2024年8月16日

16/08/24 明神山、1.7登

夢前の播磨富士・明神山をCコース~Aコース周回しました。

Cコース、くじら岩で見上げる明神山主峰と地蔵岳

パタゴニア

そもそもは好天を約束されたかのような見上げる空の青さから、千種方面の山に行こうと車を走らせましたが、西播磨・三日月町付近まで来てみる以北の空は、「あの約束はどこに行ってしまったのか。」な空で、サッサとUターンして針路変更。

雪彦山でもよかったけど、タイムロスもあって少しばかり近い明神山に行くことにした。

『夢やかた』の駐車場に止まっているのはは、わずかに数台の車のみ。

「天気云々ぢゃなく、暑いもんな。」

見通しの良さもあって尾根からは七種山方面がきれいに見える

昨日まで程の暑さでもなく、これなら何とかなりそうと歩き始めるものの、情けないかな現実は何ともならず、ヒーコラの思いで、ようやく地蔵岳。

ここまでくれば、最後の急登も何とかなってようやく山頂に到達しました。

明神山山頂で見る七種山方面
左遠くに笠形山

もちろん誰もいません。

間もなくに同じCコースを上がってきたソロのトレラン風ハイカーは短い休憩で北部へ出発され、その後、のんびりする間には登山口を出て、しばらくしてパスした3人グループが到着。

以降は他に誰にも会うことがなかったので、今日の山中で遭ったのは4人ということになります。

久しぶりの明神山でしたが眺望に関してはこれまでで一番良かった気がします。

南望してみる播磨灘、家島諸島、小豆島
雪彦山から全容を見ることはできないが、ここからは、ほぼ全容が見える

眼下の夢前町中心部、塩田温泉と高御位山稜線、淡路島

明石海峡大橋、淡路島と葉っぱの先は高御位山

北部、雪彦山方面と宍粟の山々

雪彦山の岩場と重なる鉾立山 三角点は左端

夢前川流域の新庄とメガソーラー太陽光発電施設

北西側
左端の那岐山までよく見えた

南西
こちらも見晴らし良好も岡山南部は顕著な山がなく分かりづらい

流石に同定盤(画像)にある最遠の氷ノ山は見ることができませんでしたが、他はほぼ全部見える感じで、いつもの雪彦山の岩場も至近なこともあり、よく見えました。

独占的にのんびりしたら下山はAコースから。

新展望岩
その場所は、このすぐ下でした

振り返って見上げる明神山

マンモスの背の長いロープ

上りのCコースもそれなりの距離がありますが、Aコースは、さらにもう少し長い距離があります。

快適な時候のころには、ここまで感じることがなかったと思うのですが、今はいくら暑さが少しはマシななったとはいえ、今年に限っては特に暑いので、余計にこんな風に感じたのかもしれません。

山頂付近では感じることができた、少し強めのわずかに涼しげな風も次第に湿気を帯びたものに変わりました。

暑い中、無事下山と思いきや

名物の案山子もみて駐車場にとうちゃこ、と思いきや。

何とかの態で駐車場まで戻って、荷物を見たところ・・・。

ありません。あるものがありません。

ない、ない、サングラスがどこにもないのです。

どこかで落としてきたのです。。。。

たった今下山したばかりですが、まだまだ明るいです、二度目のハイクにレッツGo。

途中でパスした3人組はまだ下山しそうにないので、当面の期待は彼らが自身と同じルートで下山して、上手く見つけてくれた上、こちらとバッティングする。

これを最大の期待として重い足を前に進めます。

鉄塔を過ぎても足元にそれらしきモノを見つけることはありません。

もちろん彼らにも会えません。

もしや、Auで下っていたらどうしよう。

Auコースを選択されると、その分岐までに彼らと遭わなければ対面して確認することができなくなってしまします。

色んな思いを廻らせながら進むと、やがて彼らが下ってきました。

とりあえず、これで直接確認ができることになったので良かったのですが、彼らの返事は残念ながらこちらの期待したものではありませんでした。

仕方ありません。

となると彼らをパスする以前に落としていたことになるので、今度は彼らを何所でパスしたかです。

おそらく山頂をあとにして、そう時間は経ってなかった気がするので、この時点である程度の腹を再度くくりました。

「もう一度、山頂まで行こう。」と。

このメンタルの準備はできても、本来の目的であるサングラスが山頂までに見つかるかどうかが最大の懸案です。

彼らが見落としている可能性もあるので、念入りにキョロキョロしながら歩きますが、それらしきモノは見当たりません。

Aコースの尾根筋をBコース分岐まで来てもありません。

ここからは傾斜が増して、なかなか厳しいハイクです。

「どのあたりでパスしたかな~。」

急斜面のあちこちに目を凝らします。

「この辺だったか?」

いよいよ山頂までのハイクを心に決めたその時、目に飛び込んできたオレンヂ色のフレームのグラス。

「やった~。」

ありました、ありました。

ここで落としていました。

結果的には彼らをパスする直前の場所だったようです。

現場では思わず感嘆の声が出た

7合目標識のある少し上部、『新展望台』直下の斜面にありました。

見つかればそれでイイんです。

もちろん二度目の山頂へは行くことなく最短のBコースを一目散に下りました。

二度目のハイクがあってこそ撮れた岩屋池の逆さ明神山

一度目の下山時、あえなくパスしていた岩屋池からの光景も必然に見ることができて、良かったようなそうでもなかったような・・・。

駐車場にはポツンと一台だけが取り残された感じで止まっていました。

ちょっとしんどい思いをさせられましたが、今年のお盆に歩く分とすればこれでも足りないくらいなので、結果オーライで良しとしておきましょう。

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