2014年7月6日

06/07/14 初めての大失態

パタゴニア

曇天をついて雪彦山(大天井岳往復のみ)に行ってきました。


大天井岳

今日は天気が悪そうなので「お昼は簡単に。」と、近くのパン屋さんでお昼の食材を調達し登山口まで来るには来たのですが、この直前からポツリポツリ雨が落ちだしたくらいは気にも留めず、車を停め、「さ~準備にかかろう。」としたその時、とんでもない事実に直面したのでした。

買ったパンは何気に助手席に置いただけで、その際に後部座席には一切目を向けなかったので、この時までそのことには全く気が付きませんでした。

「うっそ~、ザックがないやん。」
何ということ・・・、

ここが家ならいざ知らず、ここまで来て他に探す場所があるはずもなく、これまでで経験したことのないザックを持たずに山に登りに来るという大チョンボをしでかしてしまったのでした。

雨が落ちだした時点で、ややモチベーションは下がっていたものの、駐車場に何台か常連さんの車を見つけていたので
「さいわい靴はあるし、昼ごはんもある。」

Let's Go ! です。

いくつかのパンとアクエリアスの入ったテルモスをそこで貰ったビニル袋に入れ、片手に提げたうえ出発したのでした。

流石にこんな格好で山に登るのは初めてのことで、知らない人が見ると
「こんな天気の良くない日に、あんな装備で来るとは・・・。」
と叱られそうなほどですが、ここはお許しを。

ただ、こんなことはまたとあっては困りますし、裏を返せば二度とないかもしれないチャンス。

背中が軽いことをいいことに、今日ぞとばかり頑張って歩きました。

結果は大天井岳まで過去最短の41分。

岩が濡れていて岩場や鎖場で慎重にならざるを得ずでしたので、もう少しなら短縮の余地ありですが、自身にとってはほぼ限界ですね。

兎にも角にも、今日の教訓は
持ち物検査はしっかり行ってから出かけましょう、です。

ヒルに咬まれなかったのがせめてもの救い、かな・・・。


展望岩にて
ガスに煙る大天井岳を見るのは初めてだった


大天井よりガスの天狗岩方面


地蔵岳ですら、時折かすかに見える程度


帰路、展望岩から見上げた時、大天井岳は見えていた

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2014年6月29日

29/06/14 ヒルニモマケズ

パタゴニア

虹ヶ滝から地蔵岳、大天井岳、出雲岩周回しました。


帰路、覗き岩にて


朝から、予想ほど天気は芳しくありませんでしたが、今日は虹ヶ滝を撮るつもりでいたので渓流沿いを進みました。

天気はもちろん懸念材料ですが、この時期それよりももっと不安なのが、ヤマヒル。

見た目はもちろんのこと、一旦咬まれると出血が止まらないので、兎に角たちが悪い。

虹ヶ滝でしばらく長居する間も、それらしき気配はなく、大天井岳まで着いたのは良かったのですが・・・。


虹ヶ滝


虹ヶ滝


虹ヶ滝


虹ヶ滝


虹ヶ滝


見上げると緑が目に鮮やか
下方、中央が虹ヶ滝・滝口


地蔵岳


大天井岳より地蔵岳を見下ろす


大天井岳

大天井岳でお昼を食べていると、すぐ後ろで食事をしていた常連さんの一人から、
「〇〇さ~ん(自身の名前)。これ、ヒル違うん~。」

てっきり、被害なくここまで来れたとばかり思っていたのに、まさにそれでした。

あわや首筋に達しようかというところのシャツの上を、あの独特の態度で歩いていたようだから、間一髪ってところでした。と、このときは思っていました。

箸でつまんでもらったうえ、岩の上で火炙りと、熱湯攻めの刑で懲らしめてやりました。

しばらくして、足元にももう一匹、発見。これも熱湯の刑。

帰宅後、シャワーを浴びようと服を脱ぎかけると・・・、右腰と左足のソックスのところ二ヶ所に出血の跡。

きっとあの二匹に違いない。

時間が経っていたお陰か、すでに止血していたので事なきを得ましたが、しっかり被害に遭っていたことにややショックを受けなのは言うまでもありません。

渓流を避けるべきか、それとも対策を講じるか・・・。

これからの大きな課題です。

あっ、そうそう。ついこの間、大曲の東屋付近でクマが出没したらしいです。

シカでもビックリなのに、クマとなると相当な衝撃。

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2014年6月21日

21/06/14 雪彦山・大天井岳~虹ヶ滝

パタゴニア

表登山道から大天井岳~虹ヶ滝、周回しました。

大天井岳のツツジと地蔵岳
大天井岳のツツジと地蔵岳

梅雨前線が北上気味も予報では何とか今日は持ちそうなので、早期退散のつもりもしつつ大天井岳へ。

見通しは良くないものの、時折晴れ間も出て、風も少しあったからか意外と快適で、常連さんと山談義に花を咲かせていると、つい時間を忘れ長居してしまった。


三角点、鉾立山方面


当たり前ながら今日も虹ヶ滝は流れていた

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2014年6月15日

15/06/14 虹ヶ滝から右回りで雪彦山

パタゴニア

今日はサッカー・ワールドカップ、初戦の日。

TV観戦してもよかったのですが、天気もいいのでいつもの雪彦山へ行きました。


地蔵岳のツツジ

駐車場付近の路面に残る小石を見ただけでも先日の豪雨の影響は見てとれました。

沢はずいぶん荒れているようにも感じられたので、その確認も込めて虹ヶ滝から地蔵岳を経て大天井岳へ上がりました。


砂防堰堤から岩峰群を見上げる
左から大天井岳、不行岳、三峰岳、コルの右に地蔵岳
クリックで拡大画像表示します


虹ヶ滝の虹は益々手前に発生するようになりました
当たり前ですが、夏至が最も手前の日です


地蔵岳正面壁は6人が登攀中でした


大天井岳より地蔵岳を見下ろす

コートジボワール戦の敗戦は大天井岳で知りました。

グループリーグ突破は、早くもやや難しくなりましたかね~。

前半はリードしていただけに、大変残念な結果となってしまいました。

時間に余裕があったので、久しぶりに三角点や鉾立山まで足を延ばし、ぐるりと回ることにしました。


三角点~鉾立山に咲く満開のアジサイ系の花
見た目はいいのですが微妙な匂いを発するようです


鉾立山より氷ノ山や鳥取、岡山との県境の山々を望む


下山路分岐近くに、たわわに花を付けたエゴノキがありました
クリックで花の拡大画像を表示します


源流近くの沢の様子


上段の虹ヶ滝は水量豊富で見応えがありました

こちらまで足を延ばすのは久しぶりだったので、尾根を外れ虹ヶ滝までの沢沿いのコースが思いのほか長く感じてしまいました。

心配していた登山路は先日の雷雨の影響はなく、全般にこれまで通りです。
(泥壁ルートも問題ないようです)

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2014年6月8日

08/06/14 山上でも本格カレー

パタゴニア

表登山道から雪彦山・大天井岳往復しました。


若いカップルが一から作った本格カレー

今日のメインは山上で繰り広げられた本格カレーが出来上がるまでの一部始終。

もちろんカレールーは使わず持参した香辛料や肉、野菜をふんだんに使って、せっせと調理していました。

カレーだけでなくソーセージやブロッコリーもあったところが、なかなか通でしたね。

ちなみに、こちらはこんな手前は持ち合わせていません。


覗き岩のヤマツツジと眼下に坂根集落


大天井岳のツツジと地蔵岳


ほぼ男性が調理していました


なかなかの味だったようです・・・


ギンリョウソウ

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2014年6月1日

01/06/14 地蔵岳にて

パタゴニア

雪彦山、虹ヶ滝から地蔵岳、大天井岳往復しました。


地蔵岳も早い時間帯に見上げるとずいぶん明るい雰囲気


太陽の位置が高くなるに伴って
虹ヶ滝の虹はかなり手前に出現します

往路で地蔵岳に上がると、そこに居たのは・・・、駐車場に車のあったIさんと、なな何と岡山のY人さん。

これには三者三様に驚きで、こんなところでこんな人に的の極致で、山スキー談義も含めしばらく談笑しました。


地蔵岳のツツジ


真っ赤な色はイチゴのようで、おいしそうにも見えました


こちらは大天井岳のツツジ
まだつぼみのものが多いようです

「来週あたりが見頃かも。」
と先週書いていたこの付近のベニドウダンですが、残念ながらあのまま花を落としたようで見場はありません。

替わって岩場にヤマツツジが咲いています。


地蔵岳山頂にて寛ぐ二人

大天井岳で何時もの人たちと昼食をとりながら長居したあと帰路、再度地蔵岳に立ち寄ると、二本目のクライミングを終えた二人と長躯、再会。

一般路を同行して登山口へと戻りました。

今日は6月になったばかりなのに、兎に角、暑かったね~。

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2014年5月24日

24/05/14 危機一髪

パタゴニア


虹ヶ滝から大天井岳往復しました。


tubaki

危機的状況はこの写真を撮って、しばらくしたあとに起きた。


虹ヶ滝

何度も通った道ながら、あんなことが起きようとは夢にも思わなかった。

今日は虹ヶ滝を撮るつもりで少し早目に家を出た。

虹ヶ滝で小一時間ほども居た後、少し歩いたところで事故は起こった。

何時ものように手を掛け体を持ち上げようとしたとき、大きな岩ごと崩れ落ちたのだ。

直径1メートル、厚さ30センチほどの、やや平たい岩が二つと、3~40センチ立方ほどの岩がひとつ。

身体がその岩に正対していなかったので辛うじて難を逃れたものの、それでも右ひざをかすめて崩れる様は、まるでスローモーションを見るようで、もう少し体の位置が違っていたり落ちてくる方向が違っていたら、下手をすると命にもかかわるほどの大きな岩が落ちてきた。

どれが落ちて来ても、はっきり言って大ケガは免れず、よく無事だったと、今思い返しても冷や汗が出るほどの間一髪の出来事だった。

下方に誰も居なかったのも運が良かったし、先週も若い人と一緒に歩いたばかりだったので、何を差し置いてもその時でなくて良かったと胸をなでおろした。

最近には表登山道で先行者の落石により後続者がケガをした事例に出くわしたばかり。

何時もリスクマネジメントを頭に入れながら歩かないといけないと、つくづく感じさせられた雪彦山だった。


水辺で見かけたニホンカワトンボ


微かに虹が見えた


大天井岳より地蔵岳を見下ろす


来週あたりが見頃?
真っ赤なベニドウダン

常連さんの弁によると、今年の雪彦山はどの樹も花も、付きがイイらしい。

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