雪彦山、虹ヶ滝~地蔵岳~大天井岳~出雲岩周回しました。
地蔵岳、右カンテ稜線と雪彦川左岸の紅葉
ここ何年かは、この時期になると同じことばかり書いています。
「時季を逸してはいけない」と。
前に雪彦山を訪れたのは二か月前で、その時も二か月ぶりだったので、この4か月に限っては、わずかに二回しか訪れていないことになります。
晩秋のこの時期の見どころは、何と言っても雪彦川沿いの広葉樹の紅葉にあり、今年の紅葉は、何処によらず素晴らしいものがあり、ここも右へならえで、きっと良いことを期待して出掛けました。
晩秋の雪彦川
久しぶりなので、出合いからは左岸を上がってみました。
水量は少なく、また流れも多くないので大小の岩を手掛かり、足掛かりに水線沿いに上がりました。
黒光りする大きな岩の上には落ち葉が付き、時折見上げると色づいた木々がが魅せる光景は晩秋の装い、そのものです。
久しぶりのみのヶ滝は日が射さなかったこともあり虹は架けなかった
虹ヶ滝では水量少ない中もタイミングよく日が射し、小さな虹を見ることができた
みのヶ滝や虹ヶ滝では水量に乏しく、どちらも虹はほぼ架かりませんでしたが、小さくなった音とともに流れ落ちる川の音も、元気がないようにしか聞こえず、これも晩秋の装いといえば装いです。
地蔵岳にクライマー
地蔵沢床より見上げる地蔵岳
見晴らし岩を過ぎて、地蔵沢に下りてみました。
ここで見上げる紅葉も、なかなかのものなのですが、期待ほどでなく、ここに限ってかちょっと残念な感じでした。
登山道出合い直下で見上げる
地蔵岳
地蔵岳ピークから見下ろす雪彦川沿いの広葉樹と針葉樹とのコントラストが見事で、この界隈では第一の見晴らし台です。
例年になく赤、黄の発色が鮮やかで、他に漏れずここも数年に一度の見事さといえるでしょう。
鉾立山(左)稜線
日が射すと、ひと際コントラストが映える
クサリ場上部で見下ろす地蔵岳
そんな中にあって、基本的に天気が曇り空で、時折、分厚い雲間からも日が射すと、その部分だけ色合いがひと際、映えますが、全体が鮮やかさを増すことはなく、さらなる鮮やかさに欠けたのは残念なことでした。
大天井岳で南望
明石海峡大橋は思いのほか、くっきり見えていた
書寫山、明神山と姫路市南東臨海部
多国籍ハイカーに席巻された大天井岳山頂
見下ろす地蔵岳
ここはここで何時もの時期と違い見事な紅葉に席巻される
見晴らし岩で見る馬の頭方面の見事な紅葉
これも見事
やや早めに大天井岳をあとにしましたが、表登山道を下るとこの時間でも上がってくるハイカーに混じり、展望岩近くまで来ても上がってくるグループ。
久しく会っていなかったNくんのグループでした。
朝には車を見かけなかったので、てっきり来ないものとばかり思っていたら、こんな時間から会社の方を伴って3人で来られたとのこと。
少しの時間ながら今夏の雲ノ平行きのことなど話したのち別れましたが、常連さんとは誰とも会うことなく下山せざるを得ないとばかり思っていたところ、ほぼ下山近くになって彼に会ったことで、さらにリフレッシュした気分で足を運ぶことができました。
展望岩で見上げる
三峰岳のクライマーと地蔵岳
下山して気付いた真新しいクマベル
駐車スペースも車道との段差にバラストが敷かれ
難なく駐車できるようになっていた
今年も見過ごすことなく、雪彦山の紅葉を観れた満足のハイクでした。
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