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先日、麻生山で見た”街のあかり”以来、気になっていた高御位山からの夜景を見た。
今日は何だか変な天気の一日だった。
荒天との予報に反し午前中にはすっかり晴れ上がり、このまま回復かと思いきや、午後には一転、今にも降り出しそうな天気になってしまった。
ダメ元も頭に入れたうえ帰路の時間のことも考え、久しぶりに東の志方町成井から上がった。
山頂に着くと、昼のようないつもの賑わいはなく誰もいなかった。
それでも、その後には何人かの人が上がってきて社殿にお参りする姿があった。いかにも地元の人らしい。
家を出る頃には、あわや雨が落ちるかとも思われたが、到着後しばらくして日没が近づくにつれ空気は澄み渡り、それまではあまり見えなかった家島群島、小豆島や淡路島の島影もくっきりと見えるようになった。
ただ、目の前に広がった街の明かりは麻生山のそれよりも多かったものの、ここは標高がわずかながら高いせいか遠目に見え、どちらかといえば麻生山からのもののほうが見応えがあったような気がした。
かと言って視点の高さのメリットが、ないわけではない。
この山が少し東に位置することも手伝って麻生山からは望めなかった明石海峡大橋がバッチリ。
黄昏どきは見えていなかった大橋だが、時間の経過とともに次第に姿を現せた大蛇のような光の帯をなす加古川バイパスの向こうに、見事な虹色の大アーチを浮かび上がらせている。
寒風吹きすさぶ中、2時間ほど山頂での光景を楽しんだあと、のんびり下った。
所どころ蛍光灯はあるものの、月明かりのない登山路ではヘッドランプの灯りはさらに心強い。
駐車場に戻ると、マイカーだけがポツンと残されていた。
足早に帰宅し、予定通りのキムチ鍋で暖をとった。
成井登山口より山頂までは登り、下りとも20分
上上、反射板近くの石碑(右端)と姫路南西部の市街地
上下、姫路港のシンボル的存在、火力発電所の煙突(左)と姫路南部の夜景(右端は反射板)
下上、加古川バイパスの彼方に見事な虹色のアーチを描く明石海峡大橋
下下、六甲山(左の山)と東部播磨平野の夜景(右端に明石大橋)
2006年12月18日
Rainbow Bridge
Posted by (ま)。
Labels: 山歩き、登山
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