真っ青な碧空に映える大天井岳の祠の裏の木になる実
今日の見どころは、何といっても虹ヶ滝。
何時ものように沢沿いに上がり、沢を渡ると珍しく先行者の姿。
クライマーかと思いきやそうではなく、見かけない人のように思えたのでこの先の自身のルートを説明したうえ、このご夫婦と同行することに。
出合いからの急坂をしばらく行くと、さらに一人の先行者。
ザックに掛けた『札(ふだ)』が見えたので、これは間違いなくバッジの植田さん。
このルートで上がるのは珍しいと思いきや、先週話した危なっかしいロープを取り換えようと新しいロープを携えられたようで、掛け替えのためこちらのルートで来られたようだった。
今日は出合い下の滝に小さいながら虹が架かっていたので、あの様子なら虹ヶ滝もここ最近の水量の少なさから、少しは水量を増やしていることを期待して三人とともに歩く。
そこまで来たら、まずは同行してきたお二人に全容を見てもらおう。
下から見上げた形なので、ここからはまだ虹は見えないが、とりあえず納得していただけたよう。
水量はそれほど多くなっていなかったが、広葉樹がほとんど落葉してしまっているので沢沿いといえどもここまでくるととても明るい感じで気持ちいい。
さて、虹は見えるだろうか・・・。
水量のことがもっとも懸念材料で、それ以外にも冬至が近いことで太陽が低く虹の位置がずいぶん高くなってしまったことで見えないのではないかと心配したが、かろうじて小さいながら光り輝く虹が見れて胸を撫でおろした。
せっかく案内したのに見えなくては申し訳ない。
植田さん発見
同行した4度目の雪彦山の鳥取から来られたご夫婦
来夏の剱岳に備えスキルアップのため、あえて逆コースを選ばれたようです
虹は上がりすぎると小さくしか弧を描けない
ただ、今日ンメインはこの縦に架かる虹だった。(下画像)
ここにあっても太陽の位置が高い季節にはこのように架かることはなく、差し込む光量の少ない緑の季節でも、こうは行かない。
太陽と水流との絶妙の位置関係がないと見ることのできない見事な滝を見ることができた。
一方で、このような立派な縦の虹が見れる
小さいながら見事な虹を見ることができた
大天井岳より南望してみる明神山や姫路方面
やや霞んだ感があり明石大橋までは見えず
大天井岳より南を見下ろす
鎖場基部より見る地蔵岳と大天井岳の影
真っ青な空のもと風もなく、年に数日有る無しの上天気のハイクでした。
HPは ようこそ『山のアルバム』へ
0 件のコメント:
コメントを投稿