2015年10月24日

24/10/15 見ごろかもしれない

パタゴニア

雪彦山、虹ヶ滝~地蔵岳~大天井岳往復しました。

稜線付近の紅葉は今がすでに盛りかもしれません。


展望岩上部の登山路より地蔵岳を見上げる


虹ヶ滝中空の黄葉は見事


虹ヶ滝は見ようによって卑猥に見えなくもない


日あたりの良いところほど色付きが良いようだ


小さくなった滝壷の水たまり


虹ヶ滝付近の広葉樹を見下ろすと、こんな感じ


地蔵岳のピークから鉾立山方面を見る


地蔵岳より大天井岳と山腹の紅葉


大天井岳より地蔵岳を見下ろす
ここでは色付いた広葉樹と植林の常緑樹とのコントラストが素晴らしい

画像は肉眼で見るよりも、ややデフォルメされたところもありますが、それでもそれなりに見応えはありますよ。

来週半ばには冷え込みもありそうなので、全体的には来週末辺りが本当の見ごろとなりそうです。


山頂で出会ったYさんと、再度虹ヶ滝を訪れた後、下山



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2015年10月19日

18/10/15 色付きはじめ

パタゴニア

地元の山でも秋色っぽくなってきました。

雪彦山、虹ヶ滝、大天井岳、出雲岩周回しました。


見上げる紅葉の先に地蔵岳の岩峰

山服から見上げる紅(黄)葉は
「ここでも意外と見れるやん。」
と思ったりもしたけど、実際に稜線から見ると見上げたほどでもなかったかなぁ。

まだ、二週間くらい先かな~。


雪彦川出合付近は、まだまだ緑いっぱい


ダイモンジソウ


モミジ


虹ヶ滝


地蔵岳


七種山山塊


色付く三角点方面の山腹と鉾立山(右)


表登山路方面の黄葉


部分的に鮮やかな所があった


展望岩から見上げると陽に照らされた岩峰が見事だった



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2015年10月13日

12/10/15 盟主・赤石岳

パタゴニア

これぞ南アルプスの盟主、赤石。

なかなか過酷な条件下、赤石岳に行きました。


新雪をまとった赤石岳は盟主にふさわしい見事な姿を披露してくれた

山行の詳細はヤマレコ

他の画像はこちら

今年度、赤石小屋の冬季小屋は建て替え工事中に付き使えず(基礎部分しかない)、本館2階部分の一部を開放して、それに充てるようだ。

ちなみに、この工事に関連して一か月ほど前から行方不明になっていた、この工事関係者の方は先日、遺体ではあったものの本流近くの沢で発見されたと椹島と赤石小屋で聞いた。

ちょうど他の3名の工事関係者の方とも小屋で話す機会があり、年内の工事は終わり14日の葬儀に出席するため、明日12日に下山されるとのことだった。

入山以前から遭難のことは知っていたので足下には十分注意しながら歩いたが、自身は入下山時とも特に問題視するような危険な個所はなかったように感じたのだが・・・。

亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。



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2015年10月3日

03/10/15 秋日和

パタゴニア

この上ない上天気の日に雪彦山に上がれました。

今日も色々な出会いがありました。


真っ青な空にスジ雲が漂う

登山口の駐車場では先のシルバーウィークの、それぞれの山行話しでしばらく盛り上がり、山頂では16年ぶりにここを訪れたという高槻のご夫婦や鳥取から来た若者たち。

極めつけは、
「え~っと、どこかでお見受けしたような、、、。」

どこかで会ったと思ったのは、こちらの思い過ごしで、実はテレビ画面で見かけたことを、一方通行的に勝手にこんな風に感じていただけでした。

この方、好日山荘が、かつて放映していた番組でガイドとして出演されていた島田和昭さん。

今日は、この雪彦山にガイド登山で来られていたようです。

それぞれに楽しいお話しをさせていただきましたが、中でも最後に話した島田さんとは、これからの山行のことについても相談に乗っていただいた形で、とてもいい出会いとなった気がします。(勝手に思っているだけです)

ここでも一期一会ですね。

みなさん、ありがとうございました。


16年ぶりに来られたという高槻のご夫婦(奥さま)


植林は斜光線との相性がイイ
見晴らし岩より


今日はイイ天気です


青空が広がります


ハヤブサ君のランデブーも見れました
渡り蝶のアサギマダラもひらひらと飛んでました


こちらは島田ガイドと自身のツーショット


地蔵岳をちょっと違うアングルで撮ってみました


不行岳を攀じるクライマー


虹ヶ滝の雪彦川は水量がかなり多かったです



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2015年9月26日

26/09/15 脳裏に浮かぶ高御位山

パタゴニア

今回の山行中、高山裏避難小屋から荒川中岳への登りは、なかなか登り応えがあった。


板屋岳付近から見上げる荒川三山

荒川岳の山容については、それまでの小河内岳辺りで全体像はつかんでいたつもりで、中岳から渓に向かって落ちる尾根を登るものだとばかり思っていた。

ところが縦走路は小河内岳から高度を落とすと林の中をたどるようになり、時折見えるその山容は次第に変わって行く。

板屋岳からはさらに高度を下げ、高山裏避難小屋から見上げた中岳は風貌も見上げた大きさも、これまでとはずいぶん変わってしまったようだった。

ここからは登山路が付けられているだろうと考えていた中岳へと延びる尾根は左手に見え、さらに左奥に悪沢岳も見上げることができる。

思っていた以上に西に回り込んできたことになる。

実際の登路はその尾根ではなく最も西のカールにあった。

小屋の標高は約2,400メートル。

前岳までの標高差は600メートルもあり、それ以上に眼前に立ち塞がるかのように聳える山塊に、これまでの疲労も重なり不安を覚える。

20分ほど歩くと小さいながら水場がある。

稜線上の貴重な水場だが給水すると当然、重くなる。

しばらく針葉樹の林をトラバース気味に歩くと、やがてダケカンバの点在するカール底のような開けたところを行く。

黄葉の始まった灌木帯をジグザグに縫って歩くこの辺りが最も厳しかった。


荒川中岳付近から北望すると塩見岳をはじめとする北部の山々が一望できる

ここで脳裏に思い浮かんだのが地元の高御位山のことだ。

振り返り見ると、たどって来た山々からある程度自分の居る位置は理解できたが、あまりのつらさにGPSで高度を計測してみた。

2,650メートルだった。

稜線の標高が3,000メートル弱とすると、残りの高度差は350メートルほどで、ほぼ、その標高と同じくらいを残す高さまで登って来ていた。

標柱まで来ると開けたガレ場を歩くようになるので、特にここからは長尾登山路を思い浮かべながら前岳目指し一歩一歩歩く。

登山路は次第に傾斜を増しザレてくるが、脚を前にさえ出せば稜線は徐々に低くなる。

「まだ、鉄塔辺りか。それとも露岩付近まで来たか。」

早朝から10時間以上も歩いてきた身体には、かなりきつい。

見える稜線を高御位の山頂に見立て、もうひと踏ん張りだ。


期待していた赤石岳はガスに包まれていた

終盤、背後からは塩見岳が見守ってくれていたが、ようやくたどり着いた稜線では赤石岳はガスの中で機嫌よく迎えてはくれなかった。

ちょっと、がっかりした。

前岳へは崩落地を右手に見ながら、気の抜けない稜線をもう少し歩かないといけない。

のんびり広い前岳山頂で色んなことから解放され、一気に脱力した。

中岳へはしばらくしてから歩き出す。

中岳に着くと、西に傾いた太陽に照らされた主峰、悪沢岳が迎えてくれた。


黎明の富士

昨日、ここまで頑張ったお陰で今日は悪沢岳からの、こんなにすばらしい朝の光景に会うことができた。

どこででも一期一会、どんな光景も千載一遇。

こちらに山行の画像



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2015年9月23日

19-22/09/15 鳥倉林道から荒川三山と塩見岳

パタゴニア

昨年に続き、今年も行ってきました、秋の南アルプス。

メインは赤石岳を見ること、です。


日の出直後も、すばらしい光景が広がりました

「どこから見る?」
って、去年は南の上河内岳や聖岳から見たので今回は北の、同じくその時に上河内岳から遥かに、そして微かに見た荒川岳の主峰、悪沢岳からです。

稜線や山頂でいい光景を見ようとすると、どうしてもコスパに優れず、ここは他と同様どころか、それ以上につらいのは実体験済み。

さらに天気次第で、どうにでも転がりそうなことを人間の都合の休みの日に経験しようとするのだから、無茶にもほどがありそうなものだけど、そんなことは言ってられないので、運を天に任せて出掛けてみると・・・、

とんでもない幸運に恵まれてしまったではないですか。

ま~、日本中の山好きはみんなそう思ってるでしょうけどね。


荒川中岳避難小屋と悪沢岳

この付近では、あくまで避難小屋扱いですが山頂直下のとんでもなく過酷な条件下に小屋が建っています。

ハイシーズンは、ほぼほぼ営業小屋状態なので、さすが民間の東海フォレストってところですか。


小屋内部

キャパ30人ほどの小さな小屋です。

右が管理人室に腰掛ける山中さんと、左側が休憩スペース。
二階が就寝専用スペースとなっていて全体的には機能的で想像以上に快適です。
今夜の宿泊は32名(たぶん)。


悪沢岳山頂部と星空

星を撮りに来たという方にレクチャー受けて撮った悪沢岳と上空の北極星とカシオペア座。

次々に飛来する航空機は、このようなシーンではかなり悪者らしいです。

星空はバッテリーのこともあり、そこそこに切り上げ翌朝に期待して就寝。

先に書いたとおり、あくまでメインは赤石岳の方だったんですが、やっぱり気になる、いや、外そうにも外せない存在がここにはあるんです。

そう、日本を代表する山、富士山です。

特に朝の存在感は大きすぎていけません。

見える位置、方角と距離感が、それを抜きにすることを決して許してはくれません。

ですので、朝の早い時間帯は東の空に繰り広げられる光景を存分に楽しみましょう。

ただ、そんな彼も太陽の角度が増すほどに存在感は薄くなるので、以降は近隣の山々を注視してあげればいいと思います。

で、翌朝の光景がこれです。


扇状のサンピラーと黎明の富士

昨夜の夕景がダメだったことなどすっかり忘れさせてくれました。

とにかく素晴らしかった。

南に目を転じると、盟主・赤石岳と聖岳、奥聖岳。上河内岳も、もちろん。

兎ちゃんも右肩にちゃっかり居ます。


赤焼けの赤石岳

聖岳からみた赤石岳はとんでもなく大きく、こちらからならどれだけの姿を見せてくれるか大いに期待してたけど、日本一の山にあれだけの演出をされてしまうと、どうしても富士山にはかなわないかな~。

朝焼けの雲が素晴らしいということは、裏を返せば日の出のあとはお陽様は、あまり世を照らさないってことなので、山々を照らすモルゲンロートに関してはしょぼいまま終わり。。。

真っ赤な赤石を見たかっただけに、ちょっと残念。

ここからは、いきなり翌日の塩見岳からの様子です。


塩見岳から甲斐駒ヶ岳、間ノ岳の北部展望
間ノ岳や農鳥岳(写ってないです)の存在感が大きい


蝙蝠岳と富士山

北岳は間ノ岳の左肩にわずかに見える程度。

また前述の通り、陽もずいぶん高くなったのと距離的にもわずかながらも遠くなったのとで、ここでは富士山の存在感も、思いのほか小さい。


北俣尾根上部と荒川三山
肉眼では荒川中岳と前岳のやや低まった稜線の奥に赤石岳山頂がほんの少し見えます

荒川三山とはよく言ったもので、その山体はかなり大きく、実際は白根三山にそれぞれ別の呼称があるように、これらにもそれぞれにも独立した山名があってもいいのではないかと思うほど立派な山容を横たえていた。

なかなかイイぞっ、南アルプス。

ちょっと、じゃなくかなりキツイけど。

山行の詳細はヤマレコ



塩見岳西峰と遥かに槍ヶ岳~穂高岳稜線




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