雪彦山、虹ヶ滝~地蔵岳~大天井岳~出雲岩周回しました。
大天井岳のススキと七種山、六甲連山方面
昨日、一昨日かに雨が降ったことをすっかり忘れていたようで、雪彦川の水流の多さに折角の準備も、実践することができなかった。
先週に続いて雪彦川の滝を撮ろうと登山口に着くと、久しぶりのHさん。
同行を願うと機嫌よく引き受けてくれたまでは良かったが、先述のとおり流れの多さに足をすくわれた。
いつもの場所で見上げてみる
出合い下の滝
久しく降りていないみのヶ滝の、さらに下の段まで向かうつもりだったが、それまでに耳で感じていた通り予想以上の流れで、それどころか左岸に渡ることすら危険とみて先週と同じく一段降りたところまで降りただけで、あとの行動はキャンセルした。
みのヶ滝
左下にわずかに虹
落ち口と中空の緑
ここで足を滑らせようものなら命取り。
水量が多くてこうなってしまったが、これも致し方のないところ。
もう少し安全な時に来ることにしよう。
虹ヶ滝の水量も、もちろんずいぶん多かった。
虹ヶ滝
やや水量が多すぎか
到着間なしは濃い虹だったが・・・
着いたときは日差しもありきれいな虹を架けてくれたが、時間とともにそれも雲に遮られたようになり薄くなっていったのは、やや残念だった。
次第に虹は架からなくなってしまった
何時のころからだろう、おそらくこちらが知らないだけだったと思うが、やや遅めとも思われるギボウシが咲いている。
湿っぽい岩場に咲くギボウシ
同じく
伯耆大山・ユートピアや振子沢源頭で見るそれに比べるとかなり小振りで、花の色も薄い印象だが数珠つなぎのように咲く花は新鮮だ。
ずいぶん古くから自宅の庭にも植えているが、こちらは年を追うごとに風前のともしび的で、かろうじて咲くことを思うと自然のものは元気そのものに見える。
こちらは登山路脇に咲くギボウシ
虹ヶ滝出合い
地蔵岳基部まで上がると、その先は鎖場う回路、天狗岩、大天井岳付近など随所にミヤマママコナが咲く。
地蔵岳
あちらこちらにたくさん咲いているミヤマママコナ
大天井岳から南望すると山頂の先端部にススキが咲いていて、先週までに比べると涼しさも感じれる中、ここにも秋の気配を感じることができた。
ススキ
ススキと登山口、坂根集落
見下ろす地蔵岳
見晴らし岩には大名残りのコオニユリが一株とギボウシ。
こちらは以前から存在を知っている見晴らし岩のギボウシ
日当たりの良い岩場なことを考えると、ここのギボウシは意外と過酷な条件下に自生しているようだ。
ほかにもギボウシは覗き岩の上にも、意外とたくさん咲いている。
いかにも夏は終わった感はあるものの秋到来感は薄く、沢では涼しさというより、冷えた感を十二分に感じたが、以降は風がなかったこともあり、そこそこ暑さも感じる今日の雪彦山だった。
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