アーベントロートの高御位山
兎にも角にも今日の特筆は見晴らしの良さに尽きました。
それゆえ、結果的に日没まで素晴らしい光景に見入ってしまいました。
播磨平野、淡路島、明石大橋と泉州方面
関空の対岸、りんくうタワーも写っています
久しぶりだということもあって、今日は馬の背から高御位山に上がることにしました。
いちばんの目的は鷹ノ巣山から夕陽を見ることと考えていたので、時間稼ぎの時間調整的な意味合いも込めてここから山頂へ行き、戻る際に鷹ノ巣山でゆっくりしようというところです。
姫路バイパスの姫路大橋から北望するとその日の見通しの善し悪し具合は大抵察しがつきます。
今日は河原の奥に見える笠形山が何時になく、くっきりはっきり見えます。
歩き始めてすぐ、後ろを振り返ると思いの通り淡路島がはっきりと見えてきました。
登山路から見える景色は何から何まで全部見えてる感じで、これまででも三指に入るほどの眺望の良さです。
その画像をカメラに収めるため、それなりの準備をしてきた者にとってはこの上なしの夕景が期待できそうな予感です。
稜線に上がり一度、鷹ノ巣山へ立ち寄った後山頂へ向かいますが、ここで出会った神戸からの若い三人とは山頂でも再び会うことになりました。
山頂には常連さんがいたのでしばらく話したら約束通り鷹ノ巣山へ引き返しましょう。
と、反射板のところにいたのは先に会っていた神戸からの三人。
来週、結婚を機にシアトルに渡米するという三人のうちの一人の女の子の送別を兼ねたハイキングにここに来たらしく、記念の写真を撮るため何度もジャンプを繰り返しているものだから、つい、おじさんの悪いおせっかい心を出して、その写真を撮ってあげてしまったのでした。
ジャ~ンプ
昨日の雪彦山ではニュージーランド出身の奥さんを連れた姫路在住の若い夫婦に会ったし、次の日の今日には結婚してアメリカへ行くという彼女にも会ったりで、ホントに日本もグローバリズムが、ずいぶん浸透してきたものだと身をもって感じさせられます。
どうぞ、お幸せに。
また、後のふたりはきっちりカップルらしいので、それはそれで将来が楽しみだね。
やってることを見るにつけ、短いながら話しをするにつけ若い人はいいな、をしみじみ、つくづく感じるばかりでちょっと切ないけど、、ま、どうしようもないか。
播磨臨海工業地帯と播磨灘、淡路島
たそがれる高御位山と影鷹ノ巣山
紅白鉄塔の向こうの台形は千町ヶ峰
氷ノ山は松の枝の陰の彼方か
高御位山と上空に月
姫路港方面と家島諸島、小豆島
姫路市街地と西播丘陵の稜線
下方を横切る白い線は市川の流れ
鷹ノ巣山からみる夕日は、それは素晴らしかったが、想定していたとはいえ本当はもう少し南の海側に陽が落ちる日であって欲しかった。
今日は春分なので陽が真東に落ちる。
かなり内陸部に沈むことで海はまったく赤くならず姫路の市街地が逆光となるばかりなので、それだけが不満の残る結果だったかな。
東は関空の対岸、りんくうタワーや北の氷ノ山らしき山ははっきり見えるほど空気が澄みきっていたのに、なぜか鳴門大橋の橋柱が確認できなかったのは、どうも腑に落ちない。
HPは ようこそ『山のアルバム』へ
0 件のコメント:
コメントを投稿