2014年10月25日

25/10/14 色付きはじめ

パタゴニア

雪彦山でも木々は少しずつ色付いてきました。


賀野神社方面の山腹の様子


虹ヶ滝は想像以上に立派な虹が架かっていた


虹ヶ滝


見る位置によって虹の位置や大きさを変える


地蔵岳(左下)と最奥に笠形山稜線


大天井岳より南望


この地に寝床を持つハヤブサくん


黒尾山方面


展望岩下方からは工事中の崩落斜面が見えた

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2014年10月21日

19/10/14 槍・穂高連峰の展望台、奥丸山

パタゴニア


槍ヶ岳山頂より見下ろす肩の小屋、中崎尾根と笠ヶ岳遠望

槍ヶ岳山頂から笠ヶ岳方面を撮ると槍ヶ岳山荘の上を横切るように横たわるのが中崎尾根で、尾根上左にみえる小さな三角錐が今回の奥丸山。
(上画像参照)

笠ヶ岳はその秀麗な山容からどこからでもついカメラを向けたくなる山で、槍ヶ岳山頂からだけでなく南岳や穂高岳へと続く稜線上の、ある意味どこからでも自然に目に入る山。

一方、奥丸山はというと、そんな笠ヶ岳を狙って撮った多くの画像の中に、無造作にといえば大変この山に失礼ながら、「勝手に写ってしまっている」程度にしか認識されない、なんとも不遇の山なのである。


南岳新道より


秩父岩から見る槍~穂高連峰と中崎尾根、奥丸山
笠ヶ岳や抜戸岳、弓折岳付近から槍ヶ岳や穂高連峰を撮っても
同じような状況になってしまうことが多い


笠ヶ岳、抜戸岳と奥丸山
(手前の稜線、右端)
積雪があるとさらに認識しづらい

奥丸山は槍ヶ岳、西鎌尾根の千丈沢乗越から南へ派生する中崎尾根の中間あたりに、小さいながらきれいな三角錐の山容を見せる標高2,439.5メートルの山。

標高だけ見れば立派な高さを持つ山だが、そこから千丈沢乗越へと至る中崎尾根は積雪期や残雪期に槍ヶ岳を目指す人にこそルートとなるものの、ピークへは一般的な槍平からでさえ向かう人は少なく、ましてや、わさび平からとなると急登であることも手伝い、いずれにせよ無雪期に目を向けられることは少ない。


飛騨沢を登高する際には低くなるのが励みの奥丸山

しかし、笠ヶ岳~弓折岳稜線と槍・穂高連峰のちょうど真ん中に存在するという位置柄、ピークからの展望が素晴らしいに違いなく、前述のとおり、行き交う人も少ないはずで静かな山歩きができるに違いない。

狙うは真っ赤に焼けた滝谷。

わさび平から急登をこなし、ようやく見た中崎尾根からの穂高連峰の印象は決して驚くほどものではなかった。

朝早い時間帯だったので、滝谷でさえ逆光に視野を遮られた形となり全容がよく見えず、苦労して急登をこなしてきただけに少なからずショックを受けた。

左に目を向けると木々の間からは朝日の当たる槍ヶ岳の尖峰が目に入り、これは角度が新鮮で
「さすがは槍。」

対照的だったので余計にそんな風に感じたものだ。

ところが、時間の経過とともに山の表情は変わり行くもの。

夕刻に今日、二度目の奥丸山に立つと、目の前には朝とはずいぶん違った穂高連峰の素晴らしい景観があった。

この時間帯、槍ヶ岳や飛騨沢にも夕陽は当たるものの、ここにはこれといった尾根状のヒダがなく陰影が出ず存在感は薄い。

対して穂高の西面は滝谷のみならず無数のヒダを従えているので立場は一気に逆転する。

大きく湾曲した切戸や、ギザギザのスカイラインも青空に映え見事な景観だ。


滝谷・夕照

次第に赤く染まる岩肌はさらに赤みを増すことを期待させ、クライマックスに至るシナリオも頭の中ではできていたが、最後は尻すぼみ的に終わってしまった。

もちろん残念この上なしだったが、それでも、しばらくは穂高に目を奪われ夕刻のショーを愉しむことができた奥丸山だった。

(奥丸山から槍を見るなら午前中、穂高を見るなら午後からがお勧めです)


鏡平・鏡池に映る槍ヶ岳~南岳

槍~穂高全体を見るなら、やはり鏡平でしょうか・・・

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2014年10月11日

11/10/14 お嬢さんは京都人どすぇ

パタゴニア

昨今は定番となりつつある大天井岳~虹ヶ滝での雪彦山です。


地蔵岳から鉾立山方面を見ると背後の空の青さにも秋を感じられた
そこに行けば氷ノ山がキレイに見えたでしょうね

ルートは定番でも、今日は大天井岳で出会った京都からのお嬢さんたち(紛れもなく本物のです)のお陰で、ある意味バリエーションに富んだ山行になりました。

地蔵岳ではイモトアヤコのイッテQにもガイドとして参戦されている石井スポーツの奥田氏や彼と同行の、なな何とランドローバー、ディフェンダー乗りの方にも遭遇するというめずらしいづくめのオマケつきでした。

Hちゃんが一緒やったから色んな人に会えたのかもしれませんね~。

台風の影響もなく楽しい一日を山で過ごせたら、これに勝るものはないでしょう。


秋の気配・ススキ


秋の気配・ドングリ


正面登山道にもありました イワギキョウ


京都のお嬢さんがここで自作されたんどすぇ ごちそうさまでした


東稜を登攀後の奥田仁一さん(中央)パーティー


右カンテを攀じるクライマー


前出の彼女たちと虹ヶ滝を経由して下山
もちろん歓声を挙げてくれました


大の字になってないけど多分ダイモンジソウ
デカい顔をしていないところが厳かでイイ

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2014年10月4日

04/10/14 リンドウあらためイワギキョウ?

パタゴニア

雪彦山(大天井岳~地蔵岳~虹ヶ滝)に行きました。

今日一番の収穫はこのイワギキョウ(?)を見たことでしょうか。


イワギキョウ

場所はないしょ。

大天井岳から見晴るかすと、ここ最近では見通しはかなり良く、家島や淡路島もきれいに見えました。


明神山と家島諸島・男鹿島


高御位山方面と淡路島

実を付けたツクバネも一緒に下山したFさんに場所を教えてもらい発見。


ツクバネ


虹ヶ滝は水量に乏しい


マンネンダケ(霊芝/レイシ)

そうそう、大天井岳で昼ご飯を食べている最中には遥か上空へと舞い上がったハヤブサが急降下する様子を目の当たりしました。

その速さたるや凄まじく、さすがハヤブサの名に恥じない速さでしたね。

再度の上空への飛来を期待しましたが、ありついた獲物に満足したのか、その後は姿を見せてくれることなく下山となりました。

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2014年9月28日

28/09/14 虹ヶ滝と大天井岳

パタゴニア

雪彦山に行きました。


副虹の虹ヶ滝

虹ヶ滝を見たあと、大天井岳に上がりゆっくりして、地蔵岳、虹ヶ滝、大曲経由して登山口へと戻りましたが、今日のメインはこれで決まりの虹ヶ滝でしょう。


虹ヶ滝


この岩が邪魔になり虹が小さくしか架からなくなります

この虹は、これからは陽が低くなるに伴い架かる位置が次第に高くなり、真中の岩と干渉しあうようになるので小さくしか現れなくなるでしょう。


大天井岳で水彩画の原画をスケッチされているご夫婦がおられました


見下ろす地蔵岳付近も、やがてきれいに色付くでしょう

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2014年9月20日

20/09/14 覗き岩展望台のギボウシ

パタゴニア

雪彦山・大天井岳‐~虹ヶ滝、周回しました。


覗き岩から覗くと岩場にギボウシ


登山口の百日紅(サルスベリ)は読んで字の如く、未だに咲いています


ススキとギボウシのコラボは何だかアンバランスな気もしますが・・・


七種山塊と高御位山遠望
くもり空ながら眺望は良好でした


ちょっと違ったアングルで大天井岳の祠を背後から撮ってみました


水を充填しました
さすがはキクの花 二週経っても、まだまだあでやかでした


最近、雨が降ってないので虹ヶ滝は水量に乏しく見場がありません

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2014年9月16日

14-15/09/14 易老渡~光岳~聖岳~便ヶ島

パタゴニア

今夏のリベンジも込めた今山行。


サンピラー(太陽柱)を従えた黎明の富士

この山域はいずれを入・下山口にしても、かなり不便なことは覚悟の上ながら、その中でもより制約の大きい静岡側からの入下山はやめ、ある意味、自由の利く南信の遠山郷を入下山口として、やや強行の一泊二日で光岳と聖岳に行ってきました。

メインは百名山の光岳でも聖岳でもありません。

何を隠そう百名山ではない上河内岳で、そこから朝の光景を見る(撮る)ことです。

光岳~聖岳間には上河内岳のほかにもピークがいくつもあり、どのピークからも富士山は望めるでしょうし展望も素晴らしいと思います。

その中で上河内岳を選んだのは深い意味はありませんが、『山と渓谷』8月号にあるように、ここが最良の展望台だと踏んだからです。

で、茶臼小屋を未明に出て歩き始めた甲斐がありました。

この日のショーは朝日がわずかに地平線から顔をのぞかせたあとの、わずか数分間で終幕してしましたが、目の前にはこれまでに見たことのないほどの素晴らしい光景が広がりました。

ここからだと富士山が大きく、本来こうあるべき主役として存在してくれるので他の光景も相乗効果的により素晴らしく感じました。

山行の詳細はヤマレコ

第9回たつの市美術展で入選した、上河内岳で撮った写真はこちら

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