
覗き岩の展望台で
今年の夏は、まったくらしくありません。
入山するまででも見上げた空は今にも降りだしそうな様子で、「降れば途中でも下山しよう。」くらいの気持ちで歩きはじめましたが、幸い、そう大した雨に降られることなく下山できて何よりでした。
そんな天候のせいか駐車場に停まっている車は数台程度とかなり少なく、それどころか今日は久しぶりに常連さんに会えると思って来たのに、一台もそれらしき車が見当たりません。

着いたとき大天井岳は無人だった

地蔵岳のピークにも人影なし

虹ヶ滝は勢いよく流れていた

虹ヶ滝

地蔵沢も流れが出ていた
結局、下山するまで常連さんとは誰にも会わなかったので、変な想像をしなくもないまま帰宅となりました。
そんな中、登山路で一ヶ所気になった個所があったので書いておきます。
ほぼ下山した地点ともいえる、雪彦川の出合を過ぎて沢沿いの道を砂防ダム堰堤に向け下って行く際に出くわす、水無しの小さな沢でのこと。
いつも最後の難所として注意を払いながら慎重に歩く場所なのだが、どうもこれまでとなら様子が違っていた。
見ると、ちょうど両腕で抱えられるほどの岩がごろりと下方に崩れている。

崩落した登山路の岩
どう見ても新しそうな痕跡
何時こうなったのか判然としないが、新しいに違いない。
その場に遭遇した人は大丈夫だっただろうか。
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とりあえず落ちた岩は安定しているように見えたが、こんなところにも危険は潜んでいた。
今年、虹ヶ滝で岩の崩落に直面した自身としては、この岩の存在がひどく気になったまま下山した山行だった。
HPは ようこそ『山のアルバム』へ
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