2015年2月8日

07/02/15 伯耆大山、大ノ沢

パタゴニア

松江・Yくんと伯耆大山山頂から大の沢滑走しました。


桝水方面を眼下に見て大ノ沢を滑る

この上ない絶好のコンディションの下、これまでの大山滑走の中で渾身の一本ともいえる滑走でした。


大ノ沢中間部をかっ飛ばす


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2015年2月1日

01/02/15 新雪の雪彦山

パタゴニア

今年初の雪彦山に行ってきました。


大天井岳は踏み跡なく綺麗でした

登山口でも昨日からのものと思われる積雪がわずかにありましたが、とりあえず気にせず表登山道から山頂へ向け進みます。


展望岩より岩峰群を見上げる

展望岩まで達し見上げると、きれいに雪化粧した岩峰群がいつもとは違う表情で迎えてくれました。

出雲岩を回り込むと、わずかながら積雪量が増します。

鎖場は唯一の先行者の方の上手い踏み跡をたどり、それには頼ることなく左から上がります。

覗き岩の展望台でこの人をパスしたあとは新雪のハイクとなりました。


雪化粧の大天井岳山頂

山頂に着くと、もちろん、裏からも誰が上がって来ているわけでなく、きれいな姿の大天井岳の姿を見ることができました。

積雪は5センチ程度ですが、かなり珍しいことのようです。


鉾立山方面を北望

三角点や鉾立山付近では2~30センチくらい積もっているかもしれません。

見下ろす地蔵岳は、まるで水墨画のようで、雪は素晴らしい演出家にほかなりません。


墨絵のような地蔵岳


素晴らしい景観の地蔵岳


七種山や高御位山方面

山頂到着後、しばらくは穏やかな天候で青空も見えていましたが、やがて西方面から雪雲が覆ってきて雪がちらつきだしました。

折角、常連さんともお会いしたのに残念です。

早いながら退散することとし、足元に十分注意しながら往路を引き返し、今日の雪彦山は終わりとしました。


覗き岩近くにあった大きなツララ

積雪があると岩場の多い雪彦山では一般道と言えどもかなり危険度が増します。

アイゼン等の滑り止めは爪のあるものよりも、むしろ軽アイゼンと呼ばれるチェーン状のものの方が有効かもしれません。

それよりも要所にあるクサリやトラロープを利用するため、防水性に優れた、しっかりとしたグローブは必ず携行のうえ着用したいものです。



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2015年1月17日

17/01/15 本年、初高御位山

パタゴニア

ちょっと遅くなりましたが、新年になって初めての高御位山です。


山頂に立つ人


山頂の社殿もすっかり平素の装いです


南を向いて海を眺めると、さすがに明るくて気持ちいい


ただし、今日は風がきつく寒い

昨年中にここを訪れたのは、わずかに15回。

さて、今年は何度訪れることになるでしょう・・・。

長尾に下山すると、私池のたもとで今から登りに行くキキョウのおじさんと出会いました。

まだまだ元気に登られているようです。



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2015年1月11日

11/01/15 伯耆大山、7合沢 x 2本

パタゴニア

松江Yくんと伯耆大山に行ってきました。


7合沢をヒューひゅ~、って感じで華麗に滑るYくん

前日の米子湯はこちら

日野川にかかる橋から見ると、先週同様、大山山頂部にはどんよりとした雲がかかっていた。

大山寺橋から見上げると、朝よりは幾分ガスは取れたようにも見えたが、ここでもやや風があることを考えれば、風が強そうだ。

3連休の中日ということで、昨日から駐車済みの車もあり、環状道路を桝水方面に進んだカーブにわずかなスペースを見いだし停める。

過去にはここから直接夏道に向け樹林帯をハイクしたこともあったが、今はまだ雪が少ないことと、少しでも楽をしようと、一度、登山口近くまで戻った感じに歩き、皆のトレースを使わせてもらいツボ足でハイクすることにした。

今日の目的地は山頂。

5合目近くになると左手に三鈷峰が姿を見せだし、モヤが掛かっているものの背景には日本海の海岸線が見えた。


見事な樹氷と三鈷峰

そもそも天気予報がよくないからか、連休にもかかわらず登山者は少なく、山スキーヤーはもちろん、最近では大山のBCシーンでは特に多いと感じる山ボーダーもちらほら程度。

気温はそれなりに低く(6合で-8°C)、滑走の条件的には先週よりもずいぶん良さそうだし、人も少ないとくればシュプールに邪魔されることなく自分のラインを描けそうだ。


6合目避難小屋前は講習会を受講する人たちであふれていた

6合付近では、どこの主催か知らないが大々的な雪山講習会が行われていた。

見上げると草鳴社ケルンは視程にあるが8合以上の稜線は見えない。


強風のため尾根に沿った小さな雪庇が脊梁をなす


草鳴社ケルンを見上げる

高度を上げても風はそれほど強くならず、視界さえあれば山頂まで向かってもよかったが、この時点ではこれ以上視界が晴れることはないだろうと草鳴社のやや上部をドロップ・ポイントとしてハイク終了。

また山頂には行けずじまい。


ほぼ、ハイク終了地点

位置的には7合沢のほぼ源頭部。

この一週間で積雪は増し、灌木もかなり隠れたように見え、何と言っても視界のあるのがありがたい。

沢に入ると先週の雪とは全く違う良質の雪。

大山のこのエリアでこれほどの雪に当たるのは初めてに違いない。


別山を借景にノートラックのパウダーを喰らう

地形の小さなうねりも隠れ気味で、足元をさほど気にすることなく楽しく滑ることができた。

下部はやや寡雪気味なので、先週同様、行者谷方面へと滑り作戦会議。

と、このころからか見上げる空に青空が見えだすではないか。

青空をバックに樹氷の木々が見事に映え、素晴らしい景観を見せてくれた。


雪山では青空に勝るものはないのかも


剣ヶ峰、弥山と別山


行者谷中間部より三鈷峰

この頃は山頂稜線も見えていたので
「山頂まで行くか!?」

なんて話もしたが、この好天は長くは持たなかった。


二度目の6合目ででくわした大山・D-CLUB、久保ガイドと

6合まで再ハイクアップした頃には、そこでさえガスに覆われだし、結局二本目も7合付近から再度、7合沢を滑ることになる。

いくら雪の条件が良くても、この状況では一本目のように快適には滑れず、ボトムまですっかりガスの中という視界のなさをの辛さを痛感しながらの滑走だった。

8合沢下流の大きな堰堤はまだ隠れていない。


8合沢、行者谷出合の堰堤を下流から見上げる

一本目と同じようなルートで左岸の行者谷側を滑り堰堤を回避しながら元谷へ。

元谷小屋付近ではガスに加え猛烈なブリザード。


治山林道入り口よりブリザードの元谷側を振り返り見る

治山林道でも轟々と風が吹き荒れ、結果的に天気が回復していたのは一本目を滑った30分ほどだけだった。


風雪厳しい大神山神社


大神山神社山門のYくん

ご子息が同行のYくんと幼馴染みという大山寺門前の『土佐屋』でおそい昼食をとりながら、ご主人とも歓談させてもらい、家路についた。

ちょっと長めの、おまけ
環状道路でアウディ・A4(FF駆動)が立ち往生していて、復活の手助けができた。

先週も別の場所でマツダ・CX-5(4WD)も救護した。

アウディのあと同じ場所でデミオも。

デミオについては未確認ながら、前二者について共通点を見た。

どちらもM社製のスタッドレスタイヤを履かせていた。

M社の製品どころか他社のタイヤは履かせたことがないので、性能がどんなだかは知らない。

ただ、この際タイヤはB社製のBで、どうでしょう。

そうか、せめて国産物を4輪駆動車に履かせる。

金額的には張るかもしれないが、かつての同社のCFにこんなキャッチコピーがあった。

『タイヤは命を乗せている』

鬼に金棒はないにしても、転ばぬ先の杖はしっかりしたものに越したことはない。(あくまでも私見です)




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10/01/15 米子湯

パタゴニア

米子に泊まったのでホテルのすぐそばの米子湯につかりに行きました。


米子湯

この米子湯へはホテルに大きな浴槽の風呂がないからでも、ホテルのすぐそばにあったからでもなく、『MBS・ちちんぷいぷい』で絵本作家の長谷川義史さんが浴室の壁画に大山の絵を描いたことを紹介しているのを観ていて、折角ならぜひこれを見てみようと訪れただけである。

老舗の銭湯ながら、外観からそれをうかがわせる要素は全くと言っていいほどない。

強いて言うなら、今風の銭湯は郊外に大きな駐車場を構えて大規模なスケールでされていることが多い中、ここは街の真中にあることくらい。

建物だって、立派に今風。

ところが、引き戸を曳いて一歩中に入ると、あっけにとられた。


玄関を一歩入るとこんな感じ
男湯側から女湯側を見る

鼻を突き合わせたかのような細長い土間があり、その真ん中に小さく四角い穴が開いていて、その奥に店主がこちら向きに座っていた。

これが番台らしい。

かなり変わっているように見えたが、実はこれまでにこれほど街中にある、それも老舗の銭湯には行ったことがなく、そういう意味では免疫がないので、どれが本来の姿なkのかよく分からない。

横長の細い土間の両脇にスチール製の下駄箱があり、番台で料金を支払うと(350円)、このカギをと引き替えにもう一つ中にある脱衣場のロッカーのカギをくれる。

手首とか足首にでも結える蛇腹の付いたヤツ。

このシステムは今風で辛うじて理解したうえ、次の引き戸を開けると脱衣場。

ここからが長谷川氏の匂いがプンプンする雰囲気となっていた。


いきなり匂いがしてきた


お品書きも長谷川くん作らしい


長谷川義史くん作

浴室をみれば湯気の中に目当ての壁画が見えた。


浴室の壁画
もちろん男湯のものなので女湯は未確認

大山を顔に見立てたユーモラスたっぷりのテレビで見たとおりの絵だった。(←当たり前)

(女湯の絵は弓ヶ浜から見た大山のようです)

何度も画像撮影にチャレンジしたがモクモクと湧く湯気には勝てず、銭湯っぽい画像しか撮ることができない。

裏を返せば、この方がいかにも本物っぽく、これでいいのかもしれない。

米子駅前で宿泊のある方は一度立ち寄ってみてはいかが。

ただし、アメニティーは一切なし、店主もぶっきら棒で愛想なしながら銭湯としての雰囲気や清潔感は問題なし。

とか言って、自身も次の米子泊の際も再訪しそうな気がする。

何てったって、大きな湯舟は気持ちイイもんな~。


今回の旅での唯一のお土産 米子湯のタオル


夜の米子駅前の様子

翌日の伯耆大山BCはこちら




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