2006年4月17日

沖合いの小島の存在感

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過去、何度か出向いたことのある場所からでも、それまでは見向きもしなかったり、まったく目にも留まらなかった箇所が、ある時から突如、気になったりすることがある。


今日の高御位山や桶居山から見た眺望はその典型ともいえるものだった。


見通しは特に良いとはいえない状態だったが、高度を上げ次第に開け行く展望の中にあって、南西側の沖合いの展望が特に気がかりだった。
南に大きく開ける瀬戸内海には淡路島から家島諸島は見えるが、これらの島は、云わば大きな島のうち。
注視していたのは、昨日出向いた室津沖の小さな唐荷島。
登り始めたときから気になって、その方角を気にはしていたのだが、如何せんその大きさは知れたもの。
これまでには、もっと展望の利く日もあったから、その日ならもっと容易に島影を確認することが出来ただろうが、今日はかろうじて確認できる程度で、目を凝らさないとそれとは分からない。


これまで沿岸部または瀬戸内を見渡せる山頂に立った際は、
「小豆島や六甲連山、あわよくば遠く四国や氷ノ山が見えないかな~。」
と、思いつつ展望を楽しんだものだが、これからはそれプラス、この島の存在がひどく気になりそうだ。

テレビ塔の立つ仁寿山の右、工業地帯の煙突の左右に見えるのが、重なり合う中ノ唐荷、沖ノ唐荷島と地ノ唐荷島(桶居山山頂より)

sea kayak, 高御位山, 山歩き、登山,

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