夏の甲子園、東洋が負けたことにより本来より三日早く終わってしまった。
前年、前々年の覇者で今大会も優勝候補の呼び声のある駒大苫小牧を向こうに、中盤までは優位に試合を進め
「もしかしたら・・・。」
と思わせましたが、そう甘くはなかったようです。
ただ、決勝点はボテボテの内野安打の間に入れられてしまったので
本来、力の差は少しあったにせよ、こちらが勝利してもおかしくなかった試合は、残念で悔しいです。
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2006年8月18日
惜敗
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2006年8月17日
花の浮島
礼文島は、すでに花が終わっている時期といえるにもかかわらず”花の浮島”そのものの様相を呈してくれました。
こんなに素晴らしい島だとは、失礼ながら想像すらできませんでした。
前日まで居た利尻島は、利尻山がシンボル的に聳えることもあって、それなりに調べておいた事前の知識と大した相違もなく、いかにも予想通りの島でしたが、礼文島に関しては利尻島ほど下調べをしていなかったこともあり、そこにも増して色んな意味で素晴らしい島と感じました。
礼文岳自体は利尻山と比べることはもちろん、絶対的な標高が低いこともあり特にこれといった特色は見当たらないともいえる山でしたが(もちろん魅力はあります)、魅力を感じさせる島の雰囲気はむしろ高い山がないからこそ、あり得るもののようです。
海抜0メートル地点にも、本州では一般的には高地にしか咲かない花が、いわば雑草のように平気な顔をして咲いている島なのです。
見事に広がったお花畑の中を、すぐそこに見える海や波打ち際を見ながら歩く。
固定概念からは考えられない風景の中に溶け込んだ自分に
「今自分はどこを歩いているのだろう?」
と、おかしな錯覚に陥りました。
見事な風景やお花畑は、この島にいつまでも居たいような気分にさせられましたが
それらにも増して、そう思わせたのは離島の際に見た港での見送り風景でした。
「行ってらっしゃ~い。」
「また来いよ~。」
岸壁に佇む桃岩荘の若者とフェリーで島を離れて行く者のとの間で、替え唄とともに繰り広げられる掛け合い。
若い時にこの島を訪れていたら、果たして今の自分があったかどうか・・・。
「また来るよ~。」
歳甲斐もなく、こう心で叫ぶうち、最北にのんびりと横たわる島影は次第に遠くになっていました。
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Labels: 山歩き、登山
2006年8月5日
雪彦山再び
8/05
暑いさ中、二週前に続き雪彦山(大天井岳)に上がった。
たった二週しか変わらないけれど、梅雨が明けたとあって
今日の暑さはそのときよりもワンランク上。
大天井岳山頂でも日向に出る気は起こらず、日陰を好んで休みました。
地蔵岳方面から虹ヶ滝へと下山すると、このところの暑さで沢の水量はずいぶん少なく、また、ぬるいように感じました。
ここはあくまで練習の場なのか、岩を攀じる人は見かけませんでした。
画像は下山路より見上げる地蔵岳(右)と不行岳
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2006年8月1日
ACCIDENT
いつものようにバイパスを走っていたとき、アクシデントは起こった。
三車線の道路の一番右側の追い越し車線を走っていた。
前には、大きな箱型のアルミ荷台のない大型トラック。
いつからこのトラックの後ろを走っていたのかは記憶になかったが
ふと気が付くとそのトラックの荷台の最前方で小さくくるまっていたブルーのシートが舞い上がりだした。
その後、瞬く間にそのシートは空中に舞い上がり、こちらのフロントガラスめがけ飛んできた。
「ヤバイ!」
と思ったのも束の間、一瞬、目の前は真っ暗となり視界はなくなった。
幸いにも、次の瞬間には視界は開け、事なきを得たように思えたが
「バタバタバタ・・・」。
フロントタイヤにそのシートを巻き込んでしまっていた。
そのまま走行し、ほどなく路側帯に駐車。
ビュンビュン通り過ぎる車を気にしながら車体の下を覗き込んでみると右のフロントタイヤにそれが巻きついているようだ。
引っ張ってみてもタイヤの付け根にシートが巻きついていて、取り除くことはできない。
もちろんこんな経験は初めてだったので、少し心の動揺はあったと思うが
ここは気持ちを落ち着け、JAFに連絡。
「40分ほどかかります。」
との返事をもらい気持ちは落ち着いたものの、よく考えると
「この状況で40分か・・・。ちょっと長いな~。」
と、思いつつJAFのオペレーターの忠告どおり車を離れガードレールの外で待機していると、間もなく取ってつけたように黄色と白のカラーリングの『道路維持管理車』が到着した。
「偶然にしては出来過ぎ。」
それもそのはず。
JAFに連絡した時点で維持管理事務所にも連絡が入るシステムが確立されていて、そこから連絡を受けて駆けつけてくれたのだった。
こうなった理由を話すと、手馴れた手順で作業開始。
小道具の鎌で絡みついたシートを切り刻みながら作業を進めること数分。
見事にシートは取れたのだった。
持ち合わせの鎌と言い、てきぱきとした作業と言い、さすがは本職。
幸い、車体にはこれといったダメージはなく、思わぬアクシデントも無事、事なきを得た格好となり、JAFに救援キャンセルの連絡をしたあと車の流れに乗って走行したのだった。
つい2日前、
~タイヤに物が巻きつきパッと離れる~
こんな内容の夢を見た。
その夢が正夢となってしまった、一歩間違えばどうなっていてもおかしくないゾッとするアクシデントだった。
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Labels: その他
2006年7月31日
見事な優勝!
夏の高校野球兵庫大会の決勝が今日、行なわれ、選抜大会ベスト8の神港学園を逆転サヨナラ劇で破り、東洋大姫路が見事な優勝を飾った。
今大会の初登場となった二回戦での香住戦を見る限りでは、正直ここまで勝ち残るとは思わなかったが、
結果の18対0という大差の勝利は決してフロックではなく、実力の証だったか。
”夏の東洋”の面目躍如に拍手を送ろう。
今回の選手権出場でその回数は11度目となり、報徳学園と並び兵庫県では最多出場回数に並んだ。
ここ最近は、本大会の甲子園で目ぼしい活躍のない県勢なので、
今年こそは兵庫の代表としての、ひいては姫路の代表としての東洋に、是非その殻を打ち破る姿を見せてもらいたい。
ガンバレ東洋!
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Labels: その他
2006年7月16日
夏の高校野球・県予選
今日は、ここ数年、この時期の年中行事になりつつある夏の甲子園・県予選を姫路球場に観に行った。
目当てはシード校でもある地元、東洋大姫路が登場する試合。
試合は18対0、5回コールドゲームで東洋の貫録勝ち。
当然の結果と言えばそれまでだが、相手の香住も自分たちの力を出し切り健闘した。
点差を見ればとてつもなく大差のゲームだったが、見ている側からすれば最後まで一所懸命さが見られ、いかにも高校生らしい試合に映った。
香住の実力のほどは知らないが、強豪校との試合で得たものは大きかったに違いない。
この経験を糧にこれからの飛躍に期待しよう。
一方、勝った方の東洋は、大味な試合におごることなく地元の雄として、一戦必勝で今後も勝ち進むことを期待。
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Labels: その他
2006年6月4日
新緑
6/3
約二年ぶりで雪のない氷ノ山を歩いた。
ホワイトアウトに悩ませられることが常ともいえる積雪期の合間の数少ない晴れの日や、穏やかな陽射しを浴びるようになる春の頃の氷ノ山は、素晴らしい情景を見せてくれるのはもちろんだが、緑眩ゆい新緑の氷ノ山でも、ブナやミズナラといった母なる森を形成する樹々の見せる表情は、その頃とは趣を全く異にしているもののこの山の懐の深さや奥深さを感じ取るには充分な素晴らしい光景だった。
赤倉山方面から見た八木川源頭部の残雪
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Labels: 山歩き、登山
2006年5月27日
棚田で見た日本の原風景
5/27
田植えの時期を迎えたと思い佐用町、乙大木谷の棚田に昨秋以来で出かけた。
タイミングよく、そこには田植えをして間もないものや、まさに今、その真っ最中の田んぼがあった。
道端に車を止め、写真を撮っていると、すぐ下の田んぼで代掻きをしている人の家族らしい小さな子供二人を連れた女の人がこちらに来て、いかにも今、捥(も)いだばかりのえんどう豆を差し出し、
「よかったらどうぞ。」
こう、妻に声を掛けてくれた。
この女性は、子供の歳を見ても分かるように、決して歳をとっているわけでなく若い人だった。年配の人がこのような行為をするのは、うなずけるところもあるが、そうではなく、むしろ若い部類に入る人が声を掛けてくれたことに驚きがあった。
もちろん妻は遠慮することなく快くいただいたようだが、今となっては都市部では”おすそ分け”ですら物を分け合うことすらしなくなってしまったことを思えば、かつては頻繁に行われていたような記憶のある近所同士で物を分け合った昔ながらの風景を、小さな山里で見た気がした。
山の上から下へと流れ落ちる水の流れをそれぞれの小さな田んぼに引き入れることにより成り立つ棚田の風景と、その山合いの村で暮らす人から受けた暖かい心遣いに、忘れかけていた日本人としての心の原風景を見た。
人と人とのかかわりが希薄な今の世の中、田舎の人も街の人も、実はどちらの人も人恋しいに違いない。
画像は棚田の風景と棚田の中で時折見かけた葉タバコ畑
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Labels: 山野草、ガーデニング
2006年5月21日
里山の風景
5/21
近くの山に上がり瀬戸内の海を見た。
想い返すと、これまでに何度か上がった小富士山だが、新緑のこの時期に上がったのは初めてのような気がした。
短い緑のトンネルを抜け、小さな岩場を歩くと、20分ほどで神社の境内でもある山頂に着く。
南方面を見下ろす岩のテラスに腰掛ければ、それなりの高度感で瀬戸内の海を近くに見下ろすことが出来る。
あいにく霞みがかかり遠望は思ったほど利かなかったが、眼前の山すその新緑はこんな低山でも目に鮮やかだ。
中景を真横に横切るバイパスをひっきりなしに往来する車の列や、その巨大人工物の手前の奥山集落と、向こうに長閑に広がる沿岸部・白浜の町並みの風景を、しばらくはその岩に佇み楽しむ。
下山は西の仁寿山方面へ。
小さなピークの先で送電線の鉄塔方面へと足を向けると二つの鉄塔脇を経て、やがて奥山集落の墓所に下山した。
登山口の麻生神社へは左へすぐ。
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白い花
5/21
先の連休は全体的に見ればそれなりの好天に恵まれたものの、それ以降はあいにく梅雨の走りを思わせるような天気が続いていた。
これには「早くも入梅か?」とのよからぬ思いも頭をよぎったが、昨日の午後からはようやく、いかにもこの時期らしい清々しい陽気になり、ひと安心。
今日は朝から快晴だから、たとえ近くの山にしろどこかへ行きたいところだが、なぜだかモチベーションが上がらない。
「こんな日は庭の樹でも見て楽しむか」。
家の庭のエゴノキがこれまでになく見事な花を咲かせている。
先日書いたタニウツギは予想に反しそれなりに濃い色の花を、それも沢山の花を咲かせ、目を楽しませてくれた。
その花も、ほぼ花期を終えたとも思えるが、入れ替わるように花を付けかけたのが、このエゴノキ。
いつになく多くのつぼみを付けていたから、咲く花が多いのは当然と言えば当然だが、小さいながら真っ白な花びらは”清楚”そのもの。
花の時期を迎え近くの里山でも、きっとあちらこちらで可憐な花を咲かせているに違いない・・・。
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Labels: 山野草、ガーデニング
2006年5月8日
Stair Way To Heaven
5/8
日を追って”実”に戻るにつれ、先日の双六山行が”虚”に思えてならなくなってきた。
それほどにあの空間は異空間だった証か。
地に足を着け、あれほど歩き滑ったはずなのに、あたかもそれが、まだそう時間の経っていないこの時点で既に”虚”だったように感じさせるものは何なんだろう。
そこは、あの場所に身を置いたものにしか感じ取れない、限りなく”実”ではない場所だったようだ。
"Stair Way To Heaven"
とりわけ”虚”の極地とも感じた黒部源流の登高は、まさしく天国へと続く階段にほかならなかった。
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Labels: telemark ski, エクスペディション(日帰り以外の山行), 山歩き、登山
2006年5月6日
北アルプス、双六岳周辺テレマーク・ツアー
5/3~5
念願叶い、双六テレマークツアーに行きました。
滑降の腕がおぼつかないので(歩行も決して早いとはいえませんが)、上手い人のようには行きませんでしたが、それでも槍~穂高連峰の雄大な光景を見ながらの歩行や滑降は焦がれていただけのことはあり、あの広大な斜面のごく一部にせよ自分なりのシュプールを描けて大満足の山行でした。
山行中に出会った方々にも恵まれたことで、良い山行との印象が余計に強く残りました。
桐生市の沢井さん、穂高町の林さん、茨木市の松村君、ありがとうございました。
画像は弥助沢上部より見る、ド迫力の北鎌尾根
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2006年4月30日
案の定・・・
4/30
先日よりつぼみを膨らませていた庭のタニウツギ、花を咲かせたのはいいのですが、その花の色は残念ながら、案の定(?)ともいうべき淡いものでした。
「今年こそは・・・」
と、ここ何年か期待しながら花期を待っているような気がしますが、思うように綺麗な色の花びらにはありつけないのが現状のようです。
山で見るタニウツギに比べると、確かに相対に色合いは淡い気もしますが、それでももう少し濃い花びらをつけて貰いたいものです。
一方で、小さなつぼみを次第に膨らませてきたコテマリの白は、日に日に白さを増しています。
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2006年4月26日
06/04/26 感覚の相違
初めの便が届いた3月21日からでも約1ヶ月、注文してからだと実に4ヶ月弱。
正月に出向いた香港で注文していた食器の第二便が今日、ようやく届いた。
ここまで時間が掛かると、つい、あれやこれやよからぬことを思わなくもなかったが、無事に届いたことでこの思いは見事に払拭された。
船便での発送だったから、それなりの時間が掛かるとはいえ、日本人の感覚ではここまで時間が掛かるとは思ってもみなかったから、
待ち焦がれた物をようやく手に出来、嬉しいような気もするし、もっと早く手に出来たはずの物をようやく手に出来ただけだから、当たり前と言えば当たり前のことのような気もするし・・・。
何とも複雑な思い。
しかし、送った方にすればきちんと届けたのだから、おそらくこちらのような感覚とは違うんだろうな~。
きっと、4千年の歴史を持つ中国人からすれば1ヶ月や2ヶ月は大した時間ではないのだろう。
何はともあれ無事届いたことで、ようやく胸のつかえがとれた。
これからは、これらの器の上に並ぶ料理を期待するばかりだ。
上、Pホテル御用達、ウェルカム・ティーの食器
下、上海灘(Shang Hai Tang)の食器セット
みんなで香港に行ってきた
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2006年4月25日
タニウツギ
4/25
桜の花が散り果てると里山ではいち早く新緑の時期を迎える。
我が家の猫の額ほどの庭の樹々のつぼみも、膨らみ始めた。
その中にあって真っ先に花を咲かせるのが、このタニウツギ。
毎年花を咲かせてくれるのはいいのだが、その年によって微妙に花の色合いが違うのがいけない。
去年もこの時点ではかなり濃い色のつぼみだったはずで、きっと濃い花を咲かせるものと期待していた。
ところが実際ははかなり薄いピンクの花しか咲かず、がっかりさせられたが、さて今年はどうだろう。
ホンの小さな庭だが、しばらくは里山を思い浮かべながら次々に咲く花を楽しむとしよう。
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