2018年12月15日

15/12/18 大天井岳からみえる播磨灘

パタゴニア

雪彦山、出雲岩~大天井岳~地蔵岳周回しました。


姫路市西部臨海部と播磨灘に浮かぶ男鹿島、家島本島

太陽が一年で最も低い位置を通過するこの時期、空気が澄んでいることも相まって播磨灘が茜色に染まる姿を海岸線から約40キロメートルも離れたこの場所から見ることができます。

時間とともに色づく場所を変え、午後になり姫路沖の家島諸島が茜色の海に映える様子は素晴らしい光景です。


大阪・堺から来た青年二人
歩くのメチャ速(はや)


わずかに降雪の大天井岳山頂


エアカーテン


七種山と明石海峡大橋


加古川河口付近の工場地帯と淡路島に輝く建物


市川河口方面


見下ろす地蔵岳


無人の地蔵岳ピーク

陽の短いこの時期、山頂で長居しすぎると下山が遅くなってしまうので注意が必要です。



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2018年12月9日

09/12/18 雪の雪彦山

パタゴニア

雪彦山、出雲岩~大天井岳往復しました。


植林帯は冠雪すると美しい

塩田温泉近くで明神山方面に目をやると意外にも雲がかかり山頂が見えない。

それどころか山腹の北斜面には何やら白いものがあるような、無いような。

前之庄を過ぎ、今度は右前方の七種山方面を見ても、やはり白いものが。

木戸ダム右岸の林は標高の低いところでも木々にはわずかながら雪が積もっていた。

皆が上がるのをキャンセルしているようなら、同じくここはやめて転進することも考えながら登山口に着いてみると、思わぬ多くの車に驚いた。

もちろん常連さんたちはすでに上がっているので後を追うように歩を進めると、登山路にもいきなりの積雪。

展望岩から岩峰群が目に出来ないのは年に数えるほどで、今日はその内の一日となった。


大天井岳より見下ろす地蔵岳


モノトーンが美しい植林帯

大天井岳では始め展望皆無ながら・・・。

やがて、白かグレーのカーテンが開いたかの如く瀬戸内海が見えだすとオレンヂ色に輝く様子が印象的で、いつもに増して素晴らしく見えた。


明神山と輝く播磨灘


輝く海に浮かぶ家島諸島・男鹿島と家島本島


高御位山連山と淡路島

足元の悪いこんな日は安全を期して団体行動で往路の往復です。

帰路の展望岩では冠雪した岩峰群がきっちり姿を見せてくれました。

ちなみに、昨年も雪彦山では同じ日に積雪がありました。



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2018年12月2日

02/12/18 雪彦川の滝Ⅱ

パタゴニア

雪彦山、虹ヶ滝~地蔵岳~大天井岳往復しました。


雪彦山、虹ヶ滝より見上げる地蔵岳

雪彦山に三脚を携えて向かうのは、かなり久しぶりのことで、それは虹ヶ滝をしっかり撮るためにほかなりません。

目線が変化すると虹の形も同じように変わってしまいます。

足元のしっかりしたところを選ぶと必然に場所は限られてしまうのが悩ましいところですが、一人っきりをイイことにのんびりゆっくり撮りました。

水量は少なく飛沫がかかることはありませんから助かります。

この滝は水量が乏しくても、というよりも、むしろ乏しい方がそれなりの虹を架けるのかもしれませんね。


虹を架ける滝


虹を架ける滝


見事な虹


落ち口を見上げる


滝つぼ

水量の多いときは基点に降り立つこと自体が大変そうですが、どんな様子を見せてくれるのか興味のあるところです。


さらに一段下の滝つぼより見上げる


この滝にも虹が架かる

チョックストンが多い雪彦川。


いつもの虹ヶ滝は落葉で明るくなったけれど水量乏しく虹はなし

この標高域の雪彦川の滝では渓が南向きなため陽が射す時間帯に目にすることができれば、小さな滝でも総じて虹を見ることができそうだ。

それから考えると『虹ヶ滝』は特にどの滝を指すのではなく、この付近の渓流に落とす滝の総称を虹ヶ滝と呼ぶのではないだろうか。

その中に『みのヶ滝』と呼ばれる滝があるのだが、未だ具体的にどの滝を指すのか不明のままだ。


虹ヶ滝出合い
こちらも同様に明るくなったけれど、ココはあふれる緑の時季が好きだな


大天井岳より南望してみる明神山

ご覧のとおり遠望は全く利きませんでした。


同、見下ろす地蔵岳


鎖場上部より見下ろす地蔵岳

今日の地蔵岳ピークの賑わいは、これまでにないほどでした。



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2018年11月24日

24/11/18 雪彦川の滝

パタゴニア

雪彦山、虹ヶ滝~地蔵岳~大天井岳往復しました。


大天井岳より見下ろす登山口への谷と七種山

登山口に着いた際に、たった今出発しかけたHさんに出遭えたことで、これまでに見たことのなかった雪彦川の滝を目にすることができました。

その滝はいつもの虹ヶ滝の下流側に位置する滝で、これまでは上から望むことはあっても、その全容は見たことのない滝でした。

少し下流側の登山路のテラスのようなところからは、梢越しにながら存在自体は漠然と分かってはいましたが、今日はHさんが、たまたまその下流側へ降りるべくロープを用意して来ていたようで、それならと便乗させてもらって目の当たりしたものです。

虹ヶ滝のような直瀑ではありませんでしたが、やや傾斜のある岩肌を流れ落ちる様は水量のかなり少ない今でも虹を架け、また、滝全体もそれなりに見応えがあって特に黒光りした岩肌が印象的でした。

水流がうねりながら落ちるところから察するに、右岸側は水量が増えてもあまり流れに影響はないようで、右岸と左岸とで岩の色合いが大きく違っています。

増水した際は特に左岸側に幅広く水を流すのでしょう。

左岸側の岩肌は全体的に丸みを帯びているうえ、小さな足場にも落ち葉が乗っていることもあり、かなりリスキーでした。

ちなみに、今日利用したロープは掛けたままですので誰でも利用可能な状態です。

今後はこれまでの虹ヶ滝の虹だけでなく、この滝に架かる虹を見たり撮ったりする楽しみも増えました。


滝の全容
落ち口が虹ヶ滝の最下流部となります


虹を架ける滝


時間さえ合えばこの滝も常時、虹が架かりそう


目線を変えることで多様な形の虹に出逢える


滝壺の水面に浮かぶ落ち葉


虹ヶ滝は水量乏しく、ほぼ虹はなし


地蔵岳より東望して見る笠形山や七種山


鎖場上部より見下ろす地蔵岳


大天井岳より南望して明神山、書写山や姫路市・市川河口付近臨海部


御津アルプス方面と小豆島


高御位山連山と淡路島


淡路島の島影と明石海峡大橋


七種槍(右端)と遠く六甲山


広葉樹はすでに晩秋の装い


この時季、午後になって地蔵岳から見下ろすと地蔵岳と不行岳の影がくっきり見える


大曲りまでの登山路で見上げると見事な紅葉が残っていた



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