2011年6月5日

05/06/11 ササユリ

パタゴニア

ササユリ

ササユリ

鹿島神社、百間岩から高御位山往復しました。

山頂までの稜線上の登山路脇には、何箇所かササユリが咲いているところがありました。

以前は、どこも気が付かなかった個所のような気がしますが、火事のせいで思わぬところにも咲くことに気付かされました。

馬の背分岐より高御位山

馬の背分岐より鷹ノ巣山東峰と高御位山を望む

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2011年5月21日

21/05/11 松の木谷池

パタゴニア

松の木谷池

静寂の松の木谷池

馬の背から稜線に上がり、松の木谷池~高御位山周回してきました。

陽射しはあまりありませんでしたが、蒸し暑く感じました。

このルートを歩く際はストック類がないと痛い目に遭います。

犯人はクモの巣。

ほとんど歩く人がいないので、これらは振り払われることなく登山路の真ん中に存在します。

今日は、このところの晴天続きでまだマシでしたが、雨上がりなどはひどい目に遭うでしょう。

常時、顔の前で上下に振りながら歩けば、少しは快適歩行できます。

馬の背分岐より高御位山

馬の背分岐より高御位山

松の木谷池を見下ろす

池畔へはトラロープも利用してザレたルートを急降下

山頂より

山頂より南望

鷹ノ巣山西峰より

鷹ノ巣山西峰より姫路方面


ふと自身に目を向けると
「どこから来たのだろう?」
と山頂にいる人たちを怪訝な思いにさせるほど、衣類がクモの巣の切れ端だらけになっていること請け合いです。

頭部保護のため、帽子もお忘れなく。

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2011年5月15日

15/05/11 薫風の高御位山

パタゴニア

稜線にて

稜線にて

馬の背から高御位山往復しました。

馬の背を行く

馬の背を行く

ようやく改修工事の終わった長尾のため池

眼下の池はようやく改修工事が終わった模様

馬の背分岐で

馬の背分岐で、明石からお越しのリアル山ガールを撮らせてもらいました


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2011年5月6日

05/05/11 槍ヶ岳・飛騨沢滑降

パタゴニア

飛騨乗越から飛騨沢へ向け滑りだす(あ)

(あ)と二人、槍ヶ岳・飛騨沢滑降してきました。

飛騨沢は雪質絶好につき、槍平までの標高差1,000メートル超を一気に滑り降りることができました。

前泊の穂高平小屋にて

槍平より北穂高岳~涸沢岳西面

飛騨沢を登高する
背後は笠ガ岳稜線と中崎尾根、奥丸山 遠景は乗鞍岳

飛騨沢上部より西望
笠ガ岳、抜戸岳、弓折岳稜線と双六岳
中央上寄りに鏡平

笠ガ岳をバックに飛騨沢源頭登高

かつて双六ツアーで訪れた際に見た、あのカールを滑れるとは思ってもみなかった。

長らくの登高を経てたどり着いた飛騨乗越で初めて目の前に姿を現せる槍の穂先は、どう見ても大槍の名にふさわしい存在でそびえ立っていた。

「うおッ、うおッ!!

これはもう鳥肌もの。

かつて一ノ沢から常念乗越に上がりきった際、突然目の前に姿を現せた槍~北穂高稜線の迫力に衝撃を受けた覚えがあるが、今回、飛騨乗越から仰ぎ見た槍は、その時よりもさらなる衝撃だったような気がする。

二人にとって約11年ぶりに見る飛騨乗越からの大槍だった。

今シーズン伯耆大山・キリン峠から槍尾根や槍ヶ峰を見上げた時、そこから見える光景に(あ)は痛く感銘を受けたようだが、さすが、至近で見る本物の槍はひと味もふた味も、いや、まったく違っていた。

槍ヶ岳・大槍

思い起こせば(あ)は当時、小学2年生だった。

お盆の頃、今回と同じく新穂から入山し双六泊ののち西鎌尾根を経て槍の肩に着いた際、年輩のご夫婦とこんな会話を交わしたことを今もよく覚えている。

「僕ぅ、よく頑張ったね。」
「うちも子供が小さい時はよく一緒に来たけど、今は大学生になって一緒に来てくれないの・・・。」

当時、そのご夫婦の言葉をただ漠然としか聴こえてなかったが、今、現に自身の子がその歳になってみると、
「ずいぶん歳をとってしまったな~。」
こう感じざるを得ない。

いくら若いと思っていても、その子が大学生になったのだから、自分もあのご夫婦とほぼ同じ歳になっているに違いない。

いつしかその息子も、自身が山好きになった頃を追い越そうとする歳になっていた。

裏銀座の山々を見て飛騨沢へGo!

ダケカンバの疎林帯

槍平上部より中崎尾根方面を見上げる

槍平より滝谷を見上げる

滝谷出合いより滝谷と北穂高岳ドーム

飛騨乗越から飛騨沢を滑りだすと、あっという間に高度を落とす。

時折振り返ると「喘ぎ喘ぎ登ったのは何だったんだ?」と思わせるほど乗越はみるみる上方になってしまう。

飛騨沢の核心の滑降はもちろんあっという間で、笠ガ岳や穂高岳西面を見ながらダケカンバの疎林を気持ちよく滑ると、槍平まででも感覚的にはすぐだった。

今回の山行が(あ)にとってこれまでになく達成感を得られたとか、これらの光景を目の当たりして喜ぶ姿を見ると、これまでの山行すべてがこの日のためにあったようで、我が親子の集大成の日にも感じられた。

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2011年4月29日

29/04/11 名残りの桜

パタゴニア

鷹ノ巣山

鷹ノ巣山西峰にて

鹿島神社から高御位山往復。

今冬の火事のため新緑が目立たない中、山頂南のわずかな広葉樹帯に名残の桜が咲いていました。

山頂南斜面の桜

火事の難を免れてひと安心

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2011年4月23日

23/04/11 ほっともっとフィールド神戸

パタゴニア

楽天vs日本ハム

かなり久しぶりのプロ野球観戦。

東日本大震災のわずかな復興の一役を担う意味も込めてライトスタンドで観戦。

生のフィールドはテレビとは違って臨場感が違うね。


陽気なおばちゃんもいるし。。。

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2011年4月10日

10/04/11 龍野公園

パタゴニア

龍野公園・聚遠亭

龍野公園のサクラをちょこっと観てきました

龍野城近くで

龍野城近くのランクル・70

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2011年4月2日

02/04/11 残雪たっぷり氷ノ山

パタゴニア

大屋町避難小屋

大屋町避難小屋

氷ノ山に行ってきました。

残雪たっぷりで積雪量は例年の三月初旬よりも多く、雪融けは一ヶ月以上遅い感じです。

元来、三ノ丸から山頂に向かう気はあまりなかった。

前日、スキー場にリフト運行を問い合わせると一番下のリフトしか動かないとのことで、計画通り氷ノ越えから山頂に向かう。

登山口の氷山名水に先行者はない。

暦はすっかり春のはずなのに、まだまだ残雪豊富で、歩き始めてすぐに現れる斜面の雪原も、どこでもシール歩行が可能。

鳥取、兵庫県境尾根の山々と陣鉢山

鳥取、兵庫県境尾根の山々と陣鉢山

氷ノ越えが近づくと谷が狭まり、傾斜も増すことで歩きづらくなるものの、なんとか板を脱ぐことなく、そこまで達する。

氷ノ越えで赤倉山方面へと行き過ぎて行ったスキーヤー

氷ノ越えより赤倉山東斜面

氷ノ越えより氷ノ山山頂を望む

氷ノ越えより氷ノ山山頂を望む

稜線よりみる赤倉山

稜線よりみる赤倉山

年季の入った標識と山頂

年季の入った標識と山頂

コシキ岩付近より赤倉山~高丸山~鉢伏山

コシキ岩付近より赤倉山~高丸山~鉢伏山

山頂方面を見ると八木川源流、コシキ岩左手へと延びる斜面は、例年ならいかにもうるさそうな灌木が雪面からピョンピョン枝を伸ばしているのに、今年は灌木は多くみられず見事な斜面に様変わりしていた。

一方で稜線は大きな雪庇が発達しているので注意しながら歩く。

コシキ岩下部のトラバースはアイゼンを履くことなく通過。

この谷筋は上から見下ろしても例年とは違う、とても気持ちよさげな斜面に見えた。

山頂避難小屋と鉢伏山

山頂避難小屋と鉢伏山

小屋に入ると先着の登山パーティーがいた。

東尾根からで、国際スキー場はすでにクローズドなので福定を6時半に出発したとか。

これまでの雪の状態から察すると、そのルートでもラッセルはなかったにせよ、てっきり自身が一番乗りだと考えていたので、少し驚いた。

この時間では若桜方面からは誰も上がって来ていないはずだと思っていたからだ。

「好きな人もいるもんだ。」

しばらく小屋に滞在したわけだが、いつものように次々と人が出入りする小屋の光景とは違う静かな小屋の光景を目の当たりして、ふとこんなことを思った。

「これが本来の氷ノ山じゃないのかな~。」と。

結局、到着したときに外出していた単独の方が、後に小屋内に入ってきただけで、この時期にしてはすごく静かな山頂小屋だった。

天気はそこそこだったが小屋の外には誰もいない。

神大ヒュッテ

神戸大学ヒュッテ

滑りだすと、神大ヒュッテはいつもに増してすぐだった。

大屋町避難小屋も同様。

大段ヶ平まででも15分ほどで快調そのものだったが、横行のT字路までの林道の滑りが悪かったのは意外だった。

くだり着いたT字路の東屋は、まだすっぽりと雪に埋まったままだった。

横行渓谷T字路の東屋はいまだ雪の下

横行渓谷T字路の東屋はいまだ雪の下

ここで山頂以降では初めて真新しいスキーのトレース。

大屋川源流の沢を下って来たようにみえた。

今年のような豪雪の年なら、この上流の三ッ滝もまだ雪に覆われていて何の苦もなく滑れることだろう。

再び林道をしばらくシール歩行し、尾根を回り込んだ辺りから適当に尾根に取り付く。

この尾根を上がるのは確か3度目だったはずだが、今回はこれまでになく長く感じられた。

実際、尾根に取り付いてからわさび谷の頭やや手前のブレイク・ポイントとした地点まででも75分を費やしていた。

おまけに高度を上げるにしたがい山頂方面にはガスがかかり始め、やがてはこちらにまでそのガスが覆うようになってきてしまった。

ブレイク・ポイントのブナ

ブレイク・ポイントのブナ

ブナの根元を一時の棲みかとし短く腹ごしらえをしたら腰を上げる。

元来はここから再度山頂へ戻り、往路をたどって入山口へ戻るつもりだったが、この天候の変化に計画変更。

このままわさび谷を下ることにした。

辺りはすっかりガスに閉ざされてしまい、こうなると目と鼻の先のはずのわさび谷入口ですら発見は難しい。

わさび谷は何人か入った痕があったが、シュプールはいつもとなら比べ物にならないほど少なく助かった。

わさび谷下部では大きな雪割れが見られた

わさび谷下部の大きな雪割れに、唯一春を感じることができた

下方では大きな水流が出ていたが、右岸をたどれば「雪を拾って」ほどでもなく植林入口まで導かれる。

植林帯を下る際、転倒。

ふと見上げると、わさび谷入口で出会っていたスキーヤーがすぐ後ろに降りて来ていて、ぶさいくなところをしっかり見られてしまい、今日もっとも恥ずかしいシーンを山頂以降初めて出会ったその人に、さらけ出してしまった。

下山口となったいぬわしゲレンデからは20分ほど車道歩きし、氷山名水へ車回収に向かった。

帰路、山頂よりもかなり標高の低い戸倉峠でもポツリポツリ雨が落ちた。

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