雪彦山、虹ヶ滝~地蔵岳~大天井岳往復しました。
地蔵岳で東望
昨日、高御位山山麓、市ノ池公園の白い花はすっかり終わっていた。
かといって先週の雪彦山では、それらを見ることはなかった。
今日に限っては特にとりあえず的な、みのヶ滝
虹ヶ滝も、そんな感じかな・・・
ユキワリイチゲは終わりかけ
一週間後の今日、きっと咲いているだろうと足を向けてみると、、、想いのとおり見事に咲いていた。
それもサクラとともに。
タムシバとサクラ
白い花の代表格、タムシバ
これもタムシバ?
タムシバ
白い花はタムシバのこと。
地蔵沢上部の谷ではまだ咲き誇るところまではいかないが、南斜面や稜線部の日当たりのいいところでは見事な白を輝かせている。
地蔵岳で見下ろす
地蔵岳で雪彦川流域を見下ろすと、ここでの主役は山腹を彩るサクラ。
賀野神社付近のそれが、いかにも春本番の装い。
例年通りの、ひときわ見事なサクラ
展望岩の傍らにタムシバ
混みあってる地蔵岳ピーク
花弁の白さが青空に映える
大天井岳で見下ろすと、点々と白い花を咲かせる木の中に表登山道方面にひときわ白い木を発見したので少し下ってみることにした。
見事な白色の花の木
それは表登山道の馬の背の鎖場を登りきったところにあった。
同じ白い花の木でもタムシバとコブシの見分けは難しく、あまりに多くの花をつけるこの木がどちらなのかは、はっきりとしないが、この際、そんなことはどうでもいいほど多くの白い花をつける木はこの界隈ではこれが唯一ではないかと思わされるほど見事だった。
あまりに白過ぎで、よく分らんか・・・
天狗岩で南望してみる明神山
同、大天井岳ピークと鞍部に咲くタムシバ
不行沢源頭のタムシバと既出の見事なサクラ
雪彦川左岸のサクラと岩峰群
右岸側にもあったサクラ
帰路、朝には気付くことのなかった木が目についたので、庭の世話をされていた家の方に断りを入れて、やはり白い大きな花を咲かせる一本木を見せてもらった。
里に咲くハクモクレン
ハクモクレンの花
ハクモクレンとソメイヨシノ
別れ際に木の名前を聴くと「モクレンです」とのこと。
見事な花付きの一本だった。
タムシバ、コブシ、モクレンと、この時期ならではの白くてよく似た花の判別は難しいばかりだが、開花が遅れ気味のサクラも相まって、「あの白色は、さてどの白色だろう」との思いを廻らせながらの高みの見物も楽しい、今日の雪彦山だった。
タムシバは、おそらく来週も咲いているだろうが、あいにくサクラは終わっていそうなので山腹の、これだけの賑やかさは今週まで。
地蔵岳北面でみつけた咲きかけのアケボノツツジ(アカヤシオ)
替わっては今日はまだ蕾だったヒカゲや、咲き始めたアケボノのツツジたちが目を楽しませてくれることでしょう。
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