夕陽を見ようと高御位山稜線に上がりました。
高御位山山頂部とタンデムフライトのモーターパラグライダー
稜線には時間の都合で市ノ池公園からのルートで上がることにしました。
夕刻近くにもかかわらず園内には多くの人がいて、ここでもコロナの影響があるのかと感じさせられます。
大人はまだしも、数多くの子供たちがマスクをしている姿をみると、その度悲しい気分になります。
イノシシ除けゲートを抜けると二人組のハイカーとすれ違いました。
このルート、初めが短く急坂なんですが、かなり久しく使っていなかったせいか、すっかり踏み跡がついて足下がツルツルです。
以前はなかった長めの補助ロープが設置されているところを見てもわかる通り、近年はこのルートを使う人が多いようです。
晴れの日はまだしも、雨上がりや下りで使うにはスリップに注意が必要です。
YAMAPアプリのラクダルートとかの影響もあるんでしょうね。
先の二人もスマホを見ながらの歩行でした。
高御位山で見る夕陽はまだずいぶん高かった
彼方に浮かぶ淡路島
高御位山山頂は、この時間になると人はまばらで、しばらく眺望の良い展望を愉しんだら稜線を西進します。
夕陽をどこで見るか少し悩みましたが、久しぶりに鷹ノ巣山で見ることにしました。
そもそも、この界隈から見る日没は水平線に沈むことはなく、立春も過ぎると太陽の位置はずいぶん北になり、岡山県・児島半島の付け根の瀬戸内市牛窓付近になります。
陸地に沈むのは承知の上も期待大です。
東の空に目を向け、ファインダーを覗いていると何やら動く物体。
飛来するモーターパラグライダー
久しぶりに見るパラグライダーでした。
はじめ一機しか確認できていませんでしたが実際は二機。
これ以上近づくことなく戻っていきました
無理は承知の上、ここまで来てくれることを期待しましたが、経路を見ると案の定的に高御位山までの飛行の様でした。
風をとらえ飛行するパラグライダーなのに上手く旋回できたものだと感心していたところ、画像で確認してみると、当然のようにプロペラの着いたモーターパラグライダーでした。
これならもう少し南下して明石大橋をバックにする位置まで飛行してほしかったのが本当のところです。
播磨灘、淡路島西端と鳴門海峡方面
仁寿山と霞の上の京見山方面
のちの夕陽の素晴らしさはご覧のとおり。
家島群島と小豆島
日没間近の夕陽
沈む夕陽
左、児島半島・金甲山と下、御旅山
落日の刻
落日後の空
時間、季節の経過とともに沈む位置は北へと変化しますので、次第に海の彼方の低い稜線でなく丘陵地の地平線に沈むようになってしまいます。
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