2021年9月21日

18-20/09/21 7度目?の正直

これまでに意識した山行を六度も経たうえで、今回ようやくその山頂に立つことができました。

草モミジと大伽藍の山頂

パタゴニア

何と言われてもいいんです。

この山頂に立つのに3年半の歳月と、少しばかり大袈裟に言うと6度のトライを有したうえで、何を言われてもそれを受け止めれるだけの光景を目の当たりすることができたのですから。

今回の山行ですら、本来はお盆に計画したものですが、あまり記憶にないほどの長雨で延期したものでした。

それも加味すると8度目ですね。

しかし、それだけの想いを長らく蓄積した甲斐あって、この山のピークに立ち、そこからの光景を見ただけにとどまらず、山行全体としての素晴らしさを、ひしひしと感じられる、言わばこれから先の人生においても、おそらくもうないであろう最上級に記憶に残る山行となりました。

雲ノ平、奥日本庭園より黒部五郎岳と赤木岳への稜線

あいにく、出足の日は雨の一日でした。

なので、画像はありません。

Day2

深夜の黒部川と赤木岳稜線付近に沈む月

黒部川本流と薬師沢出合いの河畔に建つ薬師沢小屋から天空へのルートへ誘われ、その一角に立つと、次々に夢のような非現実空間が現われます。

このルートを歩くのは16年振りのことですが、その時は終始雨に降られ天空の光景を目の当たりするのは今回が初めてのことです。

ここでの光景を人間の網膜に映し出すには無理があり、この時ばかりは魚の眼が必要だと感じさせられました。

雲ノ平山荘と水晶岳(左)

何というカッコよさ、黒部五郎岳と遠望白山

雲の平と、たおやかな太郎平、薬師岳

誰もが知ってる槍・穂高連峰

鷲羽岳(中)は知ってても、ワリモ岳(左)は行った人しか知らないかも

同じく、野口五郎岳(中央右寄り)も

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