2023年1月3日

03/01/23 桶居(おけすけ、おけい)山

高御位山連山の西端に位置する桶居山を、御国野(みくにの)町深志野(ふかしの)から往復しました。

標高は低いながら端正な姿の桶居山

パタゴニア

予定は深志野から桶居山、高御位山を経て北池まで、連山の最西端から南東端までだったので、車を北池にデポしたうえチャリを漕いで深志野まで移動。

昨年の同じ時期には鹿嶋神社駐車場から峠を越えて、かんざし岩登山口まで歩いたところ、思わぬ遠さに閉口したので、今回はその教訓を生かしこんな方法で移動したのですが・・・。

別所町北宿の蓮の池と百間岩と地徳山がつくるU字の先に高御位山

深志野登山口は、かなり久しぶりで、そもそも分かりづらい登山口の記憶がさらにあやふやで、見つけた民家脇の古びた標識が有難く感じました。

深志野登山口はENEOSのすぐ手前

民家脇だけに、現に私道とのことです

もう何年も経ったかな~。
登山道の記憶もほとんど残っておらず、初めて歩く感覚でこれはこれで新鮮です。

入り口には小さな竹林

はじめ急登ですが、姫路市街地がどんどん見えるようになり、穏やかな天候の中、頻繁に振り返りながらも歩を進めます。

丘の上に出ると、すでに素晴らしい光景が広がります。

姫路市街地
左端の仁寿山から右の書写山まで
姫路市街地をこれだけ大きく見れるのは、ここが一番かも

姫路城は真西に位置する

いつもの高御位山よりも標高はさらに低いですが、見える景色の新鮮さがそう思わせてくれます。

特に、姫路市街地の風景が南北の位置、左右に大きく開けた感じで見えるので、ことさらに見事でした。

そんな中で否応にも目に入る播但連絡道が湾曲しながら街を切り裂く様子は絶好のアクセント。

別所地区を切り裂き見事な逆Sの字を描く播但連絡道

時折見える高御位山山頂部

キティー号を桶居山山頂から撮ろうとしましたがギリギリ間に合わずも、山頂直下、こけし岩の少し下方で何とか見ることができました。

ハローキティー新幹線と家島、小豆島
沿岸は関電発電所とパナソニック姫路工場

姫路バイパスと並走地点
電源開発と播磨灘の先に淡路丘陵

ここでも、いつもとは違うアングルと、少しは近かったりですが、なかなかうまく撮れませんね。

ま~、こんなもんでしょう。

姫路市四郷町と南西部、飾磨、広畑方面

この位置からだと姫路城と名古山霊園・仏舎利塔がほぼ重なっていた

桶居山の三角点と西望してみる姫路市街地

山頂より見ても連絡道は特徴的
家島諸島や小豆島も素晴らしい光景の内

ところで、この時間にまだこんなところにいるということは、よくよくこの先のことを考えてみると、これは時間が足りません。

そう、予定ではまだここから主稜線どころか、高御位山を越えてその先の尾根の末端まで行かなければなりません。

尾根の先の高御位山

お昼過ぎには帰宅しないといけないので、時間が足りそうにありません。

せっかくチャリも使ってここまで来ましたが、背に腹は代えられず、縦走することはあっさりあきらめ、ピストンして深志野に戻り、再度チャリを漕いで北池まで帰ることにしましょう。

ココでも見かけた綿毛のコウヤボウキ

こけし岩

こけし岩上の自身

そこからの風景

とか言って、それでも帰還には30分程度は掛かるので、あまりのんびりもしていられず、桶居山で景色を楽しんだら帰りましょう。

帰路には、せっかくなのでかんざし岩の天辺だけに寄り道して、そこからの景色も楽しみました。

さすがにお正月だからか、岩遊びの人は居なかったようです。

かんざし岩のピークと桶居山(左端)、遠くに小さく高御位山

下山時、姫路方面の素晴らしい景色が正面に見える

このルート、特に西向きに歩く場合、姫路の街並みを正面に見ながらのコースなのでなかなかイイです。

足元に十分留意しながら下ると風景も沈むように見えなくなり、民家脇の登山口に下山です。

本日のギア
ランクル・70、折り畳み式ミニチャリ

チャリを使っても移動はそこそこ時間が必要で、今日の場合、行きも帰りもちょうど25分掛かりました。

予定のこのコースを昼までにこなすには、もっと早い時間からの行動開始が必要で、今日のような穏やかな天気には、そんなことをするよりも、お昼ご飯を用意してのんびり歩いたほうが良さげですね。

移動の際は旧、山陽道も漕ぎますが基本はR2です。

ちょうどお昼ごろ、鹿嶋神社参詣の東行き車列は豆崎付近まで続いていました。

Land Cruiser 70, 高御位山, 山歩き、登山, 山野草、ガーデニング,

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