大天井岳より南望
早朝、家の外に出てみると、いつから見てないかのような上天気。
これなら鉾立山から大山が見えるんじゃないかと、いつもより早めに家を出て雪彦山へと車を走らせた。
渡渉点下方の立派な木を見上げてみた
鉾立山へはドロカベから稜線に上がることにする。
となると、まずは虹ヶ滝を見ることになる。
虹ヶ滝
澄んだ空気から射す光は強く、ここでも何時になく立派な虹が見れた。
側面から見ると縦に弧を描いた虹が現れていた
それどころか、やや上方からのぞき込むとこれまでに見たことのない滝自体の上方から下方に掛けて縦に架かる虹をみた。
これまでに見たことのない虹だった。
もちろん、こんなに高い位置に虹を見たのは初めて
ドロカベコースは鉾立山の西のコルに上がるコース。
沢沿いを源頭まで上がるコースとなら距離はわずかに短いが、その名の通り雨上がりや雨の多い季節には足元がぬかるんで適さないルート。
しかし今日は虹ヶ滝でみた水量の通り、最近は雨に降られてないおかげか足元はコルに上がるまで乾いたまま。
これならコースのネーミングは、うかがい知れない。
鉾立山より氷ノ山方面
で、今日の目的地、鉾立山から大山が見えるべき方角を眺めてみると・・・
「見えない。」
この冬にもチャレンジして、この地を訪れた際と同じ光景だった。
那岐山や花知ヶ山は確認できても、そのさらに奥に見えるはずの大山までは到底、見えそうになかった。
鉾立山より黒尾山方面
見えていれば、この画像内に写ってなければいけない
足早に大天井岳に着くと、登山口で顔を合わせていた常連さんと再会。
何時ものように談笑しながらの昼ごはんとなった。
大天井岳のワンちゃん
大天井岳でワンちゃんを見たのは初めてだった。
大天井岳より南望
明石大橋や小豆島を当然のように見晴るかす今日の天井岳からの眺望具合から考えると、鉾立山から大山を見るのは年に数回ほどしかないのではないかと考えられる。
これだけ空気の澄んだ秋でも見れないのなら、大山に冠雪があることで、より確認しやすい冬の空気の澄んだ日でないと無理だろう。
花弁の色は薄いながら、これは紛れもなくリンドウ
地蔵岳より七種山方面南望
再度、虹ヶ滝を見て下山。
今日は大山が見れるかも、の願いはかなわなかったものの、今年一番ともいえる気持ちのいいハイクができた一日だった。
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