2020年2月9日

09/02/20 碧い空

パタゴニア

鹿嶋神社駐車場から馬の背~高御位山往復しました。


毎度のことながら、こんな天気の日の高御位山は素晴らしい

気温は、ようやくこの時期らしくなり、それなりに冷えましたが、それはどちらかと言うとやや強めに吹いた北風のせいでしょうか。

馬の背コースの鉄塔下の水たまりは薄い氷が張った程度で地面自体はあまり冷えてないようでした。

山頂露岩上では北風を社殿が遮ってくれたおかげか日差しが暖かく感じられ、久しぶりのここからのキティーちゃん見学会となりました。

尾根を歩けば春の日差しを感じられますが、今日に限っては右の谷からは風音と共に冷たい風が吹きあがります。


地徳山、百間岩と瀬戸内に浮かぶ家島、小豆島、青い空、白い雲


駐車場で出逢ったHさんと終始行動をともにしました


明石海峡大橋、淡路島と彼方に微かに金剛山地
南には辛うじて鳴門海峡大橋も


JR曽根付近のハローキティー新幹線
一度目は百間岩の鞍部越しの別所駅付近に、
二度目は豆崎の山影から、どちらも不意に現れます


もう少し大きく写したいところですが・・・


福田港から姫路港へ向かう第五おりいぶ丸
播磨灘の洋上にあって、これだけに光が当たって白く輝いていた


北望すると昨日はなかった雪が雪彦山方面にも確認できた
行ってる人には、さぞかし寒いだろうな~


高砂市街地、加古川河口と神戸製鋼所、淡路島

体感は寒さも感じましたが、帰路にみた鉄塔下の水たまりでは氷はすでに融けてなくなっていたので、気温自体はそう低くなかったのでしょうね。

この界隈では、すぐにでも春がやってきそうな雰囲気です。



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2020年2月8日

08/02/20 明るい沢筋

パタゴニア

雪彦山、虹ヶ滝~地蔵岳~大天井岳~出雲岩周回しました。


灯りがともったようにも見える虹

表題のとおり、沢筋では葉を落とした木々のお陰で奥の方まで太陽の光が差し込み、とっても明るい雰囲気です。

見るところを選べば、虹ヶ滝の虹は大きな蛍が現れたかと思うほどの七色の虹を見せてくれました。


春のような雰囲気のみのが滝


太陽の高さのお陰で暗さはない


虹も立派
側面からは縦虹も見えたが、うまく写せず


虹ヶ滝は少し離れたところから見ると大きなホタルの灯りのようだった


地蔵沢のツララ


地蔵岳


大天井岳


七種山、高御位山遠望


明神山

ただ、先週同様、日が翳り風に吹かれると寒いです。

のんびりするには決して適期とは言えませんね。


見下ろす地蔵岳
終始マスクで予防したおかげか今のところ花粉症の予兆なし ふ~っ



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2020年2月2日

02/02/20 無題

パタゴニア

雪彦山、出雲岩~大天井岳~地蔵岳~虹ヶ滝周回しました。


先週同様、この時期にすれば水量の多い虹ヶ滝

立春間近のこの頃が一年でもっとも寒さの厳しい頃のはずですが、今年はずいぶん違っているようで、歩く際は特に防寒具がなくても平気です。

ただ、気温はそれなりに低いので、次第に指先が冷たくなってくるのと、のんびり休んでいる間には陽が翳る時間帯では風に吹かれると一気に寒さを感じるのは時節柄でしょうね。


見晴らし岩より七種山、明神山

昨日の眺望の良さが残っているかと思いきや、見晴らしは良くなかった。


大天井岳より見下ろす地蔵岳


地蔵岳


虹ヶ滝出合い

久しぶりに会う面々とも顔を合わせて、気持ちのいい汗をかいた今日の雪彦山でした。



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2020年2月1日

01/02/20 ハローキティー新幹線

パタゴニア

ハローキティー新幹線を見ようと姫路市南東部に位置する麻生山(播磨小富士)に上がりました。


南西に御旅山と家島、小豆島

ここに上がるのは約二年ぶりで、その時は間もなく任務を終えるエヴァンゲリオン号を見るためでした。

後任としてダイヤに組まれたのがハローキティー号で、バトンタッチしてすでに時間はそれなりに経ちましたが、時間のない合間を縫って今日、出かけてきました。

見通しはそこそこよくて、瀬戸内海の播磨灘の向こうには明石大橋や淡路島、鳴門大橋、小豆島がくっきり見えました。

もちろん家島諸島もです。


標高はわずかに173メートルですが展望にはすぐれています


短い登山路ながら行場のようなところもあり
何か所か、こんな石碑もあります


南北に長い山頂部の北の端に建つ神社


南西側、アンテナの立つ仁寿山、御旅山と播磨灘に浮かぶ家島諸島、小豆島


アンテナの林立する仁寿山山頂と姫路市南西部市街地


御旅山と関電・火力発電所煙突、家島本島、西島、小豆島


東部播磨平野と明石海峡大橋


鳴門海峡大橋
ここからだと東西の橋柱がどちらも見える


姫路市街地、手柄、手柄山中央公園方面


姫路駅に入線する、お目当てのハローキティー新幹線
上は琴丘高校


ピンクの車体が街中に映える
対して姫路城は時が経つごとに白さは薄れる


かつてのエヴァンゲリオン号は列車としては暗い印象だった
お城については屋根の漆喰の白さが日を追うごとに薄れ行く模様


市川橋梁手前で下り『のぞみ』と離合

それよりも、超暖冬の今冬にあって、ようやく降った感の北部山岳地域の冠雪した白い山肌が印象的でした。

白い氷ノ山もバッチリ見えて、この時ばかりはスキーをしたい気持ちになりましたが、どうもイマイチその気になり切れずにいるのは、どうしてでしょう・・・。


白い姿が確認できた三ノ丸~氷ノ山
右の丸いコブは明神山山頂部


姫路市街地の中に姫路城
八丈岩山、書写山・ロープウェイ山上駅と後山~舟木山~駒ノ尾山


下山路から見る姫路市四郷町や別所町の街並みと桶居山連山


同、鷹ノ巣山、高御位山



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2020年1月26日

26/01/20 本年初

パタゴニア

雪彦山、出雲岩~大天井岳~地蔵岳~虹ヶ滝周回しました。


大天井岳より南望してみる七種山や明神山

一月もすでに最終週となってしまいましたが、今回が今年になって初めての雪彦山でした。

約一か月ぶりに見る大天井岳からの光景は姫路市臨海部海岸線付近の工場地帯のクリアーに見える姿が印象的でした。

雪は全くなく歩きやすくて、また日差しもポカポカでイイにはイイのですが、本来の冬らしい気候はどこへ行ってしまったのでしょう。

このままだと、もうしばらくスキーを履くことはなさそうです。


明神山山頂部と広畑の工場地帯


播磨灘に浮かぶ男鹿島、家島本島と網干の工場地帯


市川河口付近と関西電力発電所煙突
中央の四角い建物はパナソニック姫路工場


高御位山連山と加古川付近の工場地帯、彼方に淡路島の島影


淡路島と東部播磨平野、明石海峡大橋


もっとも右(西)に小豆島と四国山地


見下ろす地蔵岳に人影なし


三角点、鉾立山方面
この山肌の色合いの意味するところを考えると今後恐ろしい


地蔵岳ピークも人影なし


しばしば雨が降るからか雪彦川の水量は思った以上に多かった



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2020年1月20日

19/01/20 遥かなる四国山脈

パタゴニア

志方町成井から小高御位山経由で高御位山。


加古川市野口町付近であった火災で黒煙が上がる


小高御位山の石仏


小高御位山より高御位山を見上げる


加古川市街地と播磨灘、淡路島

四国山脈、剣山系稜線の眺望に関しては、これまで最高といっていいほどよかった。


播磨灘に浮かぶ上島と遥かに四国山脈山稜


剣山系稜線

明石大橋はよく見えたものの鳴門大橋はかすかに見えるほどで、この方面は他の方角の眺望に比べ、なぜかよくなかった。


白煙に変わったので鎮火方向か


北に目をやると気球が浮かんでいた



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2020年1月10日

10/01/20 『北方のバラ』古都・チェンマイ

パタゴニア

'19年末から'20新年にかけてタイ王国・バンコクとチェンマイを訪ねました


首長族の少女

バンコクやアユタヤは乾季のこの時期ですら、連日、日本では考えられないほどの暑さ続きでハンディタオルが手放せません。

北に700キロほど離れたチェンマイでも昼間に限っては、ほぼ同じでとにかく暑かったです。

地球の歩き方でまとめました




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2020年1月5日

05/01/20 高御位山でお昼ご飯

パタゴニア

長尾~高御位山~小高御位山~高御位山神社で周回です。


高御位山上空を飛ぶ小型ドローン(中央、上)

朝、家を出るのが少し遅くなったものの雪彦山へ行くべく車を走らせましたが、塩田辺りから見える北部稜線が白くなっているのと、雪雲が多くを覆っているのを見て、もう少し北まで走った新庄で、いよいよ「これはダメ」と諦めて高御位山に向かいました。


高御位山からでも真っ白な雪彦山・鉾立山稜線が確認できた

昨日、成井からあがったので、今日は長尾から。

鉄塔手前ですれ違った昨年末、来何度か会っていた女子から「黄色い服の人と会いましたよ。」と耳にした。

歩を進めながら「黄色い服とは誰ぞや?」頭を巡らせると、ようやく黄色い人に気づくことができた。

さっそく、そのHさんに連絡してみると長尾から上がって鷹ノ巣まで往復して、今山頂に戻ったところだと。

ちょうどイイタイミングで山頂で逢えて、多くの人で賑わう中、てっきり一人で寂しいお昼ご飯とばかり思っていただけに、談笑しながらの昼食となった。

いつ以来の昼食だろう?

山頂で長居して下山は小高御位山に寄り道して断食道場方面へ。

Hさんは山頂以東は足を向けたことがないようで、初めてのルートだった。


山頂より東望


明石海峡大橋はよく見えたが以遠は見えず


紅く輝く播磨灘に浮かぶ船


5日でも鹿島神社への車列は続く


初、小高御位山のHさん



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31/12/19 タイ北部、チェンマイのカウントダウン

パタゴニア

新年へのカウントダウンはチェンマイのターペー門で迎えました。


チェンマイを代表するスポット、ターペー門


無数のコムローイが飛ぶチェンマイでのカウントダウン


広場にロウソクで描かれた『CHIANG MAI』の文字
夜8時過ぎは、まだ足の踏み場程度はありました

ターペー門の人出は想像をはるかに超えていました。

飛び交うコムローイの数も同様で、想像できないほどの数のランタンが上空へと飛んで行きます。


となりに居合わせたのは日本人のグループだったようです


航空機の運航に支障をきたすのもうなずける数の多さ

因みにコムローイは大、小があり、それぞれ100THB、50THBなので周辺で売っている人を見つけて購入すれば誰でも手軽に参加できます。

着火も、自らわざわざ火種を持参しなくても誰かしらが手助けしてくれるので問題ありません。

カウントダウンのイベント自体はいかにもローカルで、こじんまりした感じですが、人が集まれるエリアが知れているので、その場の人口密度が高くランタンに火を点ける作業も必要なのでさらに密度が増したようになります。

一人では火を点けることができず、だれか他の人の手を借りなければならないのが悪いところでもあり、また、これこそがこのお祭りの良いところなのかもしれません。

自分の手から離れたランタンが空高く飛んで行く様は壮観です。

本番のお祭りがこれ以上の賑わいなら、さらに想像できない盛り上がりでしょうね。

ただ、ランタンを上空高く舞い上げるという、お祭りの起源を知らないのは、ちょっと失礼な気もします。



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2020年1月4日

04/01/20 新年、高御位山

パタゴニア



高御位山から見る淡路島、明石海峡大橋

新年初登りに高御位山山に行ってきました。

今日は年が明けて4日目でしたが、登山口の成井の駐車場はじめ、山頂から見下ろしても長尾の丸い駐車場も車がいっぱいで、もちろん山頂もいつもの休みの日とは違った感じでした。

成井からは階段道を避けて小高御位山経由で山頂に向かったのが正解だったようで、このルートでは出会う人はまばらで、小高御位山までに限っては誰にも会わず、この調子なら普段通りかと思いきや、山頂近くになると老若男女でいっぱいです。

山頂の境内も入れ替わり立ち代わり多くの人が行き来します。

お参りを済ませて顔見知りの何人かと話したら早々に下山です。

階段を下りてもよかったのですが、足は自然に違う方へ。

結局、峠道から成井へと下りました。

峠から下り始めると誰に逢うこともなく鳥のさえずりも聞こえ、そこは静かな里山に戻っていました。


小高御位山から見る高御位山連山


山頂より南望

見通しはよくなく、明石大橋もようやく見える程度でした。



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2019年12月28日

28/12/19 本年納めの雪彦山

パタゴニア

雪彦山、虹ヶ滝~地蔵岳~大天井岳~出雲岩周回しました。


虹ヶ滝に架かる見事な縦虹

今年も一年ありがとうございました。

今日で自身の今年の雪彦山登山は終わりです。

先のブログにも書いた通り、来年初頭の炊き出しはありませんので、元日に大天井岳に初日の出を見に上がっても例年のようなお正月の光景はありません。

ただし、初日の出については自然のことなのでこの限りではありません。

好天に恵まれ良い初日が見れることを願っています。


不動滝の虹


右岸から見上げる


左岸から見上げると
目線が変わることで虹の弧の形が変化した


虹ヶ滝


虹ヶ滝は水量乏しく小さな虹しか架けない


一方で側面から見る虹ヶ滝の縦虹は
これまでになく見応えがあった


殺風景な虹ヶ滝出合い


独り占めの地蔵岳ピーク


大天井岳より南望


同、明神山と書写山、姫路市南部臨海部


同、見下ろす地蔵岳

以前から一度は撮りたかった麓からの大天井岳を、ようやく撮る機会に恵まれた。


夢前町河原口から遠望する大天井岳

これは、いわば至近の場所からの一枚だが、もう少し夢前川下流の同、新庄からも見えるはずなので次はこれを狙ってみよう。



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2019年12月24日

23/12/19 蝶ヶ岳ヒュッテ

パタゴニア
北アルプス・蝶ヶ岳ヒュッテの神谷(中村)圭子さんが15日、逝くなられていたことを今日知った。

https://lh3.googleusercontent.com/Z9NpvEtdp0JsE4Wao-8zScle7ph_UmGcDuZQNrJdZTUz9qy4mGxkF9QjspNVBIxcN-NvSlvQQiIogmtwoUZS1lOAA2qKCCe7WUDLwYotGPaAVuxSNQBXJVckseBOjVsNeOkMVH2lqSJW_yPXcrxYIDMu-2PXs2uTh7pwN0PaFx5l-J_kJFyKp0xPAbWr-8-XlXox5d7lh8nZYOjbQDC6sQJtqSM9AzNVJsg4Q7ApO01r6CO1vJ_FNgzxF8zU7KfhgmgHXBXNx71v-OTP-vst8HwFAciLlfu0JaEVWDoFRqnWxh2HwkDPbenT0sT_ySZSqEqb_PPeZMjocy3GYIyiHM_JB1nU0SwAi2zQEhI4Nm4qWKyPaAB85Z2gy6if7LReNl4ol2AIkeXOSHCODLmkruS7SjOt-Y_ISx7wyyo1VBSVIzGl62jhALlTJ0vvkOWTJYPEmtbdeql5DrqvgcmWlME6aSwTIomTRnrJ9W1lFDAmwWZJ7rl7kkpvEEtg7i3fxvJQkfIHvhv_RTPmWsDv05v10Q2nYD68XV4pLbaLuCU-tLl0IOUJuhRdJNYhHOVsTQAU01FF3DGfue-AQbH1Cpzy7xwzMtzYViakg8_YzkFB18qx0mPNWaOmG__Rk3ZFm2x4j0sCBtuf3fHICC81WGqns2FczzBROmdJ_mq26048ONwxFmWRt90c2tIKC2tjAFE62esdSFKr6USfuSD-29c_q1IvpWnd_xXn9JjrOG0u_6Vh=w1093-h672-no
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初めて彼女と会ったのは、こちらが結婚したばかりの妻を連れてヒュッテを訪れた際、現在の職に就かれてまだ間もない頃だった。

その時の印象はわずかに薄いが、のちに、我が子も伴って家族でヒュッテでお世話になった翌日、三股へと下山する際の足早に下山される姿は印象深く残っている。

確か、毎週のように『あるもの』を持って山上と自宅(事務所)とを往復されるようなことをその場で聴いて、小屋での業務はもちろん、これの管理がきちんとできないようでは小屋の経営はできるはずはなく「なかなか大変な仕事なんだな。」と感心したことを思い出す。

飛び跳ねるように下ってゆく姿の一方で、小さいながらずっしり重そうなザックを背負ったうしろ姿はいかにも大変そうにも見えたが、後に警察官の方と結婚されたことも知り、心強い伴侶を得て山小屋経営に尽力されているとばかり思っていた。

まだ56歳とのことで、我が妻とほぼ変わらない年だ。

これから、やりたいことも、やらなければならないこともたくさんあっただろうに・・・。

我が家には1999年秋、ヒュッテ前で一緒に撮ってもらった一枚の若かりし頃の写真が、彼女の唯一の遺影となってしまった  。

ここにご冥福をお祈りします。



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