見渡す空の碧さと白い雲、郷の緑の山肌のコントラストが見事だった
展望岩から見上げる岩峰は何時になく鮮明に見えた
見晴らし岩からも見たとおり、山頂からの眺望は抜群
高御位山(左の台形)~鷹ノ巣山(右端の三つのピーク)と播磨灘、淡路島
明石海峡大橋もくっきり
さらに奥に二重の山塊は和泉、大峰山脈か
ほぼ地元ともいえる山崎からという家族連れ
3歳+7歳x2の子供たちと作戦会議中?
ちっちゃな子供を見ると同じように自分たちが子供を連れて山を歩いたことを想い出させてくれ、当時、自分たちも年長者からはこう見えていたのかと思うと何とも懐かしく微笑ましい。
3歳は上高地で台風に遭ったな~。
7歳は双六から槍に行った年か・・・。
ずいぶん歳をとってしまったものだ。
レスキューと救急がやって来た
見下ろす地蔵岳と遠く千ヶ峰~笠形山や北摂の山
地蔵岳にて
地蔵岳から見晴るかしても見事な景色だった
暑さに耐え山頂までたどり着いた後、涼をとって寛いでいると下界遠くからサイレンの音が聞こえてきだした。
ここは人も少なく下流の木戸ダムは夏になると多くの若い人でにぎわう所。
そこで何か事故でもあったかと思い気にせずにいたら、この音が何時まで経っても聞こえなくなることがない。
次第には音は大きくなり、川の事故だとばかり思ったことは全くの見当違いで、見下ろす谷筋から大きな音となって聞こえてきた。
やがて、谷を縫う細い道に赤い車が見えだすと駐車場で音は止まった。
山で事故のようだ。
長居して暑さもずいぶん冷めたので今日は地蔵岳を経由して下ることにする。
さすがにこの暑さ、その山頂や岩場に人は見かけなかった。
下った虹ヶ滝は水量少なく見場がない。
虹ヶ滝の水量の少なさはこのところの降水の少なさを表していた
出合い近くまで下ると、どこからか大きな声が聞こえる。
こんな時間にクライマー?
梢の先に見えた出合いに、オレンヂや紺の着衣の人たちが数人。
レスキュー隊とその関係者たちだった。
ちょうど出合いに達したとき救急隊に出くわせた
下山口で待機する救急車
中に大きな岩に腰かけ上半身裸の人が一人おり、どうやらこの人がケガ人のようで救助隊とここで合流したようだ。
見る限り、上半身と足に内出血したような大きな痕が数か所あったようだが、本人の意識もはっきりしているようで事故の中では、そう大したものではないようだが、それでも目の当たりすると決して心地のいいものでなく早々に退散。
下山口には救急車が待機していた。
隊が登山口に着いてからケガ人と合流するまでに、やや時間がかかり過ぎの感があることを考えると、事故自体はもっと上部で起こったもののケガ人のグループが自力でしばらく下山。
ケガ人の現在地を把握するのに時間がかかり、合流するのに時間を費やしたようだ。
下山後聞いたところによると足元のおぼつかない初心者3人組と山頂で出会っていたらしく、けが人はこのうちの一人だったよう。
登山路の岩場で足を滑らせ5メートルほど滑落したようだ。
顔や頭に傷がなかったようなので大事には至らなかったと思うが、まだまだ暑い中、集中力を切らすことなくしっかり歩く必要があると感じさせられた雪彦山だった。
HPは ようこそ『山のアルバム』へ
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