雪彦山、虹ヶ滝~地蔵岳~大天井岳往復しました。
鎖場下で見る地蔵岳
これまでの暑さは昨日で終わり、とりあえず今日一日は初冬のような日和になるという。
ある程度の涼しさは承知の上だったが、次第に晴れ間も出て、それなりに温かくなるはずだったが・・・。
登山口に着くと先月にも会ったS水さんの真新しい車が、その時と同じ場所に駐車してあった。
誰もいなかったらどうしようと思ったりしたが、問題なし。
それに加え、今日はかなり久しく会っていないN野くんの車も見つけていた。
彼のルーティーン的ルートはというと早い時間からの表から裏の周回。
沢を行くこちらとは、概ね出合いまでにバッティングするのが常なので、天気はあまりよくない中、虹は期待することなく彼に遭うのを楽しみにして、いつも通り沢沿いで行くことにした。
アケボノソウ
ゆっくり目に歩いたつもりでも出合いまでに遭うことはなく、仕方なく沢沿いを上がることにする。
結局、彼とは会うことはできなかったが、その訳は彼に後に大天井岳で出会うことになる常連さんから聴いて納得したが、少し残念だった。
もちろん虹ヶ滝に虹はなし
曇り空の虹ヶ滝出合いでは晴天時ほどの解放感はない
地蔵岳は朝早くから多くのクライマーで、どのルートも賑わっていた。
みんな早朝から地元を発ってきた奈良からのグループだと、一人の人から聴いた。
地蔵岳で見る鉾立山
大天井岳に着いてみると、福山の女子を伴って表から上がってきた Iちゃんがいるぢゃない。
自宅に同志が集って昨日、今日とそれぞれが、あちこち出向いているらしく、今日は隣の彼女とここに来たらしい。
何でも昨日は、あの雨の中、高御位山行ったら誰もいなかった、っていうから、そりゃそうだ、でおわり。
彼女のご主人は昨日から六甲山・キャノンボールラン参加してるとかなので、それはそれで全く納得するような、そうでないような。
いずれ、いかにも Iちゃんの知り合いっぽいことは間違いなさそうだ。
大天井岳で南望
今日も眺望は抜群だった。
姫路港付近の見え方から、これならあわよくば大鳴門橋も、と思ったが、さすがにそれは叶わず。
淡路島丘陵稜線は見えても明石大橋は見えなかったことを思うと当然のことで、また方角によって見通しの良し悪しもあったりするので、こればかりは何とも言えない。
それでも、ここからこの景色を見ると、つい先日に見た板馬見山(後山)からの光景と比べてしまう自分がいた。
あれはあれで、滅多に見えないであろう遠くまでの眺望を得ることができて素晴らしかった。
見え方としては同じような感じなので、そう感じたと思うけれど、何度もみたこの光景も意外とというか、思いのほかというか、全然悪くないんぢゃないかと。
あそこまで滅多に見れないこともなく、さらには、もちろん肉眼で、もう少し大きく見えるし。
ちょっと見直した感にあふれた感じだった。
明神山の山頂右に日本製鉄・瀬戸内製鉄所や光る瀬戸内海播磨灘、男鹿島
御旅山稜線の奥に播磨灘に浮かぶ上島、右端、パナソニック姫路工場
左の四角、パナソニック姫路工場、右の煙突は関電・姫路第一発電所
右の丸い山容は書寫山
右奥に高御位山稜線と、さらに淡路島丘陵
左の三角、七種山
しばらくしてS水さんや、駐車場でも会っていたKさん、Hちゃんもやって来て久しぶりに何人かの常連さんが顔を合わせることになった。
ここまで遭うことがなかったN野くんのことをHちゃんに聴いてみたら、歩き始めるまでに駐車場で会っていたらしく、どうもハイクアップ中に家族からの突然の呼び出しがあって、あえなく表登山道の途中から引き返し下山したという。
これなら遭えないのも仕方のないことだが、北アの話しなどできると思っていただけに残念だった。
大天井岳北に一株だけみつけたリンドウ
地蔵岳・右カンテを登攀する奈良からのパーティー
ここ最近では、これまでにない数の常連さんに会い、また、見晴らしもよく雪彦山らしい風景も享受できた今日のハイクだった。
勝手なことを言わせてもらえるとすると、天気予報のとおり、やや冷たい風が吹いたことが唯一、想定外だったかな・・・。
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