2018年3月10日

10/03/18 初めての山、天下台山

パタゴニア

兵庫県南西部、かつては造船の街として栄えた相生市に位置する天下台山に行ってきました。


山頂より東望
奥の稜線左寄りが高御位山稜線

ここ最近はR250を車を走らせることが多いので、ちょっと目線を変えてもう少し高い位置から瀬戸内の海を見てみようと思ったのが今日の天下台山に登るきっかけでした。

地形図を見てみると、この山と瀬戸内海の間には小さいながらもう一つ山域があって、
「思ったように海は見えないのではないのかな?」
との思いで出向きましたが、案の定的に海は思うように見えませんでした。

が、山頂からは東側の眺望が素晴らしく、たつの市や太子町市街地をはじめ遠くに高御位山山域を望み、その手前には姫路南部市街地が一望に見渡せます。

振り返ると、これまでに出向いたことのない新しい山に上がるのは10年以上振りなような気がします。

高御位山界隈からは幾度となく見たこの辺りの風景ですが、こうやって反対側からそこを見晴るかすと、初めての山ということもあり新鮮な気分で見れる反面、何だか変な気持ちになりました。

春の上天気にも恵まれ、
目にも新鮮な気持ちよいハイキングでした。


山頂西に位置する展望台の東屋と山頂の反射板


展望台から望む相生湾、赤穂御崎方面と小豆島


獅子岩


山頂方面から見る展望台のあるピークと獅子岩(左)


山頂より南望(家島諸島と小豆島)
前山に邪魔された形で思ったほど海は見えない


北東側、太子町市街地の彼方に笠形山


山頂北にある反射板


山頂北ピークよりみる山頂(左)と展望台のピーク


急な登山路を経て、ささゆり苑の裏手に下山

最後は少し車道を歩いて登山口へと戻りました。



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2018年3月3日

03/03/18 山肌の色合い

パタゴニア

雪彦山、大天井岳~地蔵岳~虹ヶ滝周回しました。


大天井岳の木になる赤い実と明神山のシルエット

今日は風もなく大天井岳でお日様に正対して目をつむり佇めば、ついうたた寝しそうなほど穏やかな陽気でしたが、マズかったのは鼻の奥。

そう、スギ花粉です。

それもそのはず、南面の山腹の木の様子はさほど色が変わった感はありませんでしたが、北面のそれらは、いわば今が盛りとばかりのすさまじい濃い茶色に変色してしまっています。

ストック画像の日付けを見てみると、3月のこの時期にここを訪れたことがほとんどなく、そのせいでほとんど過去に経験のないようなムズムズした体感と、視覚的には北面の山腹の色が変な意味で新鮮に見えたわけです。

決して綺麗な色ではないので、早く元の濃い緑色に戻ってほしいものです。


大天井岳


大天井岳より南望


最奥左にかすかに高御位山連山


春の息吹と鉾立山稜線


大天井岳より見下ろす地蔵岳(右下)と
見事に変色した雪彦川沿いのスギ林


地蔵岳


水量豊富だった虹ヶ滝

大天井岳で声を交わしていた三木・Fさんと再度、地蔵岳のピークでお会いして以降、虹ヶ滝を経て登山口まで談笑しながら共に下山しました。



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2018年2月24日

24/02/18 滑落!

パタゴニア

三木・Yくんと伯耆大山、7合沢行ってきました。


別山を借景に滑る

7合沢源頭より滑りだしたのも束の間、ワンターン目であえなく撃沈。

直後、標高差にして110メートルも滑り落ちました。


灌木に引っかかって止まったマイ・スキー

今、こうして記録を書けているからいいようなものの、ひとつ間違えば大惨事にもなりかねない経験でした。

平均時速、約30キロ、最高速度34キロ/h、時間13、4秒。

時速30キロは秒速にすると8.3メートルなので距離でも100メートル以上の直滑降でした。

もちろん制動しようと努めたつもりですが、よく言われる通り止まりません。

板は両方とも外れたので斜面の傾斜に身を任せるしか術がない中、一番の恐怖は障害物、なかでも灌木に激突しないか、ということでした。

二、三度、止まれそうなときはありましたが、また加速するような感じで、止めたい気持ちとは裏腹に思うに任せないのが落ちて行く人の心情です。

ようやく止まった時は安堵の気持ちでいっぱいでした。

頭が下方で、うつ伏せ状態でした。

もちろん雪には埋まっていません。

ホッとしました。身体も大丈夫です。

この様子を見ていた夏道の登山者の一人の方と7合尾根を登攀する二人パーティーの方から安否を気遣う言葉をかけていただきましたが、身体を反転させたい気持ちはあるもののこの状態を変えると再び滑走してしまいそうで、行動を起こすことができずご心配をかけてしまいました。

現場で最も心配をかけたのは、誰をさておいてもエントリー部で一部始終を見ていた同行のYくん。

彼は彼で、この時間に色んなことを考えさせられてた様で、本当に申し訳なかった気持ちでいっぱいです。

彼らに無事を伝えようとしてもなかなか起き上がれず、時間が掛かったことで余計に心配させてしまったようです。

で、何とか身体を反転。

上を見て無事を伝え、次に下方に目をやると2、3メートルの位置に少し大きめの灌木。

ちょっとヤバかったかもしれません。

とりあえず、自身の身体が無事だったことで、よくここで止まったものだと胸をなでおろした次第です。

この後も、もちろん上手く滑れるはずがありません。

只々、腕のなさを露呈しただけで、今年の大山の雪は難しく上手く滑れないのもこのせいに過ぎませんが、それにしても情けない。

若い時ならこれもスキルとして積み上げられるかもしれませんが、肝に銘じることは当然としても年も年だから、さてどう考えるべきだろうか・・・。


7合沢源頭部 風は強いが視界はある


エントリーポイントより見下ろす7合沢
左に夏道の尾根、右に元谷


スキートップの先に声を掛けていただいた7合尾根登攀の二人


悪雪に負けず滑るYくん


8合尾根越しに見る弥山、剣ヶ峰稜線方面


凍てつく北壁・大屏風岩と烏帽子岩


8合沢、行者谷出合い付近


別山方面を撮る私


大神山神社

無事の下山に感謝し、いつものように土佐屋の反省会も行って、なんとか今日の山行を終えることができました。



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2018年2月18日

18/02/18 穏やかな日

パタゴニア

高御位山、断食道場~山頂~長尾周回しました。


山頂より南望

登山口の長尾新池駐車場でO先生とお会いしたので、その後の行動を共にしました。

今日は、ここ最近では珍しいほど風のない日で春本番を思わせる陽気でした。

歩きながら聴くO先生の言葉からは、ご子息の将来像について肩の荷が下りたであろうことがひしひしと感じ取れました。

饒舌に感じれたことが、それを如実に表しているようでした。

あとは吉報を待つのみですね。


高御位神社と山頂


山頂直下


背景に広がる素晴らしい風景


西望


山頂より見下ろす


明石海峡大橋方面


地徳山稜線と遠く家島諸島、小豆島


中央に御旅山と姫路臨海部、室津、赤穂御崎方面

午後からは赤穂御崎で牡蠣を食べて今日も一日が平穏に暮れました。


かんぽの宿・赤穂



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2018年2月12日

12/02/18 冷たい西風

パタゴニア

かなり変則ルートで高御位山行ってきました。


小高御位山よりみる高御位山と稜線

今日のルートは長尾新池駐車場から北山の尾根を稜線に上がり小高御位山から一度、成井に下った後、再度山頂に上がり長尾へと下る、これまでにも歩いたことのある周回ルートの予定でした。

このルートにした目的は二つ。

ひとつは正月以来会っていないT.dr.に会いたかったこと。

彼は基本、成井から上がるので、そこに立ち寄って彼の車があるかどうかを確かめるためです。

ならば成井を基点にして上がればいいようなものですが、そうするともう一人会いたかったYさんが来ていた場合、会わずに終わってしまうおそれがあるので、二つ目はそれも避けたかったから。

Yさんは成井を基点にすることは、まずありません。

T.dr.の車は成井駐車場にはなく当然、会うことはできませんでしたが、そもそもが一風変わったルートだったことに加え、目的のひとつと思っていたYさんと見事山頂で会えたことで、このあとさらに変則的なルートとななっていくのです。

Yさんはいつものように鹿島神社駐車場に駐車されていました。

ならば、長尾へ下るのはキャンセルしてそちらへ同行下山することに何の迷いもありません。

稜線から馬の背へ下ってもよかったのですが、より早く下山できる市ノ池へのルートで下山となりました。

下山後は寒風をついてYさんのレクサスNXのようやくのお披露目にありつけました。

そうです、短いお披露目ながら今日のメインはこれだったともいえるのです。


南東より見る高御位山稜線と長尾集落


小高御位山より高御位山を見上げる


小高御位山より東望


市ノ池へ下る


PAJERO / BMW・4 GC/ LEXUS・NX
阿弥陀新池駐車場にて

この手のSUVには乗ったことも乗せてもらったこともないので、まったく免疫がない状態での乗車でしたが、思っていた以上に足回りがしっかりしているのが第一印象でした。

実際は高いはずの目線もシートポジションが思いのほか低いからか高さを感じさせず、快適な乗り心地からはSUV車であることを忘れるほどでした。

ひと昔前のトヨタ車ならこんな風には行かなかったでしょうが、そこはTOYOTAが世界に分け入るLEXUSブランドのなせる業でしょうか。

一般的にドライバーズシートのプリセットアジャストは2つとしたものですが、それが3つだったり、ステアリングホイールヒーターが装備されているところなどは、いかにもかゆいところにも手が届くジャパニーズブランドらしいところです。

場所を阿弥陀新池に移してクルマ談議中には山頂でお会いしていたO先生ご夫妻も下山され、さらにもうしばらく話しに華が咲きました。



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