雪彦山、虹ヶ滝出合い~新下山道で大天井岳に上がりました。
シャクナゲ
GW真っ只中、北アルプスや南アルプスでも稜線では降雪もあったようだが、そもそも遠征予定はなく地味に地元の雪彦山へ。
とはいえ、それなりの見どころありで、高々数的には知れているものの、これまでにない数のシャクナゲの花を観ることができた。
ツバキがそうであるように、大きな花をつけるシャクナゲも花季は短く落花は早い。
観た本数はこれまでにない数で、それぞれに花付きもよかったが、木によってはすでに落花してる花も見られたから、ちょうどいいタイミングだった。
雪彦川左岸の広葉樹帯
緑の奥に岩壁を望めるのは新緑のこの時期まで
イレギュラーに出合いから下って虹ヶ滝
再度の虹ヶ滝出合い
下流側ではすっかり終わっていたオチフジも
出合い上部では登山路脇にまだたくさん咲いていた
新下山道のシャクナゲ
ちょうどいいタイミングだった
こちらは違う場所の少し淡い色のそれ
同じ木の花と背景は雪彦川左岸の新緑
大天井岳の祠とミツバツツジ
大天井岳で望むと、いかにも初夏の風景
笠形山や六甲連山遠望
これまでに見たことのない白い花をつけた樹と、奥は馬の頭三角点稜線
大天井岳にわずかに残っているヒカゲツツジと見下ろす地蔵岳
雪彦川左岸の新緑を借景にした地蔵岳
登る際に確認できていなかったシャクナゲ
上部に小さく地蔵岳
鎖場巻き道にも淡い色のシャクナゲがあった
清々しい空気観観のお陰で、地蔵岳もいつになく屹立して見えた
今年は全くの裏年のイワカガミ
かろうじて地蔵岳基部にいつもの個体
地蔵岳で見下ろす新緑
二度目の探訪
あくまで今日のトピックはシャクナゲでしたが、実際の目的は他にもありました。
先日、手柄山の植物園で見せていただいた画像のセッピコテンナンショウの場所を特定することです。
口頭で聴いていたおかげで、ばっちり同定することができました。
植物の位置確認はなかなか難しいものですが、画像も手にしながら確認したおかげですんなりいきました。
上の画像はギボウシの中に咲く、以前から認知しているそれ。
セッピコテンナンショウ
そして、こちらがキジョランにまみれて咲く、新発見のそれ。
そう、それの正体はセッピコテンナンショウにほかなりません。
この個体については、ある意味、初見はビックリするほどの大きさでした。
葉っぱも大きく本当にそれかどうか不安でしたが、専門家の方が仰るのだから間違いないはずで、独特の花の形はもちろん黒い花がそうであることの証でしょう。
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