雪彦山、虹ヶ滝~ドロカベ~三角点~大天井岳~出雲岩~登山口を往復しました。
馬の背のコオニユリ
そもそもは二週前に歩いたドロカベコースで、ちょっとばかり痛い目にあわされた元凶の倒木を切断しようとしたのが、今日のルート取りでした。
ドロ壁分岐点の植林帯
ビフォー
アフター
二本のうちの一本だけですが切っておきました
元凶の倒木はそれなりに処置できたのは良かったのですが、その後にとんだハプニングがあるとは一度目の下山までは知る由もありませんでした。
稜線直下で見る岩峰群
高御位山方面もよく見えて眺望良好
大天井岳でラムネ
見下ろす地蔵岳
三角点~鉾立山稜線
再度、ココを歩くとは思いもよらなかった
三角点を経て、大天井岳では何時ものように、しばらくのんびりしたあと、もう一つの目的の表登山道・馬の背のクルマユリを観れたまでは良かったのですが、結果的にはココでリスタートしてすぐに事が起こっていたようです。
コオニユリ
馬の背にわずかに一輪だけ残るコオニユリ
展望岩で見る雪彦川流域の濃い緑
何の事はなしに、少し早い時間帯に下山したのですが、帰途の準備をしていると、あるものがないことに気付きました。
サングラスです。
このサングラスは何をさて置き、自身には思い入れの強い一品に他なりません。
選択の余地はなく、それを見つけるべく表登山道を再び歩き始めました。
こうやって歩くのは明神山に次いで二度目です。
さて、どこで落としてきたのでしょう。
頭を廻らせると何か所か候補がありそうですが、そこそこ時間がかかりそうな場所なので、のんびりゆっくり歩を進めます。
大天井岳までに二ヶ所ほどターゲットポイントがありましたが、見当てることなく大天井岳に到達してしまいました。
当初はここまでに見つけられなければ引き返そうと考えていましたが、ここまで来たら考えを変え、ここまでのルートをたどることにします。
三角点に達しても見つけることはありません。
鉾立山西の鞍部付近にもありません。
再びの鉾立山西の鞍部
残る候補地はあと少し。
その一つ、倒木を切断した地点にもありません。
こうなると下山後のキャンプ場管理棟の忘れ物の中にあるかどうかに掛けるしかないと思いながら、意気消沈して虹ヶ滝出合いまで下ると、素っ裸になって水遊びをしている二人の若者。
「こんなとこで、なかなかなことやってるじゃん。」
コオニユリのところで出会った二人だった。
ダメもとで聴いてみた。
「大天井岳までにサングラスを見つけなかったですか?」と。
一人の人は分からない素振りだったが、もう一人の人が
「どんなですか?」
「オークリーのオレンヂ色の・・・」
「ザックの上蓋にありますよ。」
確かに気持ちよさげではありました。
ただ、彼らのやっていることは決して褒められたことではない気がしたが、ココに来て探し物が手元に戻ったことで、彼らの行いも許してあげることにした。
虹ヶ滝
ずいぶん時間が押してしまったが、あとはのんびり下って今日の顛末は無事終了した。
さすがにメンタルもフィジカルもヘトヘトだ。
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