2017年2月27日

26/02/17 伯耆大山、草鳴社ケルンから7合沢、8合沢下部

パタゴニア

三木・Yくん、岡山・KくんとB-Treeの仲間たちと伯耆大山・7合沢滑ってきました。


8合沢下部へ向けてのライド

二月も終わりが近く大山では三月の声を聴くと、特に南面に関しては賞味期限が近い。

大ノ沢は先月滑ったので、今日は横手口沢をターゲットに出かけたが・・・。

米子道、蒜山高原SAでみた朝焼けの大山南壁は、ほのかに赤く染まった姿が素晴らしく、ここからでも横手口沢や一ノ沢上部のすべすべの素晴らしい斜面が確認できる。

天気は午後から崩れるとのことなので、午前中は何とか持ってくれるはずと願いつつ桝水へ。

Yくんと合流し南光河原へ移動して彼の知り合いと落ち合ってみると、元気よく自身の名前を呼びかける声。

Kくんじゃないか。

彼らの集団は前日までにYくんが言い合わせたうえ、ここで待ち合わせしてたわけだけど、その中に何年かぶりに会うKくんがいた。

彼自身、大山に足を運ぶのは久しぶりで、それも今日の出動は家庭の事情などの偶然が重なってのことらしく、あの、自身を呼びかける声や風貌は以前と何ら変わらず当時にタイムスリップしたようだった。


今日は珍しく南光河原からのスタート

彼らはみんな若い山ボーダー。

岡山のB-Treeというショップの有志たちらしい。

大人数でのハイクで愉しく高度を稼ぐのはよかったが、よくなくなってきたのが天気。

午前中は持ってくれると踏んでいたのが、午前の早い時間にかかわらず上空や遠景がどんよりしてきた。


5合目
すでに空はどんより


6合目避難小屋とガスに覆われた山頂部

6合目まで来てみると山頂部にはガスが掛かり、これはすでにマズい。

何時ものように7合沢で一本滑って、その後に南面を、のパターンを崩して南面一本にするにもちょっと天気の崩れが早すぎる。


展望皆無の草鳴社ケルン付近

何とかガスの切れ目の草鳴社ケルンまで上がってはみたが、後の天気回復は期待できず山頂へは向かわずここで滑走準備とした。

それでもガスが降りてくると雪面が見えないほどで条件的には決して良くない。

やや下方から同行のボーダーが滑り終えるのを待って、こちらもドロップ。

やや湿雪で初めスラフが落ち気味ながら視界も回復したことで、まもなくに滑りやすいイイ雪を愉しめた。

中間あたりから7合尾根を乗越して8合沢の下部へと転身。

ここまで下るとガスはなくボーダーが気持ちよさげに滑り降りていった。


8合沢下部へと滑る


中々のコンディションに奇声や大きなスプレーをあげながら滑る


ボーダーとスキーヤーの大きな違いはこのアングルでのスタイル
ボーダーは兎角絵になるがスキーヤーはこうは行かない

天気が良ければこの上ないシチュエーションだったろうが、そうだったらおそらくここまでは下ってなかったので、この際、いいコンディションの雪を愉しみながらこちらも滑る。


スキーヤーの我々も負けじと滑る


粉まみれ


8合沢下部、別山沢との出合い付近を滑降する


ピントが、やや灌木っぽいけど・・・


I's me !!


行者谷出合い上部

元谷までも雪質は変わることなくいつになく快適に林間滑走。


iphone 失くした人、ひとり・・・


元谷で記念の撮影

治山林道をへて大神山神社まで下れば山行は終わり。

板を脱いで参道を大山寺へと下る。

土佐屋前で彼らと別れたら、例によって二人、ここで反省会と称したお昼ご飯。

一本で切り上げたので珍しくまだお昼にもなっていない早い時間帯。

今日に限っては本当のお昼ご飯となった。


そば処 土佐屋

店を後にし見上げた山は、やはり草鳴社までしか望むことはできなかった。



HPは ようこそ『山のアルバム』へ

・・・つづきを見る

2017年2月12日

12/02/17 冬晴れの高御位山

パタゴニア

馬の背から高御位山に上がりました。


南東望すれば素晴らしい青空と、そこに浮かぶ白い雲
街並みの彼方に淡路島や明石大橋

せっかくの連休も70が使えず、山陰地方がこの大雪では行動範囲も限られてしまい山陽の高御位山へ。

さすがは高御位山。こんな冬晴れの日は山頂からの景色が素晴らしい。

青い空と、そこに浮かぶ白い雲。太陽の光に照らされた播磨灘と海岸線、街並みも輝く。

南方面は鳴門大橋も見えて眺望抜群。

一方で北方面は昨日降った雪のこともあり、雲に覆われた山稜から見える山腹は真っ白だった。


馬の背の水たまりに張った氷と高御位山


これを目の当たりすると感激しない人はいない と思う


さらに上空を見上げると
空に浮かぶ白い雲は、まるで綿菓子のよう


東には大きな綿菓子が空を埋めていた

昨日、夕方に降った雪がわずかに残っていたことで、稜線では足元がぬかるんでいる箇所があり、いつになく気を遣っての歩きを強いられた。

人も多かったから、余計にジュクジュクだったのはちょっと残念だったな~。



HPは ようこそ『山のアルバム』へ

・・・つづきを見る

2017年2月4日

04/02/17 軽アイゼン mini-5

パタゴニア

雪彦山・大天井岳往復しました。


大天井岳より南望


mini-5
今日はまずコレ。

表登山道、出雲岩までの『龍王講』付近で落ちていたものを持ち帰りました。

軽アイゼンで、なおかつ小さなものながらこれがないと少しはその後の歩行に影響があったのではと思いましたが、無くても大丈夫だったでしょうか。

小さなものだったので値段的に大したモノではないと思っていましたが、調べてみるとソコソコするんですね。

ということで手元にありますので、送料着払いになりますが心当たりの方は連絡いただければ返送します。


わずかに雪の残る展望岩より


書写山と明神山


綿帽子の残る地蔵岳

ご覧の地蔵岳山頂部にほとんど雪は見られませんが、一般登山者は上がっていないようです。

この下方の虹ヶ滝へのルートは、まだ雪が多く残っています。


大天井岳より見下ろす坂根集落

自身は大天井岳の往復のみとしました。



HPは ようこそ『山のアルバム』へ

・・・つづきを見る

2017年1月28日

28/01/17 伯耆大山、大ノ沢滑降

パタゴニア

兵庫三木・Yくんと伯耆大山7合沢を6合小屋へ滑った後、弥山から大ノ沢を桝水へ滑りました。


やや固めの7合沢を滑る

伯耆大山・大ノ沢はすぐ東隣りに位置する横手口沢と並び、一枚バーンの絶好の斜面を提供してくれる。

絶好のチャンスに恵まれ素晴らしいロケーションの中、やや緊張もしながらの滑降を楽しんだ。


先ずは7合沢で一本落とす


雪はやや固めながらご覧のスプレーが上がる


8合目まで来ると弥山尾根西面にできたうろこ状の雪紋が印象的だった
左は剣ヶ峰


きれいな漏斗状となっていた別山沢と甲ヶ山、三鈷峰、矢筈ヶ山

別山沢は魅力的に見えたがノドの先の状態が判らず却下。


あちらこちらに奇異な形のシュカブラ多数


弥山山頂


剣ヶ峰へ続く縦走路
画像クリックで左に見えるオーバーハング状の雪庇


冬には珍しく小屋外でお昼

小屋は覗かなかったのでどれほどの人が中にいたか不明ながら、この時期にこれだけの人が屋外にいるのを見たのは初めてかもしれない。


大ノ沢左岸稜にも魚のウロコを大きくしたようなデブリのようなシュカブラがいっぱい

左岸側はデブリのようなシュカブラに覆われていたので右岸側へと回避するときれいな斜面があった。

ただ、右岸側は日当たりが良く、すでに雪温が高くなっているようなので足早に滑り降りる。


右岸側より左岸を見る

ピナクル下まで来るとやや安心感も出て、同時に大きな斜面が眼下に広がる。


凍てついたピナクル


これが大ノ沢
右下(画像では上)に桝水スキー場が見える


大ノ沢上部と左岸稜の下方にピナクル


桝水原より見上げる大ノ沢と左岸稜
左岸稜の最下部の谷を滑り降りる二人のボーダーが見えた
画像クリックで別窓表示

今日の発見:
テルモスに淹れた熱い紅茶。

用意する際、砂糖だと思って入れた白い粉末が実は塩で、これでは到底飲めたものではないことがよ~く分かった。

量は少なくてもよく効きます。


gps track


左下、山頂避難小屋 上、桝水高原


桝水高原より見上げる


大ノ沢 gpstrack



HPは ようこそ『山のアルバム』へ

・・・つづきを見る

2017年1月21日

21/01/17 雪の雪彦山・虹ヶ滝

パタゴニア

雪に覆われた虹ヶ滝を見に行ってきました。


虹ヶ滝

雪の虹ヶ滝は一度は見ておきたかった。

元来、虹ヶ滝だけを見ようと出かけてはいたが積雪量が想像以上で、登山口手前の駐車場に車がないどころか、そこまで乗り入れている形跡さえなかった。

当然、登山者のトレースもなし。

普段なら30分強ほどで到着できる目的地なのに、今日は2時間近くもかった。

全く足を向けなかったので表登山道のことは分からないが、一般的に下山路とされる虹ヶ滝へのルートは昨日の降雪以降と思われる踏み跡はなかった。


雪のキャンバスに紅一点


出合い

積雪はこの付近でひざ下辺り。


姿を現せた岩峰群
冠雪した姿は見事だった


虹ヶ滝出合

さすがにこの状況では足の置き場にも困窮し、これ以上は基本、ムリ。

無雪期の地形、岩の様子を思い浮かべ、極力踏み抜きのないように歩く。

積雪はひざ上~太もも辺り。


虹ヶ滝

ようやくたどり着いた虹ヶ滝。


虹ヶ滝


降雪のおかげで水量は多い


落ち口付近


モノトーンの虹ヶ滝

今日、最も雪が深かったのがこの階段の取り付き部分。

堰堤部のコンクリートに雪が積もることなく落ちてきてしまっている。

距離は短いながら急傾斜なので初っ端のココが一番苦労した。


堰堤脇の階段
帰路写す

今日現在、駐車場のすぐ先とヘアピンカーブに下画像の通り倒木があり、車両の通過はできない。

これより上部は不明。


駐車場と登山口の間に倒木


登山口のすぐ上部道路でも倒木
真ん中、やや右にカーブミラー

これだけの積雪量になると雪の下になってしまっている木の根っこの登山路、岩場の通過はかなり危険度を増し、沢沿いでは渡渉箇所の選択も頭を悩ますことになるので、しばらくは登山回避したほうがいいと思います。



HPは ようこそ『山のアルバム』へ

・・・つづきを見る

2017年1月15日

15/01/17 養父市のゆるキャラ、やっぷ~

パタゴニア

今年の初滑りに養父市の氷ノ山国際スキー場に行ってきました。


養父市のゆるキャラ、やっぷ~

道中は大変だったし、現地に着いたのはすでにお昼だったしで、イイことはあまりなかったのですが、そんな中やっぷ~に会えたのは救いでした。

今日のイベントのメインともいえる焼き肉の整理券に間に合わずおいしい肉が胃袋に入ることはありませんでしたが、餅つき大会には参加もできたし、とっても美味しいお餅をいくつもいただけたので良しとしましょうか。

ちなみに養父市は『ようふし』ではなく『やぶし』と読みます。兵庫県では宍粟市(しそうし)と並び難読の自治体名ですかね。


今日の彼の寝床はココらしい
この数分後、彼の正体を私は見たような・・・き、が、す、る、、、。


やっ、ほっ、へっ、の掛け声とともにお餅をつき上げます
280年前から丹戸集落に伝わるお餅つきらしいです



とっても美味しいきな粉のお餅を、たくさんいただきました

そうそう、スキーをしに行ったんですよね。

今日は初めて、今どきのゲレンデ用のスキーを履いて滑ったのですが、これが素晴らしい。

道具は大したもので雪質が良かったことも相まって、すっかり上手くなった気分でゲレンデを後にしました。

が、、、次の山行が恐ろしい・・・



HPは ようこそ『山のアルバム』へ

・・・つづきを見る

2017年1月7日

07/01/17 麻生山から氷ノ山をみた

パタゴニア

小さな富士、小富士山から氷ノ山を見ました。


龍か鯉が天に昇るかのような第一火力発電所の煙
播磨灘に浮かぶ家島諸島・男鹿(たんが)島

姫路市南東部、白浜町の北に位置する小富士山(麻生山)は自身にとって御旅山と並び最も身近な存在の山ながら、ここしばらく訪れることはなかった。

昨日の夕景の良さの余韻か、まだ眺望がいいのではと、ここからなら見える氷ノ山を見ることを目的に約5年ぶりに足を運んでみた。

いつもの高御位山に比べると標高はそこよりもまだ低いが、こちらのほうが海岸線に近く、そのおかげで山頂からみる海や島、空の感覚は同じかそれ以上に感じることができる。

社殿のある北側で山頂部に上がり、南北に長い山頂部の南端に歩を進めると大きく広がる空と海が開放感を与えてくれる。

四国までは見晴るかせなかったが明石大橋や家島、小豆島はよく見えた。

よく見えたのはそれらだけでなく、北側に目をやると目的の氷ノ山があまりにあっさり確認できて
「意外と見える日が多いのでは・・・。」
と思わせるほどだった。

場所を少し変えなければいけないが、もちろんここからは姫路市街地がよく見える。

南東側から見ることになるのでちょうど建物に光が当たり、まち全体が明るい。

振り返ると5年前に見たとき姫路城は大改修の真っ最中で、大天守は覆い隠されていた。

それがとれて少し時間が経ってしまったが、ここから見る天守閣はその中にあってひときわ大きく、また見事なほど白く輝いていた。


青い空に幾筋もの飛行機雲


第二火力発電所の煙突と小豆島、御旅山(右端)


東播磨工業地帯と明石海峡大橋、淡路島


鷹ノ巣山(左)と高御位山、小高御位山(右端)


市川の向こうに姫路市街地、姫路城
姫路城の上、八丈岩山、書写山と、その左、後山~駒ノ尾山稜線


白く輝く白鷺城


姫路城と八丈岩山、書写山、駒ノ尾山~舟木山~後山


左上、鞍部の奥に三ノ丸付近と白く氷ノ山
右上の丸い山頂部は明神山 下の緑の建物は姫路競馬場


広峰山の奥に明神山(左端) 雪彦山~鉾立山(右端)稜線 ここから大天井岳は見えない
山腹の建物は廣峯神社とハイランド・ヴィラ


登山路の石仏にはきれいな花が供えてあった


御着(ごちゃく)の街並みと桶居山~高御位山



HPは ようこそ『山のアルバム』へ

・・・つづきを見る

2017年1月6日

06/01/17 見事な夕陽(amazing sunset)

パタゴニア

高御位山稜線西端、鷹ノ巣山から素晴らしい夕陽を見ました。


日没後も夕陽に照らされた巻雲が印象的だった

先日、別所高校から鹿島神社へのルートを知ったことをいいことに、今日はその時と同じく別所高校前に車を止めて同高校の北西の角にある登山口を起点に鷹ノ巣山へと上がり夕陽を見ました。

当初はその登山路を稜線に上がり切った209ピークから夕陽を見ようと考えていましたが、方角的にいつもの鷹ノ巣山とほぼ同じことと、そこに比べるとわずかでも標高が低いことを加味すると、これなら鷹ノ巣山まで行こうと考え、結局はこれまで通りの鷹ノ巣山から夕陽を見ることとなりました。

夕陽はとにかく素晴らしく、高御位山界隈で何度か見たうちでも最高の夕陽でした。


別所高校の北側をぐるっと回りこむと登山口


やや荒れ気味の登山路をしばらく進むと眼下に別所の街並みや地徳山稜線が見える


209ピークより見る高御位山(右)と鷹ノ巣山


同所より姫路市街地と姫路城


First Scene / GOLDEN SEA
鷹ノ巣山からの夕景の第一幕は金色に輝く播磨灘で幕を開ける


東に目をやると夕陽に照らされる明石大橋


北に笠形山や


西に那岐連山


Prologue / Second Scene
南西の空が濃い茜色になりだすと第二幕の始まり


パナソニック工場と姫路第一火力発電所


次第に空と海の境目が分からないほど全体がオレンヂ色に変わってゆく


あくまでメインはこのとき


SUN SET
見事で、かつ素晴らしい日の入り


AMAZING SUNSET
遥か彼方、児島半島辺りの稜線に沈みゆく


名残惜しい最後のとき


Epilogue / Last Scene
日の入り後の第三幕も素晴らしい


大阪ガス姫路LNG基地、播磨灘、家島、小豆島


TWILIGHT
日没後の風景

帰路は百間岩を経由して駐車地点へと戻りました。

往路で利用した別所高校からのルートは下りで利用するには一般的ではありません。






HPは ようこそ『山のアルバム』へ

・・・つづきを見る

2017年1月4日

04/01/17 本年、初高御位山

パタゴニア

午後一番で阿弥陀町長尾から高御位山に上がりました。


雲間より光射す

冬の時季、天気のいい午後から高御位山稜線に上がれば輝く海を身近に見れるので、今日のような陽気の日にのんびりするには打ってつけです。

ピーカンよりも少しは雲があって、その合間から海を照らす陽が射せば、次第に西へと移り行く太陽の光が織りなす光景にいくらでも腰を下ろしたままで居られそうなほどです。

昨日同様、見通しは悪かったので眺望は全くダメでしたが、至近の光景に時間の経つのを忘れさせてもらえました。


山頂露岩上で佇み南望すれば
標高300メートルの山とは決して感じさせない素晴らしい景観


猫かネズミが這いつくばったように見える上島


雲影が海面を彩る


車や新幹線はミニチュアのように走り過ぎる


太陽の位置によって足元の池も、それぞれに輝く時間がある

鹿島神社参詣の車列は今日でもR2から続いていました。



HPは ようこそ『山のアルバム』へ

・・・つづきを見る