2006年8月1日

ACCIDENT

いつものようにバイパスを走っていたとき、アクシデントは起こった。

三車線の道路の一番右側の追い越し車線を走っていた。
前には、大きな箱型のアルミ荷台のない大型トラック。
いつからこのトラックの後ろを走っていたのかは記憶になかったが
ふと気が付くとそのトラックの荷台の最前方で小さくくるまっていたブルーのシートが舞い上がりだした。
その後、瞬く間にそのシートは空中に舞い上がり、こちらのフロントガラスめがけ飛んできた。
「ヤバイ
と思ったのも束の間、一瞬、目の前は真っ暗となり視界はなくなった。
幸いにも、次の瞬間には視界は開け、事なきを得たように思えたが
「バタバタバタ・・・」。
フロントタイヤにそのシートを巻き込んでしまっていた。
そのまま走行し、ほどなく路側帯に駐車。
ビュンビュン通り過ぎる車を気にしながら車体の下を覗き込んでみると右のフロントタイヤにそれが巻きついているようだ。
引っ張ってみてもタイヤの付け根にシートが巻きついていて、取り除くことはできない。

もちろんこんな経験は初めてだったので、少し心の動揺はあったと思うが
ここは気持ちを落ち着け、JAFに連絡。
「40分ほどかかります。」
との返事をもらい気持ちは落ち着いたものの、よく考えると
「この状況で40分か・・・。ちょっと長いな~。」
と、思いつつJAFのオペレーターの忠告どおり車を離れガードレールの外で待機していると、間もなく取ってつけたように黄色と白のカラーリングの『道路維持管理車』が到着した。
「偶然にしては出来過ぎ。」
それもそのはず。
JAFに連絡した時点で維持管理事務所にも連絡が入るシステムが確立されていて、そこから連絡を受けて駆けつけてくれたのだった。

こうなった理由を話すと、手馴れた手順で作業開始。
小道具の鎌で絡みついたシートを切り刻みながら作業を進めること数分。
見事にシートは取れたのだった。
持ち合わせの鎌と言い、てきぱきとした作業と言い、さすがは本職。
幸い、車体にはこれといったダメージはなく、思わぬアクシデントも無事、事なきを得た格好となり、JAFに救援キャンセルの連絡をしたあと車の流れに乗って走行したのだった。

つい2日前、
~タイヤに物が巻きつきパッと離れる~
こんな内容の夢を見た。
その夢が正夢となってしまった、一歩間違えばどうなっていてもおかしくないゾッとするアクシデントだった。

その他,

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