2017年12月9日

09/12/17 本年度、初冠雪

パタゴニア

雪彦山、出雲岩~大天井岳往復しました。


大天井岳より見下ろす地蔵岳

異口同音に聴いたのは「雪は思ってもみませんでしたね。」でした。

もちろん量的には大したことはないのですが、大天井岳に着いた頃はこのまま下山する方がいいのかもと思わせるくらい天気もよくありませんでしたので、悩ましい感じもしましたが、しばらく滞在するうち天気予報通り天候は回復気味となったので普段通り山頂でしばらく滞在しました。

思ってもみなかった積雪に、いろんな意味で寒い目をしたのと、こんな時こそムリをするべきではないと素直に正面道を往復で終わりとしました。

とはいっても、濡れた根っこは曲者です。スリップには細心の注意を払いながら下山しました。


展望岩からの展望はほとんどナシ


出雲岩を過ぎると降雪あり


何の木でしょうか
見晴らし岩から見下ろした際、印象的な光景でした


大天井岳より見下ろす地蔵岳と冠雪の鉾立山稜線


冠雪の植林帯


東望してみる冠雪した笠形山


現在の祠あとと鉾立山


南望すると太陽の光を反射する建造物が淡路島に確認できた


南望してみる播磨灘と姫路港の火力発電所煙突、書写山、明神山


男鹿島


家島本島、坊勢島

期待した鳴門大橋までは見えず。

数日の晴天があれば今日の積雪はなくなるでしょう。



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2017年12月8日

08/12/17 なかなか難しい夕陽

パタゴニア

夕陽を見るため鹿嶋神社南に位置する地徳山に上がりました。


播磨灘に沈みゆく夕陽

日ごと繰り返される日没の光景ですが綺麗な夕陽を見ることはなかなか難しいものです。

この時期、これまでに高御位山や鷹ノ巣山から夕陽を撮ったことはありますが、今年はそこよりもコスパに優れた地徳山から撮ることしばし。

この場所が決して悪いはずはないのですが、なかなかいい光景に出逢うことができません。


夕映えの高御位山とレインボー


夕陽に照らされた工業地帯


加古川市街地と明石大橋


播磨灘の彼方に淡路島と四国、鳴門大橋


西望して姫路市街地と姫路城


見下ろす姫路バイパスが混んでると思ったら
上り車線、別所PA付近で事故


夕陽


この時間は空が綺麗だった


夕陽が煙突の最先端に差し掛かったが雲が邪魔をしてスッキリ見えず


煙突から出るガスに夕陽が反射していた


夕焼け空が綺麗だった


日没後もしばらくはあかね空が広がっていた



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2017年12月2日

02/12/17 台風の負の置き土産

パタゴニア

雪彦山、虹ヶ滝~大天井岳~三角点~鉾立山~虹ヶ滝、時計回りティアドロップ周回しました。


ジャンクションピーク付近の様子
右、鉾立山、左遠くに明神山

今日の目的は夢前川源流ともいえる雪彦川源頭の様子を見ることでした。

本来なら虹ヶ滝を経て沢沿いに源頭まで上がったうえ、反時計回りで大天井岳に向かうつもりでしたが、入山して間もなくの砂防堰堤で出会った明石からの若者三人と、その先の虹ヶ滝を同行したので大天井岳に上がることにしました。

大天井岳に着いた頃や、もうしばらくはキャンセルしようと思っていた鉾立回りでしたが、思いのほか時間が早かったので当初の思いをかなわせるべく三角点方面へ足を向かわせました。

鉾立山からは冠雪した氷ノ山方面が望め、それなりの収穫はあったのですが、思わぬところに思ってもみなかった眺望が待ち構えていました。

鉾立山東の展望所からの景観は以前とさほど変わることはありませんでしたが、変わったのはその先のかつてのジャンクションピーク付近からの眺望です。

この地点は大天井岳から北望すると赤白鉄塔の手前に林道工事と思しき切り通しがあることは確認できていましたが、実際にどうなっているのかは分かっていませんでした。

その場所に身を置いてみると大きな切通しからは南や東の眺望がとんでもなく優れたことに気が付きます。

これは、もちろん林道が開通したことによるところが大きいことに異論はありませんが、意外とこの切通しがなくてもある程度はこうなっていたかもしれません。

というのも、この辺り、付近の稜線では最も低い部分にあたり、大天井岳の祠が飛ばされた先の台風の際にはとんでもない風が吹き荒れたことは容易に想像できます。

実際、稜線から沢筋へと下る個所では倒木が激しく、スギかヒノキの木が根こそぎ倒されてしまっているのです。

そもそも、この林道は何のためのものか分かりませんが、いずれにしても、かつて植林した木が大きくなり、それがため人工的にも自然災害的にも山が荒れてきていることは紛れもない事実で、ただ単に眺望が良くなったからといってそれを手放しでは喜べない現実を目の当たりした今日の雪彦山でした。


虹ヶ滝は水量に乏しく見場がなかった


地蔵岳のクライマーと不行岳


名残の黄葉


地蔵岳より見る高御位山連山と播磨灘


大天井岳より明神山、書寫山
書寫山の奥には鳴門大橋も写る


播磨灘に浮かぶ男鹿島


鉾立山より冠雪した大段~三ノ丸~氷ノ山
手前稜線は阿舎利山~三久安山


ジャンクションピーク付近からは、かつては見えなかった笠形山がよく見える


林道より南望すると、かつては見えなかった洞ヶ岳の岩峰群や明神山を見晴るかせる
手前の稜線、中央が大天井岳 左端が不行岳で手前に地蔵岳が重なる


切り通しより登山道のある尾根を見上げる


荒れた稜線直下の登山道より林道を見上げる


冬枯れと倒木とが相まって、沢沿いの路でもこれまで以上に明るい



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2017年11月25日

25/11/17 エヴァ号、撮影失敗

パタゴニア

馬の背から高御位山往復しました。


ノジギクと高御位山

今日はいつもより少し早いスタートでした。

馬の背を経て鷹ノ巣山に上がって、ふとあることを思い出しました。

「Yさん、エヴァンゲリオン号のこと言ってたよな~。」

この時間なら見れるかもしれないと、ネットでググってみると・・・、まだ4~50分余裕がありそうなので高御位山山頂から見ることにして先を急ぎます。

稜線からの眺望もまずまずで、これならカメラに収められそうです。

山頂から見下ろすと、それまでに何編成かの新幹線が行き来したのでロケハン的に撮ってもみて、これでバッチリとその時間を待ち構えたのですが目的のエヴァ号はファインダー内を一向に通過しません。

「おっかしいな~、運休日だったかな。」

今日の出足の早さは早く帰宅しなければならないことにほかならず、今日の運行はなかったんだと勝手に決めつけて早々に下山の途についたのでした。

家に帰り再度タイムテーブルを調べてみると、今日はしっかり運行日にあたります。

自身が山でググって見たところによると姫路駅発10時28分。(上り)

実際は同、10時40分。この12分の差が大きな違いとなりました。

10時40分頃にはもう通過しないとみて、この間に腰を上げてしまったのでした。

通過時刻を間違えて去年までのものを見ていたようで、このあたりが、おっさんのとっても悲しいところといえます。

所用があるためチャンスに恵まれた形になるかと思いきや、それがためチャンスを逃してしまったともいえるエヴァ号撮影失敗記でした。

ただ、これで通過時間をしっかり把握したので別の機会に狙ってみることにします。


鷹ノ巣山から見る家島諸島、小豆島


同、明石大橋、淡路島方面
加古川市街地のビルが蜃気楼のよう


馬の背コースの登山者と市ノ池公園の紅葉


高御位山へ続く稜線と北斜面の紅葉


山頂より南望


日笠山と新幹線


播磨灘に浮かぶ上島と新幹線

残念ながらエヴァ号を写し込むことはできませんでした。


黄葉した立派な樹


市ノ池公園奥の黄葉

山腹の紅黄葉は市ノ池公園の奥や桶居山分岐より見る稜線北斜面がちょうど見頃ですが、例年に比べると色合いや発色が鈍い気がします。



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2017年11月23日

23/11/17 賑わいの大天井岳

パタゴニア

雪彦山、出雲岩~大天井岳~地蔵岳~虹ヶ滝周回しました。


台風で見る影もない大天井岳の祠

吹きすさぶ風は先日と変わりなく強かったですが、今日は日差しがあった分、暖かさも感じ取れました。

徳島、福山、大阪、豊岡など多方面からの登山者で大賑わいの大天井岳でした。

もちろん地元、姫路の常連たちも元気に上がっています。


背景の針葉樹に濃いオレンヂ色の紅葉が映える


大天井岳より明神山と姫路市西部臨海部


同、書寫山、姫路市南部臨海部


同、中央にパナソニック工場と東部姫路港方面


同、陽に映える尾根の黄葉


同、見下ろす地蔵岳


地蔵岳よりライティングされた斜面


絶対的に名残の紅葉はあるものの全体的には終盤


虹ヶ滝



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2017年11月19日

19/11/17 寒風吹きすさぶ大天井岳

パタゴニア

雪彦山、出雲岩~大天井岳~地蔵岳周回しました。


大天井岳より望む明神山山頂部と姫路市臨海部、新日鉄住金広畑製鉄所付近、播磨灘

今日の大天井岳での寒風はこれまでで一番かとも思わせるほど身にしみる寒さでした。

祠がないことで余計にそんな風に感じたところもあるかもしれませんが、日の照る時間も短く体は冷えるばかりなので短く食事したら早々に下山です。

登る際にも会っていた神戸・垂水からの親子に鎖場上部で再会したことで、以降は4人で楽しく下山することができ、彼らにも初雪彦山が良い印象として残る手助けができたものと勝手に喜んでいる次第です。

こんなところでも一期一会。終わってみれば今日も楽しい山日和でした。


大天井岳より見下ろす地蔵岳


同、かろうじて残っていた紅葉


同、背後の斜面は広葉樹と針葉樹のコントラストが美しい


大天井岳より家島本島(右端)、男鹿島と網干方面、京見山山塊


同、市川下流域、河口方面
(四角い建物はパナソニック姫路工場 右の煙突は中島ふ頭)


同、御旅山、仁寿山方面 海上に浮かぶのは上島


同、高砂市臨海部方面


同、高御位山稜線と加古川下流方面、淡路島

こうやって見てみると今日は姫路市臨海部の眺望に優れ、もう少し遅い時間まで山頂で粘ればオレンヂ色に染まる播磨灘がきれいに見えそうなほどでしたが、如何せん寒すぎました。


紅葉に埋もれる地蔵岳


自身においてはこのカットが晩秋の雪彦山の第一のアングル



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2017年11月12日

12/11/17 高御位山からみる夕陽

パタゴニア

黄昏の風景をみようと夕刻前から高御位山に上がりました。


夕陽

稜線に出るまでもなく見通しの良さは分っていたので、かなり期待しましたが、最後になって雲にさえぎられた形で夕陽の全体像は見れませんでした。


時間調整もかねて小高御位山を経由して上がりました


主稜線に咲くノジギク


播磨灘に浮かぶ家島諸島と奥に小豆島


夕陽に照らされる明石大橋の南北主塔


金色に輝く播磨灘


太陽の輪郭がぼやけてきて嫌な予感


最後になって雲にさえぎられてしまった


日没は見れたものの何だかフラストレーション


日没直後の瀬戸内海


東に目を転じてライトアップされた明石大橋


加古川バイパスを走り抜ける車のライトと明石大橋


六甲連山のシルエット


神戸空港を飛び立った旅客機の航跡

夕陽はちょっと残念な結果でしたが久しぶりに見る、いなみ野の夕景はこれまで同様、素晴らしかったです。



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2017年11月5日

05/11/17 馬の背から高御位山

パタゴニア

馬の背から高御位山往復しました。


馬の背分岐より見る高御位山

昨日の風は収まりポカポカ陽気でしたが、見通しの悪さは改善されず見える景色はパッとしませんでした。


鷹ノ巣山より西望


桶居山分岐より高御位山


稜線のヤマラッキョウと市ノ池公園


市ノ池公園分岐東でも先の台風で木が倒され登山路が明るくなっていた


山頂からの見晴はよくなかった



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2017年11月4日

04/11/17 里山のリンドウ

パタゴニア

長尾から西尾根経由で高御位山へ上がり、正面を下り、周回しました。


南向きの明るい斜面に咲くリンドウ


ササの中に咲くリンドウ


リンドウと馬の背、鷹ノ巣山、百間岩方面


山頂西の登山路が風害のため明るくなっていた


山頂より姫路市別所町、白浜町と南部地域、御旅山


山腹の紅葉を山頂より見下ろす



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2017年11月3日

02/11/17 地徳山からみる夕陽

パタゴニア

昨日の夕陽があまりに綺麗そうだった。

昨日に続き、今日の夕陽も綺麗そうに感じられた。


オレンヂ色に染まる播磨灘

しかし、そう上手くは行かなかった。

空気観はモヤがきつく、見通しは悪かった。

でも、こんな日のほうが夕陽に限ってはむしろイイのが見れることがあることを、経験上知っているつもりでもいた。

結果、そう甘くはなかった。


夕陽

太陽は水平線に沈むまでにその姿を消し、いつが日没かもわkらないほどの夕陽見学となった。

それでも、久しぶりに見る夕刻の街灯りの光景は素晴らしい。

姫路バイパスを走り抜ける車や、わずかに聞こえてくる走行音とともに高架橋を走り抜ける新幹線は、まるでミニチュアのようで人の小ささを実感させられる。

「こんなところで何をやってるんだか・・・」


日没後の姫路城

少し遅くなってしまった。

足元をライトでしっかりと照らしながら下山した。



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03/11/17 久々の雪彦山(大天井岳)で見たもの

パタゴニア

ちょうど二か月ぶりに雪彦山に行きました。


地蔵岳の黄葉

虹ヶ滝~地蔵岳~大天井岳往復です。


出合いに咲くダイモンジソウ


虹ヶ滝


虹ヶ滝


虹ヶ滝


縦虹


地蔵岳より見上げる紅葉が、まさに盛り


衝撃の光景

今日の特筆は上記画像のこの光景。

確かに山頂(大天井岳)に達するまでにも先の台風の風によると思われる影響はそれなりに目にしながら足を運んではいた。

山頂(同)手前で出会った顔なじみの人から耳にした言葉は、はじめ理解できなかった。

「祠が飛んでますよ。」

わずか後に目にしたのは、あまりにすっきりとし過ぎた光景。

誰もが初めて目にする山頂の様子で、あまりに見事に吹っ飛んだ光景に言葉もなかった。


パッチワークの中の地蔵岳


地蔵岳のクライマー


不行岳・逆くの字付近を登攀するクライマー
左は三峰とのコル

このあと近づくサイレンの音とともに救急車がやって来るのが見えた。

出合いを過ぎ、沢を渡りしばらくするとヘリの音。

案の定、ケガ人が出たようでピックアップされていったようだ。


雪彦山・洞ヶ岳岩峰群

下る際、山頂で話してた兵庫・小野からというご家族と一緒に地蔵に上がり、その勢いで虹ヶ滝も一緒して楽しく下った。

目にした山容はすっかり晩秋の様相で、それも含めて久々の雪彦山は滅多に見ることのない光景に出くわした感が大きかったが、今年の傾向通り気候的にはまだまだ暑さの残る山行だった。



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