長尾西尾根から高御位山に上がりました。
落花したキリ(桐)の花
もう少しすっきり晴れるかと思いきや、下山しても、まだすっきり晴れることはなく、時折日が差せば地表から湿気ばかりが上がってかなりの湿感があり、結構な暑さを感じました。
最終日とはいえ、まだ4月。
まだまだ耐えられる範疇でしたが、この先が今から不安です。
JR御着(ごちゃく)駅付近のキティー号
そんな中、いつものように山頂から見下ろした際、見える風景の中に気になったことがあり、偶然にそばにいたIさんに「あれは何でしょう?」と尋ねたことから、下山後にはちょっと足を延ばしてそれを見学することにしました。
いつもの風景の中に相違点発見
今の季節の花(の咲く木)といえばフジに代表されますが、そのフジと同じような色合いのたくさんの紫色の花をつけた一本の大木が目に入りました。
山頂で見下ろした際、目に入ったたくさんの紫色の花をつけた大木
これは直下に見た白い花の木
他にも、もう一本、多くの緑の中にこちらは白い花をたくさんつけている木もあります。
この木については不明ですが、紫色の花の木はタンスなどに使われる桐(キリノキ)だそう。
これは見ないといけないということで、下山後に足を運ぶことにして、それに先立ち今日のミッションは、ここしばらく見れていないハローキティー新幹線。
せっかくなので鷹ノ巣山まで足を運んで、いつもの山頂付近からよりも少しばかり近くから見ることにしました。
タイムテーブルが変わってからというもの、どういう訳か上手く見れてないので、今日も現地に着いてからも本当にやってくるかどうか、やや不安になり、時刻表を改めて確認すると姫路駅着が10時48分。
当駅発がこの時間だと思っていたのでやや勘違いの感が無きにしも非ずでしたが、ここからだと姫路駅の様子も何とか確認できる位置なので、「もう48分なんだけどな~。」なんて思っていると、時間経過とともに確かにそれらしき車両がこちらに向かってくるのが確認出来て一安心。
市川橋梁を渡るまで姫路駅付近は直線的に良く見えます
この付近では山頂から見る場合と比べて、駅を出てからの経過時間が違うので、やけにスピードが出ていない気がしたのは気のせいで、いつもこんな感じなんでしょうね。
久しぶりのキティー号は、あえてゆっくり走ってくれているようで、ピンクの車体もこれまでにも増して鮮やかに感じたのは気のせいではなく、きっと近さからのものでしょう。
姫路バイパス交差付近と百間岩上部鉄塔付近の縦走路
高砂市街地を東進するキティー号
先週も見た同じシュンラン
下山後の桐の木見学のため下山ルートは市ノ池の尾根を下りますが、鉄塔からは市ノ池とは反対の東側へと下ることにします。
ツツジ
ゼンマイ
渡渉というほど大層なことはありませんが
雨上がりのためジャブジャブ流れていました
山頂から見下ろしたとおり長尾大池北の竹やぶの中に、その木はありました。
というより、花季ともなれば足元さえ見ていればいいので、その木を探すのは意外と簡単です。
何の苦労もなく落花した大きな花びらが木の場所を案内してくれるからです。
山頂から見下ろしたとおり立派な樹高で、根元から二俣に分かれた高さは10メートル以上もあるでしょうか。
桐の木
キリノキ
キリの花
樹高は竹と比べても、さらに高い
成長が早いのが特徴のようですが、それでも背の高い方の幹には立派なツタ類が這うように育っていることを考えると、樹齢はそれなりのようにも感じられました。
ミツバツツジ
モチツツジ
ヤマツツジ
山菜採りの相棒を見守るいつものおじさん
アカシヤの木
アカシヤの花
今更ながら思わぬところに高御位山の自然を発見した今日のハイクでした。
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