海霧のようなモヤに浮かぶ淡路島
この湿度の高さは何なんでしょう。
歩いているから足先はまだしも、冷たいのは指先だけという何とも変な時候でした。
そのおかげか、見渡す播磨灘の特に明石海峡付近から大阪湾にかけては低層域にこれまでにないほどのモヤがかかり幻想的な光景を見せてくれました。
ここから明石海峡大橋の橋柱の先端だけを見せる風景を見たのは初めてだったような気がします。
西の小豆島には、星ヶ城の東西の中腹に茶色っぽいモヤの層がたなびいているのを、いつ以来か久しぶりに見ました。
小高御位山より高御位山をみる
空はどんよりしてたので傘と花粉症対策にマスクも持参
神戸製鋼所と淡路島中央丘陵
荒道分岐
一旦、成井に下りけもの道を少し進むと以前はなかったY字の分岐に出くわしました。
真新しい標識があり『荒道上級』、『40分』とあるのでそちらに進んでみました。
沢状のガレ場の路
古いロープが出てくるとさらに傾斜は増す
『令和元年・要石』
古いしめ縄からしてもこの石は以前からこう呼ばれて存在していたのか?
石の傍らには真新しい塗装の小さなベンチ
あいにく展望はほとんどない
鎖が現れると間もなく階段道の最上部に合流
階段を下り始めてすぐの右手に、この標識が見える
路はしっかりとしていて迷うことはありませんが、表記のとおり荒れています。
というより、最近整備したばかりなのでまだ上り下りする人が少なく足元がなじんでいない印象です。
特に分岐間なしの頃は小さな沢を登る感じなので直径20センチメートルくらいの石がゴロゴロしていて、これがまだ落ち着いていないです。
岩場はありませんが傾斜はかなり急なので雑木の幹を頼りによじ登ります。
トラロープの助けも借り、急登を一気に登る感じで最後は稜線近くの階段道の最上部付近に出ます。
稜線近くには鎖もありますが、登りの場合や足元が濡れていなければ特に必要ない程度の場面なので、あくまで念には念を的存在です。
この路をほぼ登りきったところに、上る際に見たのと同じような作りの下りの案内板がありましたが、これはちょっとどうかと思いました。
というのもこのルートは岩場はないもののかなりの急坂で、確かに鎖やロープは掛けてありますが、下りで利用するにはかなり危険な気がします。
現にスリップしたような跡がかなりの数見受けられました。
下りの標識をもう少し下方の、階段からはあえて見えないところに設置するとか・・・。
まずは登りで利用する人を誘導することで足場がしっかり馴染むことを促したり状況を認知してもらったりして、そのうえでこのルートを知る人に下りでも使ってもらう。
「こんなところに下山路?行ってみるか!」で、いきなりこれを下ったのでは、ちょっと危険度が高い気がしました。
モヤに浮かぶ淡路島
橋柱の先端のみをモヤの上に出す明石海峡大橋
茶色いモヤのたなびく家島、小豆島方面

HPは ようこそ『山のアルバム』へ
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