鷹ノ巣山から高御位山往復しました。
馬の背上部から見る高御位山稜線
それに先立ち、先日見逃したガメラ岩と、市ノ池の尾根へのルートの確認のため経政神社のある集落に向かいました。
稜線を見上げる
崖のはがれた部分が転げ落ちて→ガメラ岩だとか
白梅
紅梅
小さな集落を抜け猪除けゲートまで来ると、先日は気が付きませんでしたが、ゲートは二か所にありました。
先日と同じ右側のゲートから入り、少し頼りない小さな木製の橋を渡ると右に行きましょう。
イノシシ捕獲用の罠檻
他にもう一つあり
目的のガメラ岩はすぐです。
想像以上に大きな岩で少し窪地に居座っている、といったところでしょうか。
名前の起源は不明も誰が付けたかガメラ岩
登れそうで、なななか登れなさそうな大岩です
何度か岩の周りをまわってみると、裏側に残る一本の竹を頼りにするのが最も登頂率が高そうな気がしましたが、それすら達成できるかどうか分からず、また、降りなければならないことも踏まえると、ここはあっさり上がることは止めました。
岩の上からの光景も目にしたい気もありましたが、またの機会ということで・・・。
安全第一です。
ゲートまで戻ったら市ノ池の尾根へのルートを上がることにしました。
左側にあるゲートを開けてまっすぐ行けば細い路が続いています。
すぐに沼のような小さな池が二段になってありました。
下段の池
堤の上にもう一つあります
高御位山の山麓にはどの谷にもため池があり、長尾本村には大きな大池をはじめ、いくつもの池や貯水池のような水源があります。
しかし、現在、この集落のある谷に限っては惣毛池より山側に、水源になるような貯水池は見当たりません。
集落外れの様子から、確かに、これでは水田はおろか農耕地さえ存在できないのも納得していましたが、この池の小ささを目の当たりして、この山すそにある水源を整備できなかったことが今のこの集落にある田畑の状態に見て取れる気がしました。
ただ、見下ろす惣毛池は大きな池なので下流の地域に対する集落の利権は、この池が一手に引き受けて、いわば大きな代役を果たしているような気もします。
かつてはこの池が農耕の水源を担っていたのでしょうが、それにしてはずいぶん小さく、いつしか色々な事情で廃れてしまったのが今の姿なのだと考えましたー。
下山ルートより高御位山と手前に重なる長尾西尾根
その後、市ノ池の尾根には難なく出ることができ、そこから周回する形で元のゲートにも下ることができました。
左側のゲートから入り、左に進路をとるのが最も安易に尾根の鉄塔付近に上がるルートとなります。
再度、鹿嶋神社駐車場へ車を走らせ、鷹ノ巣山へ向かいます。
見下ろす地徳の谷と竿池、地徳山
見上げる鷹ノ巣山西峰
馬の背からでも良かったのですが、このルートにして正解でした。
ミサゴです。
以前にも見た鷹ノ巣山の崖の前に突き出た枯れ木の枝に、今日はいました。
きっと彼らの居場所なのでしょう。
足元のエサをついばむミサゴ
その際は飛び立つ瞬間を見損なった感があったので、今日は飛び立つまでと粘ってみようと頑張ったのですが・・・、いよいよダメかなと思いかけたころ、どこからともなく飛んできた一羽のカラス。
長く直視する間には足元に何か光るものがあるのでは、と感じていたそのものを、カラスも狙って飛来、襲来したようです。
ミサゴは魚獲りの名人、まさにその魚の食事中だったわけです。
一羽のカラスがエサを横取りに来たようです
右足に何か掴んでいるのが分かります
飛び立ったミサゴと崖に映る影
飛び立った後の食材がどうなったのか、帰宅後確認してみると、画像のとおりしっかり足に握りしめたままでした。
さすがの猛禽類、何があっても放しませんね。
ミサゴ
お頭なしの魚をつかんでいるのがはっきり確認できます
白い線は、おそらくは放糞物
魚の頭はすでに腹の中に収まったような形をしていますが、全体的にはまだまだ身がありそうなので、カラスの襲来がなければ、おそらく、もうしばらく飛び立つことはなかったのでしょうね。
また、馬の背からではここは見えないので、ちょうど良かったです。
今日ばかりはカラスさまさまです。
ここでずいぶん時間を費やしましたが、カッコいいミサゴの姿をみれたことで、あとはオマケみたいになってしまいました。
馬の背コース、長尾西尾根と高御位山山頂部
南西望してみる関電・姫路第二発電所、家島諸島・家島本島、西島
反射板とパナソニック姫路工場、関電・第一発電所
馬の背上部の先に高御位山と中塚山方面
地徳山、百間岩と地徳集落
稜線より見下ろしてみるガメラ岩(下方、右寄り)
上空を飛ぶ訓練中のヘリコプター
事故かと思ったら杞憂に過ぎなかった
山頂手前で見た今日のハローキティー新幹線
風は少し冷たかったが、やわらかい日差しが降り注いでいた
気持ちの良い青空
山頂ではYさんご夫婦としばらく談笑して、馬の背から下山しました。
馬の背分岐より見る高御位山
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