2015年9月12日

12/09/15 ちょっと遅かった

パタゴニア

虹ヶ滝メインで雪彦山に行きましたが・・・。


虹ヶ滝

早朝はそれなりの天気だったにもかかわらず、登山口に着いた頃にはすっかり曇り空っぽかったけど、折角用意してきたので三脚やカメラ一式を携え沢沿いを歩きだした。

虹ヶ滝まで来ても天気は変わり映えしなかったので、ある意味、虹はあきらめ久しぶりに滝壷から見上げてみた。

雪彦川全体を通じて最近で沢の様子がずいぶん変化した。

ここも、その内のひとつで、以前はなかった大きな岩が足下に横たわっている。


右下の岩はここ最近に落下してきた


今年の夏まではこうだった
'14.5.24撮影

長居するうち日差しが出そうになり、これならとテラスに上がってみたが、時すでに遅し。

微かに見えた虹はわずかに小さいものに過ぎず、梢を見上げると太陽は西の方角からしか照っておらず、既に滝は陰になりつつあった。


落ち口


陽が差し込めば画像中、下方に虹が架かるはずだ


展望岩の先の登山路に倒木
下方より見上げる


根の部分が痩せて倒れてしまった模様
上部より見下ろす

通過するのに特に問題はないが、この付近では土壌の流出の進ちょく度が速いような気がする。


地蔵岳は無人だった


赤い実と咲きかけのハギの花

大天井岳北斜面では沢山の咲きかけのハギの花を目にすることができた。

おそらく今年は当たり年。


大天井岳より見下ろす地蔵岳


ハヤブサ君に遭ったのは遭ったけど、何時まで経ってもミスショットばかり

新下山道は岩場こそないものの劇下りに違いなく、足元に注意しながら下山する。


新下山道下部より沢を見下ろす


これが一般的に云う虹ヶ滝
さすがにこの流れでは虹は架からないでしょう

大曲、出合を経て下山した。

もう少し早い時間に陽が照ってくれれば良かったのだが・・・。

See you next time !



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2015年9月5日

05/09/15 雪彦山・虹ヶ滝

パタゴニア

今日はこの時機に見ておきたかった虹ヶ滝をメインに、雪彦山に行きました。


虹ヶ滝

虹の位置というのは太陽の高さや目の位置によって変わってくるので、日を追うごとに刻々と変化してしまいます。

夏の終わりから秋にかけてのこの時期は滝壷のちょうどいい位置に虹が架かることは以前から知っているので、今日はこれを狙って沢沿いから上がってみました。


全体像はこんな感じ
右上の梢に見え隠れする最上段の滝に虹が架かる


これからは日を追うごとに上へと上がって行く


欲を言えば、やや水量が多すぎで、もう少し少ないともっと鮮やかな虹が架かるだろう


これ以上、上に上がると左上の岩が邪魔をした感じになり今ほど大きく架からなくなる

さらに太陽が高い時季だと、下に岩のさらに手前に虹が架かるが、肉眼でそれを見ることはできてもカメラに収めるとなると地形的に無理があり至難の業。


大天井岳より明神山や書写山と姫路・飾磨方面


大天井岳で見たハヤブサ
このあと、さらに上空へと舞い上がり雲の中へ消えていった

下山後、駐車場で県自然保護協会の方と少し野草についての話をさせていただきました。

この界隈では希少種の盗掘が多いとのことで、残念な気がしました。



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2015年8月30日

30/08/15 秋の花、ハギ

パタゴニア

午後から高御位山に上がりました。


長尾登山路、鉄塔下方に咲いていたキキョウ


山頂ではハギが咲きかけ


奮闘中の若者たち


山頂から見下ろすと山腹や水田の緑が目に鮮やか


西望してみる緑は火災の痕が癒えつつあるようにみえるが・・・
鷹ノ巣山、桶居山(右)

日は照らず気温も高くはありませんでしたが蒸し暑さが堪えるハイクでした。

up 18min



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2015年8月29日

29/08/15 雪彦山・虹ヶ滝

パタゴニア

雪彦山、出雲岩~大天井岳~地蔵岳~虹ヶ滝周回しました。


虹ヶ滝を含めた雪彦川の水量は思いのほか多かった


今日は顔馴染みのSさんと一緒に上がりました


鎖場付近よりみる地蔵岳


虹ヶ滝辺りの様相は少し変わってしまったが
反面、川床は流れに洗われて美しくなった

歩いている最中はさすがに暑いですが、歩を止めた際に感じる風からは、すっかり夏は終わってしまったように感じさせられました。


登山口には紅い百日紅(サルスベリ)の花が咲いています



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2015年8月16日

15-16/08/15 駒鳥小屋の主(ぬし)

パタゴニア

松江・Yくんと東大山、駒鳥小屋泊で伯耆大山・三鈷峰に行ってきました。


そうめんは、もちろん地元の揖保の糸

今回の山行の目的は駒鳥小屋に泊まることでも三鈷峰のピークに立つことでもありません。

何を隠そう、地獄谷の清流でそうめんを食べることが最大の目的です。

かねてから一度は野外で食べてみたかったそうめんを、ここにきてようやく地獄谷という最高にも近いロケーションで食べることができました。


予行演習

大きな目的は最後までとっておきます。

よって、そうめんは二日目のお昼。

とか言いながら、さすがにぶっつけ本番でヘマするといけないので、とっておかずに一日目の夕食に予行演習的にいきなり食べちゃいました。

「うまい。」

これなら明日も約束されたも同然です。


湿度の高い小屋内部
かなり蒸し暑い


夕刻はガスが湧いて曇っていたが夜になると晴れた

振子沢を夏に上がるのは初めてでした。

朝露に濡らされた草木の葉っぱがかなり煩わしかったですが、振子沢を外れ象ヶ鼻へと延びる尾根へと急登し始めると次第に東壁が姿を現し、素晴らしい光景が眼前に広がりました。


振子沢で見かけたナンゴククガイソウ


雪の振子沢はもちろんイイけど、花と緑に包まれた振子沢も同様に素晴らしい
シシウドは白くて大きいので目立つ


象ヶ鼻に上がるとユートピア小屋と三鈷峰
北壁や山頂稜線も初めて目にすることができます


ユートピアと避難小屋


ナナカマドと北壁


イヨフウロとシモツケソウ

象ヶ鼻と三鈷峰のそれぞれのピークから展望を楽しんだら、最後のお楽しみそうめんに向けて急降下。

雪にスキーがあればわずかな時間でそこに達せるのですが、この状況では足元に最大の注意を払いつつ、慎重に下ります。

本沢の流れは清く冷たく、これでさらせば旨くないはずがありません。

秋めいた涼風の吹く本谷で絶品の揖保の糸をいただきました。

しか~し、この後、忘れてはならない最後のひと仕事が残っていました。

雪の時期もそうですが、それがない時でも同じく鳥越峠への登り返しが残っていました。

旨かったそうめんの味を忘れることはありませんが、あやうく忘れてしまうのではないかと思うほどへロヘロになってようやく峠へ登り上がりました。

ベースにスキー山行のイメージがあるばかり、峠からも文殊堂分岐までももちろん、健康の森入口もずいぶん遠く感じましたね。



おっといけないっ、そんなことよりも伝えておかないといけない、もっと大事なことを忘れてました。


駒鳥避難小屋

表題の主(ぬし)のことですけど、駒鳥小屋には主のようなヘビが棲みついていることは、どこからともなく聞いた事がありました。

どこの小屋でもこの手の話はありそうなので、どうせよくある噂ににすぎないのだろうと思っていたら、そんなことはありませず、ここの話はマジです。

ホントにいました、見ました。

それでも朝まで寝てたんだから、ある意味、どんな神経か疑われそうですけど、おそらくもう泊まることはないと思います。

というわけで、駒鳥の主は本当にいたことをお伝えしておきます。



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