2016年3月21日

21/03/16 若い三人

パタゴニア

午後から高御位山に上がりました。


アーベントロートの高御位山

兎にも角にも今日の特筆は見晴らしの良さに尽きました。

それゆえ、結果的に日没まで素晴らしい光景に見入ってしまいました。


播磨平野、淡路島、明石大橋と泉州方面
関空の対岸、りんくうタワーも写っています

久しぶりだということもあって、今日は馬の背から高御位山に上がることにしました。

いちばんの目的は鷹ノ巣山から夕陽を見ることと考えていたので、時間稼ぎの時間調整的な意味合いも込めてここから山頂へ行き、戻る際に鷹ノ巣山でゆっくりしようというところです。

姫路バイパスの姫路大橋から北望するとその日の見通しの善し悪し具合は大抵察しがつきます。

今日は河原の奥に見える笠形山が何時になく、くっきりはっきり見えます。

歩き始めてすぐ、後ろを振り返ると思いの通り淡路島がはっきりと見えてきました。

登山路から見える景色は何から何まで全部見えてる感じで、これまででも三指に入るほどの眺望の良さです。

その画像をカメラに収めるため、それなりの準備をしてきた者にとってはこの上なしの夕景が期待できそうな予感です。

稜線に上がり一度、鷹ノ巣山へ立ち寄った後山頂へ向かいますが、ここで出会った神戸からの若い三人とは山頂でも再び会うことになりました。

山頂には常連さんがいたのでしばらく話したら約束通り鷹ノ巣山へ引き返しましょう。

と、反射板のところにいたのは先に会っていた神戸からの三人。

来週、結婚を機にシアトルに渡米するという三人のうちの一人の女の子の送別を兼ねたハイキングにここに来たらしく、記念の写真を撮るため何度もジャンプを繰り返しているものだから、つい、おじさんの悪いおせっかい心を出して、その写真を撮ってあげてしまったのでした。


ジャ~ンプ

昨日の雪彦山ではニュージーランド出身の奥さんを連れた姫路在住の若い夫婦に会ったし、次の日の今日には結婚してアメリカへ行くという彼女にも会ったりで、ホントに日本もグローバリズムが、ずいぶん浸透してきたものだと身をもって感じさせられます。

どうぞ、お幸せに。
また、後のふたりはきっちりカップルらしいので、それはそれで将来が楽しみだね。

やってることを見るにつけ、短いながら話しをするにつけ若い人はいいな、をしみじみ、つくづく感じるばかりでちょっと切ないけど、、ま、どうしようもないか。


播磨臨海工業地帯と播磨灘、淡路島


たそがれる高御位山と影鷹ノ巣山


紅白鉄塔の向こうの台形は千町ヶ峰
氷ノ山は松の枝の陰の彼方か


高御位山と上空に月


姫路港方面と家島諸島、小豆島


姫路市街地と西播丘陵の稜線
下方を横切る白い線は市川の流れ

鷹ノ巣山からみる夕日は、それは素晴らしかったが、想定していたとはいえ本当はもう少し南の海側に陽が落ちる日であって欲しかった。

今日は春分なので陽が真東に落ちる。

かなり内陸部に沈むことで海はまったく赤くならず姫路の市街地が逆光となるばかりなので、それだけが不満の残る結果だったかな。


東は関空の対岸、りんくうタワーや北の氷ノ山らしき山ははっきり見えるほど空気が澄みきっていたのに、なぜか鳴門大橋の橋柱が確認できなかったのは、どうも腑に落ちない。



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2016年3月13日

13/03/16 伯耆大山、弥山から8合沢滑降

パタゴニア

伯耆大山、弥山山頂から8合源頭から7合、6合と転戦して元谷へ滑りました。


今日の一枚はこれで決まり
もちろんノートリミング


gps track
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記録と画像はこちら



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2016年3月6日

06/03/16 高御位山・林野火災訓練

パタゴニア


上空を旋回するヘリコプター

そういえば、どこかで見たような記憶。

今日がその日だったようで、高御位山山頂周辺で林野火災訓練が行われていた。

今日はある意味、訓練にふさわしい風の強い日だった。

予定はどうだったかはもちろん知らないが、その風が影響したかどうか、一度は山頂近くにホバリングでロープを垂らし何やら下ろす様子を確認したものの、その後に何度か上空を旋回はすれど近づくことなく東方面へと飛び去って行ってしまった。

事故でないことは分かっていたので、もっと至近でヘリを見れる機会と、やや楽しみにしていたのに、残念。


長尾登山口から見上げると山腹にはホバリングする一機のヘリコプター

山腹の林は改修中とはいえ(こんな言い方しかできないのが、すでにおかしい)、かつての姿は見る影もない。


ここでヘリに遭遇するのは何度目になるかな~

ヘリが行ってしまったあとの、この放水パフォーマンス。

「ホンマにこれで消えるンか~?」
ってほどしか水は出てなくて、期待はずれや予想外を通り越して、何やこれ~?って感じ。

訓練だからとか、山の上だから水が乏しいからとかは抜きにして、水はもっと元気よくバ~っと出さなあかんワ。

消防署員はもちろん、沢山の地域の消防団員も動員して一体何のためにやってんだか、よう分からん。


これでホンマに消えるのか?

明日の新聞にどんな記事として記載されるか、興味あり。


数年前の火事で現況は今もこんな感じ

山中での火の取り扱いについては結局はハイカーのモラルを問うところで、この訓練は明日の新聞に記事として載ればそれでイイ、的にしか映らなかった。



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2016年3月5日

05/03/16 雪彦山に咲く花

パタゴニア

久しぶりで雪彦山に行きました。

ここでは冬はすっかり終わり、春の花の時期を迎えつつあります。


雪彦川沿いの椿(ツバキ)


大天井岳から北望すると寒々しい

雰囲気としては春のようにも感じる中、日差しがあれば暖かく感じるけれど、そうでなければ吹く風はまた冷たい、なんだか変な天気の一日でした。


地蔵岳を見下ろす


大天井岳の馬酔木(アセビ)

この木が元気では樹の植生が、ちょっとまずい馬酔木の木。


無人の地蔵岳


梅花黄蓮(バイカオウレン)


虹ヶ滝の雪割一華(ユキワリイチゲ)


雪割一華(ユキワリイチゲ)


雪割一華(ユキワリイチゲ)

真っ赤な椿は沢沿いのあちらこちらに咲いていて印象的です。



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2016年2月28日

28/02/16 伯耆大山、7合沢と横手口沢

パタゴニア

松江・Yくんと伯耆大山、草鳴社ケルンから7合沢を6合目までと、山頂三角点から横手口沢滑ってきました。


8合沢を滑りだすスノーボーダー

一本目の7合沢は雪も良く、ノートラックだったこともありイイ滑りができたのですが・・・。


横手口沢のYくん

もう少しアングルを上げ、上部にある岩稜が写り込んでいればどんな画像になっていたか・・・、が反省点。


1st track
草鳴社ケルン~6合目避難小屋


2nd track
山頂三角点~横手口沢~環状道路・横手口

本編はこちら

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2016年2月23日

21/02/16 伯耆大山、弥山と7合沢X2

パタゴニア

松江・Yくんと伯耆大山、7合沢二本滑ってきました。


見た目や思った以上に雪質はよかった

入山前の今日の一本は横手口沢だった。

思いの通り時間を追うごとに天候は回復気味で、一本目の7合沢を滑る頃には晴れ間や青空も顔をのぞかせ山頂稜線も見えるようになっていた。

しかし、結果的にこの頃が今日の天気の回復はピークだった。

6合小屋から再ハイクすると8合付近からガスってきた。

とりあえず山頂碑で写真だけ撮ったあと山頂小屋で1時間以上も時間調整をした。

何時まで経っても晴れないガスに、しびれを切らすかのように2時過ぎ横手口へ向かう。

ほぼエントリー部には達したものの視界が悪い。

目指したい横手口沢と、一ノ沢や大ノ沢の区分がはっきりせず、さらに今年の雪の少なさが地形の状態をさらに判別しにくくさせ、もし間違えて違う沢に入ってしまったことを考えると、それは到底許されない。

吹きつける風に足元の雪はエビの尻尾のようになってカリカリで不安定。

強風に加え、ほぼホワイトアウト状態に、ここはキャンセルして夏道方面へ戻り北面を滑り下りることにした。

8合目付近まで来ると桝水方面の下界の視界が開けたので、間違いなく横手口沢にエントリーさえできていれば結果的には間もなく視界は得られただろうが、無事に下山してナンボ、だから、これはこれで正解だったと思う。

7合沢は昨晩に少し降雪はあったようで見た目は新雪に見えたが、それまでに降った暖かい雨の影響で、特に中間部以下では薄い新雪のすぐ下にデブリが隠れていて快適滑降とはいかない。

一本目は再ハイクに備え6合付近に戻るため、そのまま左手へと滑らざるを得なかったが、二本目はこれを回避すべく右手の7合尾根方面へ向かうと綺麗な斜面が残っていた。

ここから見上げる別山は威圧感があって素晴らしい景観。

誤算は大神山神社に下ってはじめて、今日の駐車地点が南光河原でなく環状道路だったことを思い出したこと。

大山寺・土佐屋でそばをいただいてから、そこまでの歩きが思いのほか長くてつらかった。


2シーズンぶりの再会
今日は岡山のテレマーカーKくん、Nさんも同行ハイク


5合目より宝珠山


6合目より西斜面に目を落とす


いいスプレーを上げながら7合沢を落ちて行く


展望皆無、弥山山頂


山頂避難小屋で1時間以上を費やす


7合尾根の西斜面を滑る


7合沢中間部と夏道尾根越しに大山寺集落、豪円山


別山を借景に7合尾根下部を滑る


眼下に元谷


行者谷と7合沢出合付近には全層的にもみえる、それなりのデブリがあった

ちなみに、この付近の堰堤は完全には隠れきっていないので左右のどちらかから回避する必要あり。


大神山神社に無事下山

今後の不安

山行を重ねるたびに相性の悪さを露呈するスキーブーツと足とのマッチング。


山頂から大神山神社までのルート・トラック
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