雪彦山、虹ヶ滝~地蔵岳~大天井岳~新下山道下山しました。
小さな花弁のダイモンジソウ
階段状の滝に咲くダイモンジソウ
先週に続いて沢沿いの出合いからそのまま左岸を上がり、もしかしてと思い地蔵沢出合い下の大木まで上がってみると、ここまでの水量の少なさや岩の乾き具合から
「これなら行けそう。」
と思った通り、初めてこの丸太の上に身体を預け先端まで上がりました。
左右の岩に挟まったこの倒木を知る人は意外に少ない
倒木の下には人が通れるのに十分なスペースはありますが、いくら水量が少ないとはいえ普段ならザーザーとした流れがある場所なので足下の岩はどれも黒光りして、いかにもスリッピー。
すぐ上に見える地点は先週に上流部から下ってきた場所なので位置としてはわずか3、4メートルほどしか違わない場所ですが、今、すぐそこに見えている場所はそこから下ることができずにいた場所です。
これまでにも何度かトライしたことがあるので、いわば、すぐそこなのにちょっと遠い場所だったわけですが、先週からの水量の少なさに、ようやくこれまでにも来たことのないこの場所へ今日、足を運ぶことができました。
これだけの回数を経ても、まだまだ見たことのない風景はありそうです。
今日が初見のココからのゴルジュ
倒木の最上部より見上げる
左下の岩と上画像の中央の岩が同じ岩
あとは左上して、この大きな岩の上に立つ必要がありますが、ここでも沢床の黒光りする岩に足をのせる勇気はないので、少し思案した結果、倒木を使って左上して先週の地点に上がりました。
ここまでくれば簡単でした。
ここ一週間は雨が降ってないでしょうから、岩は先週よりもさらに乾いて足の置き場にも不自由なしで助かりました。
約5メートルの直瀑
意外にも鮮やかな虹
虹自体は先週よりも鮮やかで綺麗だったかもしれません
水面もずいぶん下がった割にここの直瀑の魅せる虹は先週と変わりないどころか、むしろ色が濃かった気がしました。
この場所は流れを一か所に集め、細いながらも少しは太い水流となって流れ落ちるからでしょうね。
みのヶ滝
虹ヶ滝出合い
地蔵岳に上がると先行のMちゃん
大天井岳には一昨日の神戸新聞紙上ですっかり有名人に拍車のかかった植田さん。
今日のところは特に大きな反響はないように見受けられましたが、それでもバッジはそこそこ人気のようでした。
見上げる雲こそ秋の様相ですが、まだまだ暑い
見下ろす地蔵岳
背景の広葉樹帯は少し色付き始めています
下山は新下山道から
コロナの影響でしょうか、秋の良い季節ながら例年のような数のハイカーは、まだ見られません。
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