2007年12月23日

07/12/23 高御位山

久し振りに夕陽を見ようと高御位山に上がった。

少し強めの風が吹いていたにもかかわらず、山頂に着いた頃はいつになくモヤが掛かり見通しは利かなかった。日の入りも何時だったのかわからないほどで、何時の間にか黄昏れた。

その後もしばらく山頂にたたずむと、これまでは厄介者としか思えなかったモヤが自然のフィルターになったのか、次第に明るさを増す街の明かりはこれまでになく煌めいていた。

鹿島神社鳥居

満月

加古川バイパス

加古川市中心部

姫路港の煙突
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2007年12月16日

07/12/16 高御位山

長尾から高御位山。



のどかな情景を見せる、煙突から立ち昇る煙と瀬戸内の島々。

曇りがちな天気の中、鹿島神社門前のチタン製大鳥居付近だけに、日が射していた。
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2007年12月9日

07/12/09 高御位山縦走

豆崎から北池まで、高御位山連山を時計回りに縦走。

少し遅めの11時過ぎ、登山口をスタート。
山頂には約1時間30分で到着。

ここで昼ごはんを兼ね大休止。
眺望は上々で、なかでも明石大橋は何時になく近い。

腹を満たしたら再度、縦走開始。
下山口の北池登山口には山頂から55分で到着。

正味2時間30分ほどで、ぐるりと歩くことができた。

百間岩より南望

家島、小豆島方面

播磨平野、淡路島

曽根港付近の煙突
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2007年12月1日

07/12/01 高御位山

12/01

午前中に成井からのコースで山頂に上がった。

真っ赤な木

歩き始めは手がかじかんで、いかにも初冬の雰囲気。

それもつかの間。林を抜けると背後から日が当たり、急に暖かさを感じる。

山頂の露岩に腰を下ろせば抜きぬける風は冷たく、汗ばんだ身体が一気に冷える。

ついこの間まで、あんなに暑かったのが嘘のよう。

山頂から見下ろした山腹の紅葉は、ほぼ終わっていたように見えたが登山路脇には今も真っ赤に色付いた木があった。
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2007年11月25日

随想・ユートピア

90年、結婚したばかりの夏、山らしい山が初めての家内を伴い大山を縦走した。

今になって想えば、怖いもの知らずで、ずいぶん無謀なことをしたものだとあきれ返る。

弥山から剣ヶ峰、天狗ヶ峰を経てユートピアまで下ったとき、その人に出会った。

数人の若い女性に辺りに咲き乱れる花の名前を丁寧に説明されている姿を見て
「花の名をよくご存知なんだな。」

このときはこう思っただけだった。

その人は小屋に長期滞在して写真撮影とのことだったので、少しの足しにでもなればと、残っていた食料を差し入れこちらは下山した。

翌年の秋、”山と渓谷”を手にとって驚かされた。

『赤焼けの独立峰―伯耆大山の冬』

そこで目にした特集グラフを飾る写真の撮影者の名は、そのときザックの片隅で見たものと同じ。それは、まさにこのときの人、吉田昭市さんだった。

そして、グラフを飾ったうちの一枚が振子山からのもので、 赤く焼けた東壁はこれがあの大山かと思わせるほど斬新だった。

以来、いつかはこの光景を見てみたいと思うようになった。

朝焼けの大山東壁そして、ようやく振子山から朝焼けの東壁を見る、その日を迎えることができた。

グラフで見たような見事な赤ではないものの、その人と同じ光景を今、目の当たりしているかと思うと感慨深いものがあった。

こちらは初めてのことだったが、氏は幾度この光景を目の当たりしたのだろう。

大山に足を運ぶたび、ずいぶん失礼なことをしたと反省の意とともに氏のことを想い出す。

今はどうされているのだろう・・・。

再会し、存分に花の名前を聞いてみたいのだが、叶わぬ夢か・・・。
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2007年11月18日

07/11/17 明神山

11/17

夢前の播磨富士・明神山

針葉樹のなかの黄葉


紅葉は今が見ごろで、思いもしなかった近場でそれを楽しむことができた。

紅葉だけにに関していえば、この山のすぐ北に位置する雪彦山よりも見応えがある。

山頂からの展望も付近では随一で、遠景、近景ともに素晴らしい。

画像は近景の代表格、針葉樹に映える黄葉。
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2007年11月11日

07/11/11 高御位山

長尾から高御位山。

山頂からの眺望は、霞がかかりいつになく悪い。

それでもその代わりともいえる山腹の紅葉は、それなり。








どこから下山するか思案した結果、これまでに歩いたことのない山頂西のピークから南に派生する尾根を下る。

左手に反射板のピーク、右手に鷹ノ巣山方面を見ながらの下山はアングルが新鮮で、きょろきょろしながらのんびり下る。

露岩を過ぎ鉄塔まで下ると尾根をはずれ左へと向かう。

竹林を抜けると小さな墓地に出くわし、長尾集落北西に下山した。
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2007年11月10日

姫路文学館

11/10

姫路文学館で開催されている 作家車谷長吉。魂の記録 を観てきた。

はっきりいって作品自体はよく知らない。

知っているといえば、多くの人がそうであるのと同じように直木賞受賞作となり、そのことで広く名を知らしめることと成った「赤目四十八瀧心中未遂」くらい。

氏の生家が同じ小学校の校区内であり、登下校の際にその玄関先を通ったこともありそうなほど身近な人であることに強く惹かれたからという、これを観るにあたっての動機としてはまったく不純そのものである。

ただ、姫路人として数少ない誇れるものの中にあって氏の存在は大きく、ましてや同じ校区の生まれだから、観ておきたかったのは純粋なところである。

生い立ちはもちろん日記や創作ノート、はがきにつづられた恋文絵など多数の展示品で氏の半生を紹介しているので、興味のある人はぜひ。11/25(日)まで。

この文学館は姫路城のすぐ北西に位置している。

ということは屋上展望所からでも優美なお城を間近に見ることはできるが、すぐ東にはもう一段高い位置から見ることのできる男山貯水池があるので、帰りにここへ上がりお城を見た。

一般の観光客はまず来ないところなので、アングル的にも新鮮だ。

帰り道、城内を通ってみると多くの観光客に混じり外国人が目立つ。

以前はこんなことはなかったように思うが、これも世界遺産ブームが一因かもしれない。

意外と身近にある、姫路が日本に誇る文学者と世界に誇る文化遺産を短時間で再認識した一日だった。

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2007年11月6日

07/11/03 大山南壁

鍵掛峠より朝の大山南壁

定番の写真ですが、伯耆大山の一般的なビューポイントではここが一番

その分、日の出前に到着していないと駐車するにも一苦労でこの点、要注意

10時にもなると大渋滞発生し通過するのにかなりの時間を要す

したがって、朝の様子だけを撮って早々に次の行動へと移る

朝の大山南壁

このあとの山行記録はこちら


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2007年10月20日

07/10/20 黄昏の高御位山

10/20


夕刻、大急ぎで高御位山・成井登山口へ向け車を走らせた。

日没の時刻までにあまり猶予なく、少し焦り気味での運転に逆風となったのはバイパスの電光板に映し出された”事故”の文字。
下山が日没後を想定して、明かりのある成井から上がろうとしていたものの、これではそこに向かっている間に陽が落ちてしまいそうだ。

あえなく、至近の登山口である長尾から上がることにして、駐車場に着いたら大急ぎで準備し足早に山頂へ向かう。

日没の時刻まで、あと40分。

時間的には余裕があるが気分は少々焦り気味。

夕陽「セーフ。」

稜線手前のビューポイントに着いたら三脚を構え、準備万端。

夏の頃とならずいぶんと陽の沈む位置が変わり、赤穂あたりの山影に沈みそうな雰囲気だ。

前に見たときはたつの付近だったから、かなり南になっている。

落日を見たら山頂でしばらくゆっくりする。
家島、小豆島方面
いなみ野
やや強めの風は冷たく感じられ、あっという間にすっかり晩秋の風情。空気が澄んでいるお陰か茜色の夕景が素晴らしい。

この光景は昼間に見るものとはまったく異質のものといっても過言でない。

「さすがに誰も来ないだろう。」
と思っていたら、何のなんの。

同じ長尾からご夫婦が、東の成井方面からも二人来られ、山頂の神社でお参りだけ済ませたら足早に下山された。

下山は暗闇の中となったが、これは想定内。

半月が出ているものの、ほとんどその恩恵は受けられず、ヘッドランプの明かりを頼りに慎重に歩く。

鉄塔から下方の樹林帯ではさらに暗さが増すので、特に注意が必要だ。

下山後、駐車場から見上げると、ナトリウム光線に照らされたオレンジ色に輝く稲の向こうの高御位山は、昼間のそれとはまったく別の山にも見えた。

長尾より夜の風景



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GITZO 3 Ways Head

10/20

ジッツオ、3ウェイ雲台

ボールヘッドの自由雲台に加え、3ウェイ雲台を衝動的ともいえるタイミングで新調。

初めて使うことになるクイックリリースの価値については、・・・なものの、水準器については価値がありそう。

GITZO tripodGITZO tripod
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2007年10月14日

07/10/14 萩の花咲く高御位山

10/14 くもり

「困ったときの高御位山」。

ちょっと悲しい気もするけれど、今や高御位山はこんな存在だ。

今日もそう。三度もあった今年の秋の連休は、ある意味うれしい悲鳴的な仕事の忙しさからどこにも行くことができなかった。

さらに、再来週には校区の運動会が開催されるので来週はその準備があることもあり身動きがとれそうにない。

ならばと高御位山に上がった。

登山口まで短時間で行けるのが最大の利点で、さらに色々なコース取りができるのがこの山の魅力。

標高は300メートルだけれど展望が素晴らしいから、いつも誰かが訪れている。
でも、ただ単に上がって下りるだけなら何の芸もないので、独自に何かしら課題を持って歩くようにしている。

そこで、今日は少し世間が涼しくなったことだし暑い間は食べていなかったカップラーメンを山頂で食べることを第一の目的とした。
長尾からはいつも通りだが鉄塔経由で直登はせず、断食道場からのルートをとる。

トラバース道は避けて、歩いたことのない鞍部へ出る最短ルートで山頂へ向かう。

このルートは距離的には短くなるが、人がほとんど歩かないのでクモの巣が曲者。

鞍部で縦走路に出てしばらく歩くと成井からのルートと合流し、山頂もすぐ。いくらかでも時間短縮できた。

暑さも幾分和らぎ、ずいぶん秋めいたお陰で今日はこれまでになく大勢の人。団体での歩行者も見える。

見通しもそれなりで、特に東方面の展望がよく明石大橋はいつになく近くに見える。

山頂の岩に腰を下ろしたら、目的のカップラーメンを食べるべく湯を沸かす。思えばこの作業は、かなり久しくやってないような気がした。

それもそのはず、「今年は夏前から色々あって、どこにも行ってないからな~。」

鹿島神社から上がってこられた加古川の方と談笑しながらラーメンをすすった。

思ったほど涼しい風は吹かず、久し振りに食べた割には特にどうってことはなかったが、それでもいい景色を見ながら、また話をしながらの食事は何でも美味しく感じられた。

食事後もしばらく景色を楽しんだら下山する。

どのルートから下りるか少し悩んだが、下山後の車のことも考え北山・鹿島神社へ下ることにした。

縦走路にはこの季節の花、萩があちらこちらに見られ、暑さの中に秋を感じることができた。





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2007年9月23日

07/09/23 彼岸の中日

9/23

鹿島神社・駐車場に車を停め、馬の背コースから稜線へ上がり、高御位山まで歩きました。

風はなく雑木が茂っていることもあり、稜線では暑いばかりですが、桶居山分岐付近と市ノ池分岐の先で少し下る他は、小さなアップダウンがあるだけの快適な歩行ができます。

大きな一枚岩のスロープを登ると、やがて雑木のトンネルの先に反射板のある長尾登山口からとの合流点が見えてきます。

南東側の展望が開け、山頂もすぐそこです。

見通しはまずまずで、淡路島家島諸島、小豆島は見えています。

露岩上でもあまり風が吹かず、決して快適ではありませんでしたが、いつもとは違うルートからここに来たので、気のせいか眼前に広がる風景は少しばかり違った風に見えた気がしました。

先日歩いたルートの逆周りで、豆崎から北山まで縦走途中という高砂市伊保の男性としばらく談笑したあと、その人に次ぎ腰を上げました。

帰路は、往路の馬の背分岐をもう少し西進し、鷹ノ巣山から姫路市街地方面も見てから下ることにしました。

このルート上では、姫路方面の展望は鷹ノ巣山とその西のピークからのものが良いからです。

ピークあたりからルートは南へ向かい、右手眼下に別所高校を見る鉄塔のあるピークを過ぎると一枚スラブの百間岩。

足下に注意しながら下ると半円形のコンクリートの展望所があり、すぐ先で左手の雑木の中へと下って行くと左手に鹿島神社が現われます。

賽銭を投げ入れ、今日の無事を感謝したら駐車場へはわずかな距離。

約3時間のルートです。

登山口=20分=馬の背経由・稜線=28分=高御位山山頂
=20分=馬の背分岐=30分=鹿島神社=5分=駐車場


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2007年9月17日

07/09/17 高御位山

9/17

長尾登山道から高御位山。

山頂ではやや強めの南風が吹くが、台風の影響を受けたものなのか、まったく秋の風ではなく、時間が経つほどに肌はべっとり。

ぬるいながらも、その風にあたりながら1時間ほどのんびりして同ルートで下山。

天候が不安定なせいか、あるいは暑さのせいか、意外と人は少なかった。
夕刻には凄い雷雨あり。
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2007年9月9日

07/09/09 高御位山縦走

9/9

高砂市阿弥陀町北池登山口から反時計回りにぐる~っと豆崎まで、高御位山をAさんとともに縦走。

所要時間は途中の休憩、下山後の車道歩きも含め4時間強。

残暑厳しい中、最後はバテ気味の縦走でした。


















馬蹄形を成すルートの右下に位置する北池登山口を出発。

日はかげり気味だったものの風がなく蒸し暑い。

山頂下の岩場では、お昼寝中の人も。

山頂の岩上で休んでいると、見たことのある人、現わる。

氷ノ山で何度かお会いしたことのある白浜のYさん。

しばらく話したら、先に腰を上げる。

ここから桶居山分岐辺りまでは快適な歩行。










鷹ノ巣山まで来れば西に姫路市街地がよく見えるようになる。

百間岩を慎重に下ったら縦走も終盤。










クモの巣と格闘しながら歩を進めると曽根の市街地が眼下間近に見えるようになり、経塚山古墳からルートを左へとれば、墓地脇へと下山。










国道すぐ向かいのコンビニに飛び込み、のどを潤したあと、渋滞する車を脇目に車道をトボトボ歩き登山口へと戻った。
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