兵庫県第二の高峰、三室山に行ってきました。
熊の岩に咲くサラサドウダン
かつて、この時期の三室山ではサラサドウダンだけではなくツツジなども盛んに咲き誇ったものです。
もちろんそれを期待して出掛けましたが、年月を追う毎に寂しい思いをするばかりで、こうなってしまうと自然回帰の思いなど、どうしようもないような気がします。
かつての野外活動センター跡地に咲く白い花
ガクアジサイ
かつての呼称はロックガーデンだったが地形図では大岩庭園とある
見上げてようやく、かつての雰囲気を感じれる
若い芽も出ているのだが・・・
ギンリョウソウ
ここに来て、かろうじてのチシマザサ
熊の岩で見る鳥取、東山(とうせん)
恐らくは、シカ害をかろうじて免れたと思しきサラサドウダン
中ショウダイ、下ショウダイと植松山
今となると、ここからパラグライダーが飛んでいたことを知る人は、いなくなったか
数年ぶりの山頂も、寂しさを覚えるばかり・・・
裸地化のためか、山頂の風景はそっけなく、本来土中に埋もれているはずの山頂の三角点標柱さえ、グラグラしています。
標柱の左側の位置が、かつての地面
東山と、くらます
本日出会った唯一の方
かつて南面の展望があった個所も、この通り
かつての三室高原に記念樹として植林された木々は、それなりに大きくなりましたが、足元に目をやると、そこかしこに目につくのはシカのフン。
久しぶりに出かけた典型的なローカルエリアで、現代の日本の行政の在り方を目の当たりした気がしました。
下山後、山頂方面を見上げる
山頂から見下ろしても、高原エリアの雰囲気を感じとれたものですが、今となっては残念ながら風前の灯火となってしまいました。
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