治山林道をへて大神山神社まで下れば山行は終わり。

板を脱いで参道を大山寺へと下る。

土佐屋前で彼らと別れたら、例によって二人、ここで反省会と称したお昼ご飯。

一本で切り上げたので珍しくまだお昼にもなっていない早い時間帯。

今日に限っては本当のお昼ご飯となった。


そば処 土佐屋

店を後にし見上げた山は、やはり草鳴社までしか望むことはできなかった。



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2017年1月28日

28/01/17 伯耆大山、大ノ沢滑降

パタゴニア

兵庫三木・Yくんと伯耆大山7合沢を6合小屋へ滑った後、弥山から大ノ沢を桝水へ滑りました。


やや固めの7合沢を滑る

伯耆大山・大ノ沢はすぐ東隣りに位置する横手口沢と並び、一枚バーンの絶好の斜面を提供してくれる。

絶好のチャンスに恵まれ素晴らしいロケーションの中、やや緊張もしながらの滑降を楽しんだ。


先ずは7合沢で一本落とす


雪はやや固めながらご覧のスプレーが上がる


8合目まで来ると弥山尾根西面にできたうろこ状の雪紋が印象的だった
左は剣ヶ峰


きれいな漏斗状となっていた別山沢と甲ヶ山、三鈷峰、矢筈ヶ山

別山沢は魅力的に見えたがノドの先の状態が判らず却下。


あちらこちらに奇異な形のシュカブラ多数


弥山山頂


剣ヶ峰へ続く縦走路
画像クリックで左に見えるオーバーハング状の雪庇


冬には珍しく小屋外でお昼

小屋は覗かなかったのでどれほどの人が中にいたか不明ながら、この時期にこれだけの人が屋外にいるのを見たのは初めてかもしれない。


大ノ沢左岸稜にも魚のウロコを大きくしたようなデブリのようなシュカブラがいっぱい

左岸側はデブリのようなシュカブラに覆われていたので右岸側へと回避するときれいな斜面があった。

ただ、右岸側は日当たりが良く、すでに雪温が高くなっているようなので足早に滑り降りる。


右岸側より左岸を見る

ピナクル下まで来るとやや安心感も出て、同時に大きな斜面が眼下に広がる。


凍てついたピナクル


これが大ノ沢
右下(画像では上)に桝水スキー場が見える


大ノ沢上部と左岸稜の下方にピナクル


桝水原より見上げる大ノ沢と左岸稜
左岸稜の最下部の谷を滑り降りる二人のボーダーが見えた
画像クリックで別窓表示

今日の発見:
テルモスに淹れた熱い紅茶。

用意する際、砂糖だと思って入れた白い粉末が実は塩で、これでは到底飲めたものではないことがよ~く分かった。

量は少なくてもよく効きます。


gps track


左下、山頂避難小屋 上、桝水高原


桝水高原より見上げる


大ノ沢 gpstrack



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2016年5月6日

04-05/05/16 剱御前小舎を訪ねて

パタゴニア


色々悩んだ挙句、今年のGWは立山方面に行くことにした。


剱沢より見上げる剱岳 前剱と八ツ峰を従えた姿は威風堂堂として素晴らしい
モデルは横浜国立大山岳部のお二人

机上での悩みの種は天候が安定しないこと。

ここ数年はGW前半は芳しくない天気があるが、後半になるとそれなりに安定した日が何日か続いて好天に恵まれることが多いとの印象だが、今年はどうもそうはいかない様子。

できればシーズン最後のこの時季に槍穂付近に行きたい思いがあり、本年は冬の降雪量が少なく長いアプローチを強いられる北アルプス南部では例年にも増して歩きが長くなりそうなので、さらに悩ましい。

長期に渡り、べったり休めない自身にとっては休日の並びも良くなく、これらを上手く結び付けようとすることがイケないことは重々承知なのだが、何とか工面した結果こうなった。

ひとくちに天候といってもいろんな要素があり、今回は特に風に悩まされた山行だった。

幸い、山中では雨や雪に遭わずに済んだが、それでいいかといえば決してそんな単純なことではなく、風こそが最大の天候の要素ではないかと思い知らされた。

それにより雄山山頂から山崎カールの滑走はピークに立つどころか、それ以前の一ノ越からの登り始めで危険を感じハイクを断念。


中央上部の鞍部が一ノ越
中央付近に写る、いくつかの小さな点はスノーヤー

ひとつの大きな目的としていただけに残念だったが、これも安全第一で無念さはない。

もう一つのメインと考えていた真砂沢か別山沢の滑走も実現できなかったが、気持ちは同じ。


この頃には稜線のガスは晴れていたが
風は相変わらず強く吹いていた

昼夜にわたり吹き荒れる風に雪面が固くなってしまったことは、やや想定外だった。

冬に比べると暖かい風とはいえ吹き方が尋常ではなく、それも一日中吹き荒れればこんな結果となってしまうようだ。

剱沢は朝、やや早い時間帯だったこともあり雪は全く緩むことなくガチガチで快適な滑走は出来ずに終了とした。

そんななか、二日目の悪天を予想して別山乗超までハイクしたその足で一日目に滑った雷鳥沢は快適滑降できた。

また、その際のトラックログは翌日のホワイトアウト状態での下降時にも大いに役立ち、大変有意義だった。

立山に決めた時点で御前小舎の坂本さんに会えるのも大きな楽しみとした。

かつて、秋の早月尾根からのルートの際にここへ下ることも選択肢にあったが、別山尾根の渋滞情報を剱岳山頂で聴いてあきらめたこともあったので、数年ぶりにお会いできたことは大きな目的を達成できた感があった。

今や23歳になった(あ)。とともにお会いできれば、これがベストだったが、聴くところによるとこの8日で山を下りられるとのこと。

折角会えたのにちょっと複雑な気持ちにもさせられた。

いずれまた、お会いできる日を楽しみとして、今回のツアーの締めくくりとしよう。


左から坂本さん、薬師沢小屋の大和さんと私

他の画像はこちら


Ski Tracks


1st track
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2nd track
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3rd track
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4th track
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2016年3月26日

26/03/16 伯耆大山、奥大山から振子沢

パタゴニア

松江・Yくんと年中行事的な東大山・振子沢に行ってきました。


先ずは朝いちでココに行きました
御机のかやぶき小屋


振子沢はコンディション抜群でした


振子沢滑走

データと画像はこちら




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2016年3月13日

13/03/16 伯耆大山、弥山から8合沢滑降

パタゴニア

伯耆大山、弥山山頂から8合源頭から7合、6合と転戦して元谷へ滑りました。


今日の一枚はこれで決まり
もちろんノートリミング


gps track
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記録と画像はこちら



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2016年2月28日

28/02/16 伯耆大山、7合沢と横手口沢

パタゴニア

松江・Yくんと伯耆大山、草鳴社ケルンから7合沢を6合目までと、山頂三角点から横手口沢滑ってきました。


8合沢を滑りだすスノーボーダー

一本目の7合沢は雪も良く、ノートラックだったこともありイイ滑りができたのですが・・・。


横手口沢のYくん

もう少しアングルを上げ、上部にある岩稜が写り込んでいればどんな画像になっていたか・・・、が反省点。


1st track
草鳴社ケルン~6合目避難小屋


2nd track
山頂三角点~横手口沢~環状道路・横手口

本編はこちら

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2016年2月23日

21/02/16 伯耆大山、弥山と7合沢X2

パタゴニア

松江・Yくんと伯耆大山、7合沢二本滑ってきました。


見た目や思った以上に雪質はよかった

入山前の今日の一本は横手口沢だった。

思いの通り時間を追うごとに天候は回復気味で、一本目の7合沢を滑る頃には晴れ間や青空も顔をのぞかせ山頂稜線も見えるようになっていた。

しかし、結果的にこの頃が今日の天気の回復はピークだった。

6合小屋から再ハイクすると8合付近からガスってきた。

とりあえず山頂碑で写真だけ撮ったあと山頂小屋で1時間以上も時間調整をした。

何時まで経っても晴れないガスに、しびれを切らすかのように2時過ぎ横手口へ向かう。

ほぼエントリー部には達したものの視界が悪い。

目指したい横手口沢と、一ノ沢や大ノ沢の区分がはっきりせず、さらに今年の雪の少なさが地形の状態をさらに判別しにくくさせ、もし間違えて違う沢に入ってしまったことを考えると、それは到底許されない。

吹きつける風に足元の雪はエビの尻尾のようになってカリカリで不安定。

強風に加え、ほぼホワイトアウト状態に、ここはキャンセルして夏道方面へ戻り北面を滑り下りることにした。

8合目付近まで来ると桝水方面の下界の視界が開けたので、間違いなく横手口沢にエントリーさえできていれば結果的には間もなく視界は得られただろうが、無事に下山してナンボ、だから、これはこれで正解だったと思う。

7合沢は昨晩に少し降雪はあったようで見た目は新雪に見えたが、それまでに降った暖かい雨の影響で、特に中間部以下では薄い新雪のすぐ下にデブリが隠れていて快適滑降とはいかない。

一本目は再ハイクに備え6合付近に戻るため、そのまま左手へと滑らざるを得なかったが、二本目はこれを回避すべく右手の7合尾根方面へ向かうと綺麗な斜面が残っていた。

ここから見上げる別山は威圧感があって素晴らしい景観。

誤算は大神山神社に下ってはじめて、今日の駐車地点が南光河原でなく環状道路だったことを思い出したこと。

大山寺・土佐屋でそばをいただいてから、そこまでの歩きが思いのほか長くてつらかった。


2シーズンぶりの再会
今日は岡山のテレマーカーKくん、Nさんも同行ハイク


5合目より宝珠山


6合目より西斜面に目を落とす


いいスプレーを上げながら7合沢を落ちて行く


展望皆無、弥山山頂


山頂避難小屋で1時間以上を費やす


7合尾根の西斜面を滑る


7合沢中間部と夏道尾根越しに大山寺集落、豪円山


別山を借景に7合尾根下部を滑る


眼下に元谷


行者谷と7合沢出合付近には全層的にもみえる、それなりのデブリがあった

ちなみに、この付近の堰堤は完全には隠れきっていないので左右のどちらかから回避する必要あり。


大神山神社に無事下山

今後の不安

山行を重ねるたびに相性の悪さを露呈するスキーブーツと足とのマッチング。


山頂から大神山神社までのルート・トラック
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2016年2月7日

07/02/16 伯耆大山、草鳴社谷X2

パタゴニア


見上げる別山の異様さ

松江・Yくん、福山・Fさんと草鳴社谷二本滑ってきました。

今日は色んなイイ事があった盛り沢山の日だった。


6合小屋付近の積雪はほとんど埋まっていないといっていい程度
入口の雪かきしておきました

何といっても、その最右翼はイイ雪に恵まれたこと。

昨日来の降雪でパウダーに当たり、二本滑ってしまった。


左からPeter、Fさん、Yくん、Sandor

これだけでも十分満足できる結果となっただろうが今日はそれにとどまらず、次々にイイことが起こった。

パートナーは、いつものY君に加え彼の知り合いの福山のFさんも加わることは承知していたが、朝、南光河原で出会った広島から来ていたオーストラリア・パースとアメリカ・シアトル出身のピーターとサンドロも加わって5人でのハイクと滑走は、何時になく楽しいものだった。


草鳴社谷をスノースクートで滑走
彼は西日本のBCシーンでは稀有な存在のスクーター


6合西沢
Sandorはいかにも白人らしい滑りでかっ飛んで行った


See you !
Sandor(L)&Peter(R)

彼らは所用のため一本で切り上げたが、後の三人はもう一本滑るという、これまでにない暴挙(?)に出た。

これが大正解で、一本目とほぼ同じポイントの草鳴社ケルン付近からのドロップながら、しばらく適機を待つうちこれまでのガスは見事に晴れ、ここまであまり陽が照らなかったことが功奏し一本目にも増して好条件下で滑走することができた。

エントリーはどちらも、ほぼ同じ地点ながら一本目は再度のハイクに備え途中から6合西方面へトラバース。

結局、戻れたのはボトムに近い1合目だったので決してうまくトラバースできたとは言えず、二本目のハイクは老体にはややキツイものになったが、それでも後の滑走条件を考えると十分許せる範囲で、頑張った甲斐があったと思う。

6合西にも美味しいところがあったので、これはこれで良しとしよう。

二本目は草鳴社谷をそのまま環状道路まで。


スプレーあげまくりのYくん


スノースクーターのFさんも負けじと

下方は寡雪によると思われる地形のうねりが、ややうるさいものの、この雪質なら目をつむってもあまりあるものだった。

滑りに関してはいつもこうあって欲しいと願っているが、そんなにうまく行かないのが常だから運に任せるしかない。

一本目の滑走準備中には、かの野人さんや、同行の中には姫路の、いのさんも出くわすハプニングもあった。


野人さん(右)、いのさん(中央)と仲間たち
二人はこの後、弥山沢にエントリーしたとか

彼とは何時か会うだろうと思ってはいたものの、遭遇時間が少し遅い時間帯だったので、それが今日だとは思いもしないことだった。


環状道路は徒歩と滑走で南光河原へ戻る


1st track
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2nd track
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1本目、青線 2本目、赤線
画像クリックで別窓表示

イイことはこんなところにも残っていた。

帰路、米子道から望む大山南壁の雄姿で、この時だけ烏ヶ山までの見える全面が夕陽に照らされ、赤く輝いていた姿はこれまでになく素晴らしいものだった。


肉眼でこんなに紅い大山を見たのは初めてのことだった

どれをとってもイイことばかりだったこの日にあって、唯一ともいえる心残りは、Yくんと大山に入山の際は下山後、ここで軽い食事をしながら短い反省会か堪能会をするのが通例となっている大山寺門前の土佐屋で山かけそばが食べれなかったこと。

これにさえ目をつむれば、どれもこれもイイことばかりの今日の山行だった。


おまけの一枚
拡大すると横手口沢に一本のボーダーのシュプール・・・



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