2019年10月22日

22/10/19 素晴らしき青空

パタゴニア

鹿嶋神社駐車場を基点に馬の背~山頂~市ノ池で高御位山往復しました。


青い海と空に白い雲
この上ない素晴らしい光景です

何時までも続く暑さのせいで高御位山に上がるのは夏以降二回目で、前に上がってからは三週間ぶりでした。

久しぶりだったことと素晴らしい青空が広がったこと、さらには先週には北アルプスの槍ヶ岳の素晴らしい光景を見たことを踏まえても、この山ほどコスパの素晴らしい山はないのではないのではないかと思わせるほど素晴らしい展望を見せてくれました。


馬の背から稜線に上がったところから


鷹ノ巣山より姫路市街地に姫路城(中央右寄り)


鷹ノ巣山東峰より梢越しに見る高御位山


桶居山分岐付近より高御位山を望む
広葉樹の色付きはこれから


素晴らしい色の青空


こちらも素晴らしい色合いのリンドウ

山頂露岩上にたたずんで眼前に広がる光景は何物にも代えがたい素晴らしいものに見えました。

天皇陛下即位式の日の今日も高御位山は多くの人で賑わっていました。



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2019年10月20日

20/10/19 二週ぶりに来てみると・・・

パタゴニア

雪彦山、出雲岩~大天井岳~地蔵岳~虹ヶ滝周回しました。


大天井岳の奥座敷に咲く淡いリンドウ

先週は遠征で雪彦山に来なかったら、短い間に変わったことがあったようです。

まず、朝の駐車場で聴いた先週、日曜日の出来事。

内容については特にここでは触れませんが、大事には至らなかったようなので早期の復帰を願うばかりです。

次には、昨年、一昨年ほどではないにしても何度も日本列島を襲う台風の余波で登山道が少し荒れています。

筆頭は展望岩~出雲岩間の通称・牛のベンチ手前の倒木。

直径30~50センチメートルほどの樹が根こそぎ倒れて登山路を塞いだ形ですが、Hさんの尽力で既にしっかりした、う回路があります。


大天井岳
所定の位置に居るべき人が居ません


南望してみる書写山、明神山と播磨灘に浮かぶ家島諸島


七種山と明石海峡大橋遠望


姫路市南部、市川河口方面と播磨灘、淡路島


書写山、明神山と播磨灘、淡路島


つぼみのリンドウ


見下ろす地蔵岳


地蔵岳から見下ろす一番の色付きスポット

この界隈の一番の黄葉スポット、地蔵岳から見下ろす色付きは、少し色付き始めた程度で、これに関してはあまり変化はありませんでした。


虹ヶ滝

最後の沢沿いの道はたくさんの小枝が登山路上に落ちていて少し歩きづらくなっています。

秋も深まって、駐車場には多方面から来られたと思しき車でほぼ満車でした。

人気なのは良いことですが、日帰りだからこそ早立ち早着きの鉄則を守り、遅くとも午後3時頃には下山できるような計画で登山してほしいものです。



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2019年10月15日

13-14/10/19 双六岳と三俣蓮華岳

パタゴニア

三木・Yくんと鷲羽乗越、三俣山荘泊で双六岳、三俣蓮華岳に行ってきました。


双六岳より槍ヶ岳、北鎌尾根を望む
湯俣川で湧いた雲が滝雲となって西鎌尾根を流れ落ちる

just arrived !!


『 残 照 』
湯俣川の谷を埋め尽くす雲海と槍、穂高連峰 左、大天井岳

昨年来、何度もチャレンジしている黒部五郎岳登頂。

今回もそれを目的とした山行を計画したものの、やはり登頂できず下山となりました。

ご存じのとおり黒部五郎岳は黒部川の源流近くの山奥に存在します。

そもそも、そんな遠いところの山に一泊二日で行ってこようとすることに無理があるのは、年齢的なことも込めて、ある程度わかっているのですが、それとは別にあれもこれもと、つい欲張り山行になってしまうのも足かせの要因になっていることも承知の上です。

ただ、今となっては、それを抜きにした山行は考えられなくなってしまうほど大きなウェートを占めているので、足かせだからといって決しておろそかにはできません。

その山頂には今回も立てませんでしたが、今回ばかりは足かせの筆頭株、カメラの威力を今こそ発揮させるための、この上ない素晴らしい景観に出逢うことができたのです。

写真や画像でしか見たことのなかった光景が眼前に繰り広げられる、まさに「ヤバい」光景に出遭ってしまったのです。


冠雪の槍、穂高連峰 '18.10.21

鏡平の素晴らしい光景は、ある意味、昨年の山行で目の当たりすることができました。

双六岳からの光景も、同じく昨年の同じ山行で見ることができました。

今回は、それらの光景のさらに上を行く、山小屋の人に言わせても「かなりイイ」レベルの、年に数回しかないような素晴らしい光景を目にすることができたのです。

昨年の風景は前日の冠雪後のピーカンでした。

ピーカンはピーカンで、もちろん素晴らしい山岳風景を見せてくれました。


冠雪の双六岳頂稜台地と北鎌尾根、槍ヶ岳、大喰岳、中岳 '18.10.21

ただ、上には上というか、季節毎のというかがあって、今回は、高瀬川の源流域の支流である湯俣川を埋め尽くす見事な雲海が素晴らしい演出をしてくれました。

季節的に雲海は秋に出やすいとしたものですが、これまでの秋の山行では天候に恵まれる日はあっても、雲海はおろか、たなびく雲も見たことがないような気がしますから今回のような大きな谷を埋め尽くす雲海を見るのは、もちろん初めてのことです。

埋め尽くされたのは蒲田川ではなく湯俣川だったのもラッキーでした。

というのも宿は昨年は双六小屋でしたが今回は三俣山荘としていたからです。

鷲羽乗越から望むと、雲海の奥の槍ヶ岳・北鎌尾根までの大きな谷のすべてが雲海に包まれています。

雲海が生き物のように動くさまも素晴らしく、この光景は目にしたものにしか理解できない至上のものです。

午後に見た双六岳の景観も雲がイイ演出をしてくれて素晴らしかったですね。

蒲田川流域には雲がたなびき、湯俣川方面に湧いた雲が西鎌尾根を越えて滝雲となって流れ落ちるのが見えれば、これは何時かは見てみたかった光景そのもので、樅沢岳から槍ヶ岳を見た際の代表的な画にある現象です。

少し距離は離れていますが、双六岳からでも見応え十分です。

お天気は翌、お昼頃まで何とか持つだろうと考えていましたが、早朝どころか夜の明けない頃にすでに雨が落ち始めていました。

前日、日の入り後には上空に少し雲が出始めていたので、結局、この素晴らしい好天は時間にして、わずか8時間ほどで、その間に良いロケーションに居合わせたことで素晴らしい光景に出逢えたといえます。

千載一遇とは、まさにこのような境遇のことを指すのでしょう。

我が人生で、一度っきりの最高の自然現象に出くわすことができた今回の山行でした。


以下、素晴らしき光景の時系列画像です。


鏡平・鏡池より望む槍・穂高連峰


鏡池に投影する槍ヶ岳、大喰岳、中岳稜線


南岳・獅子鼻から大キレット、西穂高岳までの穂高連峰と奥丸山、眼下になった鏡平


双六岳山頂で目の当たりした第一弾目の至上の光景
蒲田川にたなびく雲が素晴らしい


北鎌尾根を従えた槍ヶ岳と西鎌尾根を流れ落ちる滝雲


南望すると秀麗な形の笠ヶ岳の彼方の雲海上に乗鞍や御嶽が浮かんでいた


雲海に浮かぶ別山~白山


表銀座縦走路の大天井岳から槍ヶ岳、中岳まで


丸山付近からみる槍ヶ岳の光景も秀逸


三俣蓮華岳のピークに達すると北鎌尾根・天狗の腰掛の左に常念岳も見えてくる


湾曲した標柱と槍、穂高連峰


北望してみる黒部源流域の鷲羽岳、ワリモ岳と最源流の岩苔乗越
鷲羽岳とワリモ岳の奥に顔をのぞかせるのは野口五郎岳と
左へ水晶岳、赤牛岳や立山、剱岳 その手前は雲ノ平・祖父岳


雲ノ平と薬師岳


これまで、これ以上の景観には出逢ったことはない
因みに、当地は当ブログトップ撮影場所とほぼ同じです


雲海に浮かぶ硫黄尾根と槍ヶ岳・大槍、大喰岳、中岳、南岳・獅子鼻


日没前後に見たこの光景こそが第一弾をも上回る至上、極上の光景


月光の大天井岳


シカ肉のジビエ・シチューをメインとした三俣山荘の豪華ディナー


月光下、早くもガスに覆われはじめた槍ヶ岳


ハイマツを縫って歩く場面ではコケモモらしき可愛い花が咲いていた


見下ろす樅沢の見事な黄葉


ライチョウさん


一日違いで大違い、見る影もない名ばかりの鏡池



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