2016年5月6日

04-05/05/16 剱御前小舎を訪ねて

パタゴニア


色々悩んだ挙句、今年のGWは立山方面に行くことにした。


剱沢より見上げる剱岳 前剱と八ツ峰を従えた姿は威風堂堂として素晴らしい
モデルは横浜国立大山岳部のお二人

机上での悩みの種は天候が安定しないこと。

ここ数年はGW前半は芳しくない天気があるが、後半になるとそれなりに安定した日が何日か続いて好天に恵まれることが多いとの印象だが、今年はどうもそうはいかない様子。

できればシーズン最後のこの時季に槍穂付近に行きたい思いがあり、本年は冬の降雪量が少なく長いアプローチを強いられる北アルプス南部では例年にも増して歩きが長くなりそうなので、さらに悩ましい。

長期に渡り、べったり休めない自身にとっては休日の並びも良くなく、これらを上手く結び付けようとすることがイケないことは重々承知なのだが、何とか工面した結果こうなった。

ひとくちに天候といってもいろんな要素があり、今回は特に風に悩まされた山行だった。

幸い、山中では雨や雪に遭わずに済んだが、それでいいかといえば決してそんな単純なことではなく、風こそが最大の天候の要素ではないかと思い知らされた。

それにより雄山山頂から山崎カールの滑走はピークに立つどころか、それ以前の一ノ越からの登り始めで危険を感じハイクを断念。


中央上部の鞍部が一ノ越
中央付近に写る、いくつかの小さな点はスノーヤー

ひとつの大きな目的としていただけに残念だったが、これも安全第一で無念さはない。

もう一つのメインと考えていた真砂沢か別山沢の滑走も実現できなかったが、気持ちは同じ。


この頃には稜線のガスは晴れていたが
風は相変わらず強く吹いていた

昼夜にわたり吹き荒れる風に雪面が固くなってしまったことは、やや想定外だった。

冬に比べると暖かい風とはいえ吹き方が尋常ではなく、それも一日中吹き荒れればこんな結果となってしまうようだ。

剱沢は朝、やや早い時間帯だったこともあり雪は全く緩むことなくガチガチで快適な滑走は出来ずに終了とした。

そんななか、二日目の悪天を予想して別山乗超までハイクしたその足で一日目に滑った雷鳥沢は快適滑降できた。

また、その際のトラックログは翌日のホワイトアウト状態での下降時にも大いに役立ち、大変有意義だった。

立山に決めた時点で御前小舎の坂本さんに会えるのも大きな楽しみとした。

かつて、秋の早月尾根からのルートの際にここへ下ることも選択肢にあったが、別山尾根の渋滞情報を剱岳山頂で聴いてあきらめたこともあったので、数年ぶりにお会いできたことは大きな目的を達成できた感があった。

今や23歳になった(あ)。とともにお会いできれば、これがベストだったが、聴くところによるとこの8日で山を下りられるとのこと。

折角会えたのにちょっと複雑な気持ちにもさせられた。

いずれまた、お会いできる日を楽しみとして、今回のツアーの締めくくりとしよう。


左から坂本さん、薬師沢小屋の大和さんと私

他の画像はこちら


Ski Tracks


1st track
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2nd track
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3rd track
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4th track
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2016年5月1日

01/05/16 多くの人との出逢い

パタゴニア

馬の背から高御位山に行きました。


馬の背から稜線に出てみる高御位山

題目のとおり、今日は多くの知り合いの人たちと会いました。

まずは駐車場で一昨日も会っていたHちゃん。

通常は雪彦山でですが、こんなところで会うとはお互いびっくりしました。

後には山頂で再会できました。

同行だった職場の先輩は初めての登山らしかったですが、山頂までたどり着けてよかったです。

馬の背を経て山頂に着くと露岩に上がると白浜のご夫婦がちょうど腰掛けられていて、長らく談笑。

その後にはO先生のところの看護師さんや、久しぶりにO先生ご夫婦ともお会いできました。

飾磨のMさんと会ったのも久しぶりでした。

お会いできなかったのは白浜のYさんくらいじゃなかったでしょうか。

皆さん、またよろしくお願いします。


馬の背を上がるHちゃんと今日が初登山の彼女の同僚の方


このルートではツツジはわずかに残っている程度しかみられません


鷹ノ巣山西峰より姫路市街地と桶居山(右端)


桶居山分岐より新緑に彩られた高御位山


山名同定盤


周りの木々の生育状態がよくわかります
2002年1月撮影


市ノ池下山口

多くの人に出会えたまでは嬉しいことでしたが、時間がおしてしまい帰路は大急ぎで市ノ池へ下りました。

公園は今日は一年に数度ある無しの賑わいようで、お腹の空いたこちらには下山中、下方から漂ってくるBBQの匂いが目の毒ならぬ鼻の毒で、さらにお腹は空いた気がしました。

家でのお昼ご飯は昨日、新横浜で買っていた崎陽軒のシュウマイ弁当なのでした。



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2016年4月29日

29/04/16 ミツバツツジ

パタゴニア

雪彦山、大天井岳往復しました。


大天井岳のツツジと明神山


バス、徒歩で入山の兵庫県立大の学生くん達
下山すると登山口でテント張ってました


出雲岩のHさんとHちゃん


覗き岩、見晴らし岩のツツジ


花のじゅうたん、っぽいミツバツツジの落花


今日は氏神さまのお祭りのようで
賀野神社からは太鼓の音が聞こえてきました


見下ろす地蔵岳と新緑


ミツバツツジと天狗岩付近の新緑、右奥に三角点方面


下山時、展望岩で振り返ると新緑が鮮やか

先週見た、ミツバツツジ以外のアケボノとヒカゲの二種のツツジは今日はすっかり終わってしまったようで、花は全く見かけませんでした。



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2016年4月24日

24/04/16 高御位山周回

パタゴニア

先週同様、天気回復したので午前中に高御位山へ。


小高御位山より高御位山を見上げる


今日は久しぶりにココからスタート

とりあえず北山の尾根から稜線に上がることにして『キャプテン』奥の登山口をスタート。

ツツジはほとんど終わってしまったようで尾根に上がるまでのモノも見場がない。


ツツジはわずかに残る程度で、ほぼ終わり

稜線に出ると本来、もっとも多くのツツジが登山路脇に見られる場所だが、残念ながらそれらはほとんどなく、少し濡れた足元だけに集中して歩く。

時間的に少し余裕はあるし、このまま山頂に上がっても芸がないので一度成井に降りて再度、山頂に上がることにして小高御位山へ。


小高御位山に上がると志方町ののどかな風景が目に入る

小高御位山からは志方町ののどかな風景が見渡せ、晴々しい。

このルートならここで初めて東側の風景が180度以上見えることになるので、ことさらそう思う。


小高御位山から成井への下りから山頂方面を見上げる

成井へは岩場もある急な下りで、今日は足元も所々濡れているので要注意。


成井へ下り、再スタート

こちらのコースは時間的に背後からまともに日が当たるので暑く、さらには湿度が高い。


上空には青い空が広がっていたが・・・

その暑さも山頂でしばらく居るとそよ風を感じられるようになり、ずいぶん和らいだ。


地表近くは黄砂の影響と思われるきつい霞が漂っていた

黄砂がもっときついかと思いきや、それは地表近くの標高の低いあたりだけのもので、見上げた空の青さを引き立たせるのにはちょうど適当なほどの春の風景だった。

賑わう山頂を後に長尾へ下って、おわり。



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2016年4月23日

23/04/16 ツツジ三種

パタゴニア

雪彦山、虹ヶ滝~地蔵岳~大天井岳周回しました。


地蔵岳に咲くミツバツツジ


仲良く咲くイチリンソウ


近くにはオチフジも


こちらは先週も見たオチフジ
花は少なくなり終わりっぽい


虹ヶ滝


弧は大きいながら季節がら、かなり下方にしか見えません


中空より見下ろすと虹は上がりますが苦労必至


展望岩辺りからミツバツツジが多くなります


アケボノツツジとヒカゲツツジ


これぞまさしくヒカゲツツジ


地蔵岳のヒカゲツツジと不行岳


大天井岳のこんなところにもヒカゲツツジがありました

地蔵岳~大天井岳では三種のツツジを楽しむことができます。

ヒカゲはちょうど今。アケボノはほぼ終わりですがミツバはまだこれからの感です。

地蔵岳のピーク付近ではヒカゲツツジは今が見頃ですが、先週まで見頃だった正面道では終わりが近く、展望岩辺りの花も今日はほとんど見られない程度しか咲いていませんでした。

うす~いレモン色の花弁がちょっぴりシュールで、好きですね。


くまモンカップめん

早期の地震の終息と地域の立ち直りを願います。



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