2014年9月28日

28/09/14 虹ヶ滝と大天井岳

パタゴニア

雪彦山に行きました。


副虹の虹ヶ滝

虹ヶ滝を見たあと、大天井岳に上がりゆっくりして、地蔵岳、虹ヶ滝、大曲経由して登山口へと戻りましたが、今日のメインはこれで決まりの虹ヶ滝でしょう。


虹ヶ滝


この岩が邪魔になり虹が小さくしか架からなくなります

この虹は、これからは陽が低くなるに伴い架かる位置が次第に高くなり、真中の岩と干渉しあうようになるので小さくしか現れなくなるでしょう。


大天井岳で水彩画の原画をスケッチされているご夫婦がおられました


見下ろす地蔵岳付近も、やがてきれいに色付くでしょう

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2014年9月20日

20/09/14 覗き岩展望台のギボウシ

パタゴニア

雪彦山・大天井岳‐~虹ヶ滝、周回しました。


覗き岩から覗くと岩場にギボウシ


登山口の百日紅(サルスベリ)は読んで字の如く、未だに咲いています


ススキとギボウシのコラボは何だかアンバランスな気もしますが・・・


七種山塊と高御位山遠望
くもり空ながら眺望は良好でした


ちょっと違ったアングルで大天井岳の祠を背後から撮ってみました


水を充填しました
さすがはキクの花 二週経っても、まだまだあでやかでした


最近、雨が降ってないので虹ヶ滝は水量に乏しく見場がありません

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2014年9月16日

14-15/09/14 易老渡~光岳~聖岳~便ヶ島

パタゴニア

今夏のリベンジも込めた今山行。


サンピラー(太陽柱)を従えた黎明の富士

この山域はいずれを入・下山口にしても、かなり不便なことは覚悟の上ながら、その中でもより制約の大きい静岡側からの入下山はやめ、ある意味、自由の利く南信の遠山郷を入下山口として、やや強行の一泊二日で光岳と聖岳に行ってきました。

メインは百名山の光岳でも聖岳でもありません。

何を隠そう百名山ではない上河内岳で、そこから朝の光景を見る(撮る)ことです。

光岳~聖岳間には上河内岳のほかにもピークがいくつもあり、どのピークからも富士山は望めるでしょうし展望も素晴らしいと思います。

その中で上河内岳を選んだのは深い意味はありませんが、『山と渓谷』8月号にあるように、ここが最良の展望台だと踏んだからです。

で、茶臼小屋を未明に出て歩き始めた甲斐がありました。

この日のショーは朝日がわずかに地平線から顔をのぞかせたあとの、わずか数分間で終幕してしましたが、目の前にはこれまでに見たことのないほどの素晴らしい光景が広がりました。

ここからだと富士山が大きく、本来こうあるべき主役として存在してくれるので他の光景も相乗効果的により素晴らしく感じました。

山行の詳細はヤマレコ

第9回たつの市美術展で入選した、上河内岳で撮った写真はこちら

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2014年9月7日

07/09/14 絶好だと思ったが・・・

パタゴニア

雪彦山・虹ヶ滝から大天井岳往復しました。


緑あふれる虹ヶ滝・落ち口付近

頃合いの虹を見るのはかなり奥が深そうだ。


出合下の滝


不行沢でも、かなり水流があった

先週の太陽の位置からして今週ならまだ、その時とは大差なく、これならきっと素晴らしい滝が見れるものとばかり、そこに足を向けたのだが、昨夜の大雨が良い方に作用するかと思いきや、そう甘くはなかった。

出合までの沢でも裸足になって渡渉しないといけないほど水流は多かった。

もちろん出合下の滝も、見たことのないほどの流れと轟音を轟かせ流れ落ちていた。

はやる気持ちを抑えつつ、そこまで出向いてみると、あまりの水流の多さに虹がほとんど架かってないではないか。

太陽光は当たっているものの水しぶきが立たず、虹を現せる条件を越えてしまうほどの流れとなってしまっていた。

おまけに、レンズやカメラ本体にばかり水しぶきが当たり、どうにもタチガ悪くて仕方なく、思ったものは撮れずじまいだった。


渓流の岩に差す木漏れ日が印象的だった


上の段の虹ヶ滝もすごい水流だ


地蔵岳と遠くに笠形山稜線


ようやく花を替えました
BEFORE


AFTER


夏前まで営巣していたハヤブサでしょうか
上空を優雅に飛んでいました


大天井岳より地蔵岳を見下ろす


大天井岳より南望

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2014年8月31日

31/08/14 秋の花

パタゴニア

この花を見かけるようになると秋ですね。


キキョウ

長尾から高御位山往復しました。

先月中頃に上がって以来でしたが、ずいぶん涼しくなったとはいえ、歩けばまだまだ暑いです。

鉄塔から上部の登山路脇にはきれいな花を咲かせたものや、袋状のつぼみのキキョウが見かけられました。

キキョウは、ほぼここでしか見ませんが、花弁が大きくて立派なのが特徴です。

一方で同じ秋の花のハギはほとんど見かけません。

今年はハズレ年なのでしょうかね。


山頂より淡路島方面


同、印南野方面

昨日、雪彦山から見た眺望の良さを今日も期待しましたが、残念ながら昨日ほどは見通しは良くなく、大展望とは行きませんでした。


キキョウと地徳山方面

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2014年8月30日

30/08/14 虹ヶ滝

パタゴニア

のちに見たピークからの展望もいつになく優れていたが、今日のハイライトは何と言っても、それまでに見た、この虹だった。


下方にながら大きな虹を架ける虹ヶ滝


出合下の滝

ここでも水量は豊富だった。

そのお陰もあって、このあと虹ヶ滝のテラスで目の当たりした見事な光景は天女がこの地に舞い降りたかと思うほどで、ハッと息をのむほど美しかった。


虹ヶ滝

虹は太陽の位置の関係で滝壺付近の、いわば下方にしか架からないものの、それゆえ大きな虹となって目の前に出現していたから、なおさらだった。


地蔵岳のピークより南望すると
七種山塊の右手彼方に高御位山方面が見渡せた

地蔵岳や大天井岳からの見晴らしも素晴らしく、六甲連山、明石大橋や瀬戸内の島も久しぶりに見晴るかせた。


右上に小豆島 左は家島

わずかに3人ながら常連さんとともに談笑しながら喰う山メシは、質素でも美味い。

4人で同行し、のんびり表登山道を下った。

今年は天候不順で、ここでも夏がないまま秋になってしまったような山の風情だった。

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2014年8月23日

23/08/14 にわか雨

パタゴニア

4週間ぶりで雪彦山に行ってきました。


覗き岩の展望台で

今年の夏は、まったくらしくありません。

入山するまででも見上げた空は今にも降りだしそうな様子で、「降れば途中でも下山しよう。」くらいの気持ちで歩きはじめましたが、幸い、そう大した雨に降られることなく下山できて何よりでした。

そんな天候のせいか駐車場に停まっている車は数台程度とかなり少なく、それどころか今日は久しぶりに常連さんに会えると思って来たのに、一台もそれらしき車が見当たりません。


着いたとき大天井岳は無人だった


地蔵岳のピークにも人影なし


虹ヶ滝は勢いよく流れていた


虹ヶ滝


地蔵沢も流れが出ていた

結局、下山するまで常連さんとは誰にも会わなかったので、変な想像をしなくもないまま帰宅となりました。

そんな中、登山路で一ヶ所気になった個所があったので書いておきます。

ほぼ下山した地点ともいえる、雪彦川の出合を過ぎて沢沿いの道を砂防ダム堰堤に向け下って行く際に出くわす、水無しの小さな沢でのこと。

いつも最後の難所として注意を払いながら慎重に歩く場所なのだが、どうもこれまでとなら様子が違っていた。

見ると、ちょうど両腕で抱えられるほどの岩がごろりと下方に崩れている。


崩落した登山路の岩
どう見ても新しそうな痕跡

何時こうなったのか判然としないが、新しいに違いない。

その場に遭遇した人は大丈夫だっただろうか。

クリックで拡大表示


地図中、右の三つの内の真中地点がそこ
右下が登山口、右上は出合と、左は覗き岩の展望台

とりあえず落ちた岩は安定しているように見えたが、こんなところにも危険は潜んでいた。

今年、虹ヶ滝で岩の崩落に直面した自身としては、この岩の存在がひどく気になったまま下山した山行だった。

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2014年8月16日

13-15/08/14 南アルプス・上河内岳

パタゴニア

南アルプス南部に位置する上河内岳に行ってきました。


展望皆無、絶景のはずの上河内岳

南アルプス南部の聖岳~赤石岳~荒川三山・悪沢岳を、畑薙大橋から入山して椹島までぐるり回ろうと計画しましたが、二日目朝にはいきなり雨。

その後、数日間も曇り、もしくは雨予報で、好天は見込めないとみて、あえなく聖平から撤退しました。

思ったピークには立てず景色だって何一つ見れなかった。

目的のひとつだった百間洞のとんかつも食べられなかった。

立ったピークらしいピークは上河内岳だけという、かなり消化不良の山行となったが、そんな中にもこんな時こその人との出会いがあった。

初日はバスで隣に乗り合わせた茶髪、いやいや昨今ではほとんど見なくなった金髪か、あるいはオレンジ髪の高槻のお兄ちゃんと一緒に歩いた。

なかなかきつい登りだったけど、今回は来れなかった(あ)。と一緒に歩いている感覚で楽しかった。


光岳から鳳凰三山まで大縦走するという高槻の木村くん
こんな風貌の若者ほどタダ者ではない

聖平では終日の雨で、テント泊の人たちが用具や衣服がびしょ濡れなこともあって素泊まり用の避難小屋は大賑わい。

近くの床の人同士で話が合い、明日なら静岡駅まで送ってもらえるとの話しがまとまり、翌日は談笑しながら一緒の下山となった。

苫小牧、倉敷の鈴木さん親娘、安孫子の田宮くん、浜松のナンバさん。


田宮くんと鈴木さん親娘(なんと、中2生)


足早に下ってゆくナンバさん

みんな山が好きな人ばかりだった。

同じアルプスでも北アルプスでは味わえない一期一会だった。


横窪沢小屋、木村勝利さん

横窪沢小屋の管理人さんもよかったな~。

PS:
上河内岳のピークへの基部といえる稜線上の分岐に着いた時の感覚は何だったんだろう。

ここに足を運ぶのは初めてなのに、これまでに出向いたどこかの光景にそっくりで、あたかもその場所を再訪したかのような感覚に陥った。

辺りがガスに包まれ展望がないことがそう思わせたのかも知れないが、それにしても何だか不思議な感覚だった。

しかしながら、未だその場所がどこだったのか特定できていないし、本当にそんな場所を訪れていたのかどうかさえはっきりせず、ややモヤモヤしている・・・。

時系列画像付きファイルはこちら


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