持ち帰った赤い石(長辺約5センチメートル)
(普段は山中から何ひとつ持ち帰ることはありません)
気になっていたこととは、ここで見かける赤い石(岩)と日本アルプスの一つ、南アルプス・赤石山脈の語源の赤石岳や聖岳周辺で見かける赤い石(岩)の成り立ちが同じではないかという疑問です。
要は、これも赤色チャートではないだろうかということです。
本家の赤石山脈の規模には到底及びませんが、高御位山山塊の稜線部でも同じような色をした岩を見る箇所がいくつかあります。
標高は高々300メートルほどで海にも近く、その可能性が高いのではとかねがね考えていました。
そんな稜線部から持ち降りた小さな赤い石を帰路、麓の植物園に持ち込みました。
この植物園は高砂市の公営のはずなので、ここを定期的に訪れる植物に詳しい研究員(?)の知り合いに、きっと岩石に詳しい人がいて、上手くいけばそれらしき人から返事をもらえるのではないかと考えたわけです。
登山口は鹿島神社駐車場で、馬の背から山頂往復の予定でしたので、復路に馬の背のちょうど『背』あたりから市ノ池公園への路を下って駐車場へ戻りました。
さて、ここの赤い石、どこからきたのでしょう。
もし、赤石山脈と同じならこの界隈を播磨アルプスと名乗るのに、さらにもう一つどころか、これぞアルプスを名乗るにふさわしい理由付けとなるのではないでしょうか。
結果が出るまでに時間はかなり掛かりそうですが、どんな返事が返ってくるか今から興味深いです。
鷹ノ巣山のトレラン風の女性
夏の定番、麦わら帽子風タイ国製帽子とラムネ
立派なキキョウと高御位山
馬の背コースを見下ろす
右、鹿嶋神社と門前、左、市ノ池公園
市ノ池を示すルート案内
公園奥のゲート
赤紅色が鮮やかなサルスベリ(百日紅)
HPは ようこそ『山のアルバム』へ
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