岡山県真庭市、ほぼ満開の醍醐桜。

約1時間半の渋滞を経て目の前に姿を現せた桜の大木は、後醍醐天皇が隠岐に遷幸された際、賞賛されたことから現在のこの名が付けられたとされる。
樹齢は700年とも1000年とも伝えられ、天皇が今から約700年前の人物であることから察すると、当時すでに賞賛されたことからも樹齢1000年説もうなずけよう。
実際に丘の上に咲く見事なこの桜を目の当たりすると車中で、まだかまだかと、じらされたこともすっかり忘れ、しばらく感嘆の眼差しで見入ってしまった。
ただひとつ、後醍醐天皇が賞賛されたのなら”後醍醐桜”でもいいはずなのに、なぜか”醍醐桜”なのかがいささか不思議なところ。
ま~、それはそれでいいとしても、とにかくこの桜は、これまでに見たどの桜をしてもかなわない存在感をもって存在していたことには何の疑いもなかった。
『ライトアップされた醍醐桜』は こちら
『岩井畝の大桜』 は こちら
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山頂に着くと、昼のようないつもの賑わいはなく誰もいなかった。
ただ、目の前に広がった街の明かりは麻生山のそれよりも多かったものの、ここは標高がわずかながら高いせいか遠目に見え、どちらかといえば麻生山からのもののほうが見応えがあったような気がした。
寒風吹きすさぶ中、2時間ほど山頂での光景を楽しんだあと、のんびり下った。









