2020年7月2日

02/07/20 香港懐古 2

パタゴニア

黄昏の風景


湾仔のビル群、香港返還の象徴のコンベンションセンターやIFCビル

先日、施行されたばかりの国家安全維持法を受けて、まだ20年以上も残しているはずの一国二制度は崩壊し、香港はすでにこれまでの香港ではなくなってしまった。

その時に向けて中国政府のやろうとしていることは分からないわけではない。

ただ、拙速に過ぎて強権さが目に付くばかり。

もちろんこれが中国式のやり方で世界に向けたアピールだろうが、裏を返せば中国国内は以前よりこのような状態で維持されていることを広く世界に口外しているに過ぎない。

人の多さに任せて世を席巻しようとしているだけで、当然のようにこれでは世界のリーダーになる資質はない。

今さらながら、中国に生まれなくてよかったと心底思う。

近い将来、香港は中国のひとつの町に成り下がっていしまうだろうが、彼らにとってそんなことはどうでもよく、また、こんなことを思うのは民主主義の日本でしか生活したことのない者の言い分だろう。

ただ、今香港で生活している多くの若者は民主主義しか知らない世代。

その日まで、まだしばらくの時間がある今でも日々どう暮らしていけばいいか悩むばかりに違いない。

かつての香港はエネルギーにあふれていた。

しかし今となれば数ある摩天楼も外観ばかりの形骸化した造り物のようだ。

自ら道を拓こうとしている人に溢れたエネルギッシュな香港を見ることは二度とない。


九龍半島よりビクトリアハーヴァー越しに見る香港島・セントラルの夜景



HPは ようこそ『山のアルバム』へ

hong kong,

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