雪彦山、虹ヶ滝~地蔵岳~大天井岳往復しました。
大天井岳で南望
明神山、書寫山や播磨灘に浮かぶ家島諸島、右端に小豆島
昨日の朝は、まだ少し曇り気味だったが、今日は朝からこれぞ秋、らしい真っ青な空が広がった。
空気観もいかにも秋本番を思わせるもので、久しく足を向けていなかった雪彦山に行くことにした。
せっかくの上天気も唯一、(知り合いが)誰もいなかったらどうしよう、、だったが、駐車場に着いてみるとS水さんがいて、それも杞憂に終わった。
再び山頂で会う約束をして、こちらはこれまでのとおり沢沿いで上がる。
ここのアケボノソウは雑草のごとく咲いているので、あまり値打ちがない
久しぶりの虹ヶ滝も大いに楽しみにしていた。
先日の雨で水量もほどほどで、光の差しようもよくバッチリだった。
みのヶ滝
足元が不安定な中、目線を変えて虹を見る
落ち口を見上げると上空の緑が眩い
悠久の虹を架ける虹ヶ滝
点数をつけると80点くらいか
20点分は虹の濃さと位置かな
虹ヶ滝出合いでは早々に下っていく学生風のクライマーがいた
禿の行者山(中央上部のピーク)はここからが最も判別しやすい
ようやく秋めいて、駐車場には多くの車が止めてあったとおり、そこそこの数のハイカーとすれ違う。
地蔵のピークにはクライマーもいた。
地蔵岳
笠形山(左奥)や六甲山もくっきり見える
鎖場でも何人かに出くわせたが、大天井岳に着いてみると誰もいない。
きっと早いスタートの人ばかりだったのだろう。
誰もいない大天井岳
しばらくすると表からSさんが約束通り上がって来て、長居する間も退屈することなく話に華が咲いた。
今日は見晴らしも絶好だった。
明石大橋はもちろん、その奥には和泉山脈の山稜も見えているようだった。
七種山連山と淡路島、明石海峡大橋
右端の小豆島の奥にも四国の山稜が薄く線を引いている。(表題画像)
姫路の臨海部、市川河口付近もくっきり見えたので、もしかしてと思い、その奥の鳴門海峡方面に目をやったが、あいにくそこは視界が悪く、大鳴門橋までは確認することはできなかった。
登山口へと続く谷の奥に高御位山連山とさらには淡路島
奥に六甲連山を望む
それでも相対に視界がよく、十分に楽しむことができた。
見下ろす地蔵岳
もちろん北部三角点や鉾立山稜線もくっきり見えた
帰路の虹ヶ滝から出合いまでの巻き道では、多くのアサギマダラにも遇うことができた。
ほぼすべてが羽根の小さな個体ばかりだったが、数は目にしたものだけでも10数羽はいたと思う。
ひらひらと優雅に飛ぶ姿は、とうてい遠くまで飛んでいく力があるとは思えないほどだが、その生命力、生存力には底知れぬものがある。
もうしばらくすると雪彦川流域の広葉樹も見事に色付くだろう。
そんな紅葉も、これまでのように皆で愛でながら登り下りする日は、もうないのだろうか。。。。
絶好のハイク日和の中、色んなことを想う今日の雪彦山だった。
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