見上げる別山の異様さ
松江・Yくん、福山・Fさんと草鳴社谷二本滑ってきました。
今日は色んなイイ事があった盛り沢山の日だった。
6合小屋付近の積雪はほとんど埋まっていないといっていい程度
入口の雪かきしておきました
何といっても、その最右翼はイイ雪に恵まれたこと。
昨日来の降雪でパウダーに当たり、二本滑ってしまった。
左からPeter、Fさん、Yくん、Sandor
これだけでも十分満足できる結果となっただろうが今日はそれにとどまらず、次々にイイことが起こった。
パートナーは、いつものY君に加え彼の知り合いの福山のFさんも加わることは承知していたが、朝、南光河原で出会った広島から来ていたオーストラリア・パースとアメリカ・シアトル出身のピーターとサンドロも加わって5人でのハイクと滑走は、何時になく楽しいものだった。
草鳴社谷をスノースクートで滑走
彼は西日本のBCシーンでは稀有な存在のスクーター
6合西沢
Sandorはいかにも白人らしい滑りでかっ飛んで行った
See you !
Sandor(L)&Peter(R)
彼らは所用のため一本で切り上げたが、後の三人はもう一本滑るという、これまでにない暴挙(?)に出た。
これが大正解で、一本目とほぼ同じポイントの草鳴社ケルン付近からのドロップながら、しばらく適機を待つうちこれまでのガスは見事に晴れ、ここまであまり陽が照らなかったことが功奏し一本目にも増して好条件下で滑走することができた。
エントリーはどちらも、ほぼ同じ地点ながら一本目は再度のハイクに備え途中から6合西方面へトラバース。
結局、戻れたのはボトムに近い1合目だったので決してうまくトラバースできたとは言えず、二本目のハイクは老体にはややキツイものになったが、それでも後の滑走条件を考えると十分許せる範囲で、頑張った甲斐があったと思う。
6合西にも美味しいところがあったので、これはこれで良しとしよう。
二本目は草鳴社谷をそのまま環状道路まで。
スプレーあげまくりのYくん
スノースクーターのFさんも負けじと
下方は寡雪によると思われる地形のうねりが、ややうるさいものの、この雪質なら目をつむってもあまりあるものだった。
滑りに関してはいつもこうあって欲しいと願っているが、そんなにうまく行かないのが常だから運に任せるしかない。
一本目の滑走準備中には、かの野人さんや、同行の中には姫路の、いのさんも出くわすハプニングもあった。
野人さん(右)、いのさん(中央)と仲間たち
二人はこの後、弥山沢にエントリーしたとか
彼とは何時か会うだろうと思ってはいたものの、遭遇時間が少し遅い時間帯だったので、それが今日だとは思いもしないことだった。
環状道路は徒歩と滑走で南光河原へ戻る
イイことはこんなところにも残っていた。
帰路、米子道から望む大山南壁の雄姿で、この時だけ烏ヶ山までの見える全面が夕陽に照らされ、赤く輝いていた姿はこれまでになく素晴らしいものだった。
肉眼でこんなに紅い大山を見たのは初めてのことだった
どれをとってもイイことばかりだったこの日にあって、唯一ともいえる心残りは、Yくんと大山に入山の際は下山後、ここで軽い食事をしながら短い反省会か堪能会をするのが通例となっている大山寺門前の土佐屋で山かけそばが食べれなかったこと。
これにさえ目をつむれば、どれもこれもイイことばかりの今日の山行だった。
おまけの一枚
拡大すると横手口沢に一本のボーダーのシュプール・・・
HPは ようこそ『山のアルバム』へ
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